
今年ももう終わっていきますね。
皆さん、どんな年末を過ごされてますか?
私は、以前ここでも書いた右腕のケガで、医者からあまり右腕を使わないようにと言われ、ギターもろくすっぽ弾けないでいます。
毎年、この時期は、普段ケースにしまいこんでいて弾く機会が少ないギターをケースから出して、たっぷり弾くようにしてるんですが、今年はそれもままならず・・・。
そうそう、ギター・・といえば・・・
以前・・・こんな歌を作りました。
今から何年も前です。
一応完成はさせたんですが、あまりたいした出来にならなかったので、一回フォーク居酒屋で「お試し」で歌ってみただけです。
人前で歌ったのは、その時だけです。
この先も、人前で歌う機会は・・・・無いような気がしています。
昔、ある旅先で訪れた村にいて感じたことや、ある写真やイラストを見て感じたことを一つにして一気に作った歌でした。
ですが、出来上がってみたら、なんか「ありがち」な内容にも思えたので、自分の中でボツになりました。
除夜の鐘の日が近づき、なんとなくこの歌を思いだしたので、ボツ歌のこの曲の歌詞だけでも、書いておこうと思いました。
で、ここに書くわけなのであります。
● 鐘の音、響いた ●
作詞・作曲 だんぞう
遠いお山の あの寺で
夕暮れ知らせる鐘の音が
あたりに淡く響いてる
田んぼや畑も聞いている
かやぶき屋根は染まってる
たそがれ色に染まってる
子供はいつしかいなくなり
この村 いつまで続くやら
あのコはこの村 出て行った
電車で夢を 追いかけた
その後の便りは消え果てた
都会でどうしているのやら
騙されてなけりゃ いいけれど
汚れてなければ いいけれど
はかない望みと 分かってる
ここに帰る日は あるだろか
もうすぐ誰かが来るだろか
いえいえ 誰もおりませぬ
いずれ何かが 変わるのか
この村までには 届かずに
誰かが悪いわけじゃなし
村のせいでもありませぬ
お寺の鐘は 鳴り響く
この村包んで 夜になる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この暮れの時期というのは、帰省の季節。
仮に普段静かな村でも、人が帰ってきて、活気を取り戻す村もあることでしょう。
そんな村に思いをこめて。
私が昔旅先で訪ねた村に、幸あらんことを。
そして大晦日。
今年一年、ありがとうございました。
また来年も、よろしくお願いいたします。
このブログに来てくださる人たちにとって、幸せな一年になりますように。
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