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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

私の「日本全47都道府県完泊の旅」完結編5。ついに最終ゴール福岡県へ!

2018年06月20日 | 

さて、日本の全47都道府県全てに泊まる・・・というテーマの私の旅、いいいよ最後の県に泊まる時がきた。

それは福岡県だった。

福岡県には博多という、大きな町がある。日本でも有数の大都市だ。

そんな福岡県にまだ泊まったことがなかった・・・というのが意外に思われる方もいらっしゃるかもしれない。

私は旅先選びをする時、温泉や自然風景で選んでしまうことが多いので、博多のような大都市は選びそびれていた。

 

厳密に言うと、福岡県には過去に一度だけ足を踏み入れたことがあった。

それは高校時代の修学旅行でだった。

バスで下関まで行った時、一瞬福岡県にも渡ったのだった。

だが、福岡県に居たのはその一瞬のみ。だから私としては福岡県は「行ったうちに入らない場所」だった。

なので、ちゃんと降り立ち、現地で泊まろうと思った。

 

博多には私は思い入れがあった。

70年代当時から、いつも気になっていた。

それは博多には「ある場所」があるからだった。

私が福岡県に泊まるなら、まずは博多しかない。そう思った。

その場所に行くために。

福岡に行って、博多に行かずに、「ある場所」に行かずに帰京してしまったのでは、悔いが残りすぎる。

それではある意味、私にとっては何のために博多に行ったのかわからなくなってしまう。

その場所は、その意義から言っても、また長年私の中に気になっていた思いから言っても、私の「日本全47都道府県・完泊」の旅の最終目的地にするにふさわしい場所に思えた。

 

 

↑ 宿を出ると、この日も良い天気。バイキングの朝飯の場合、食べすぎ注意。さもないと昼飯が食べられなくなるぞ。

 

↑唐津の町よ、良い天気をありがとう。 もうすぐこの町を去らねばならない。

 

↑バイクでツーリングしたり、自転車でゆったり巡るにも良さそうな立地、そして風景。 のどかだなあ。

 

さて、宿を出た。この日も良い天気だった。

東唐津駅から電車に乗り、私は博多駅に向かった。

東唐津は静かな駅だった。ここから電車で博多にまで行けてしまうのが、少し意外な気もした。

 

↑「東唐津駅」のホーム。再びこの駅に来ることはあるだろうか。 

 

↑もうすぐ電車が来る。電車が来たら、佐賀県から福岡県まで移動することになる。ここから一気に博多に出れるわけだから、アクセスは良い。 

 

海沿いの景色を見ながら、のどかに電車は進んだ。

東唐津から博多駅まではけっこう時間がかかるので、途中で何度もうつらうつらしてしまった。

やがて博多駅に到着。

↑博多駅に到着。さすがに駅が、でかい。 

 

↑博多駅の駅前の風景。さすが日本有数の大都市。 

 

まずは前述の「最終目的地」に行く前に、せっかく博多に来たのだから、あの有名な太宰府天満宮に行ってみた。

博多のバスターミナルから直通のバスが出てるので、アクセスは良かった。

 

で、大宰府駅に着くと、さすがの賑わい。

まるで何かのイベントでもやっているかのようだった。

人も多ければ、店も多い。

店は飲食店やお土産屋が多数。

西唐津と違って、飲食店選びには困らなかったので、とりあえず昼飯をすますことに。

ただ、東唐津の宿の朝飯でバイキングをしっかり食べてきてるので、あまり腹が減っていなかった。

だが、この日の夕飯は、博多で泊まる宿にはついていない。

この日の夕飯は、博多の屋台でとるつもりだった。

屋台は夕がた18時くらいからが多いので、この日の夕飯は少し早い時間になりそうだ。

なので、昼飯は軽めにすましておこうと思い、大宰府で見つけたうどん屋で済ますことに。

つけとろうどんの並み盛りだったので、量的には私にとっては「軽め」だったが、それで十分だった。

うどんはこしがあって、うまかった。

 

↑大宰府駅、到着。ともかく賑わっていた。 

 

↑大宰府駅前の様子。多数の店が立ち並び、呼び込みもやっていた。 

 

さて、昼飯を食べた私は、大宰府天満宮の方に、道沿いに歩く。

本当に人が多い。しかも、外国人旅行者の数が半端なかった。

アジア系の国の人も多かったし、白人系の旅行者も実に多かった。

さすが著名な太宰府天満宮という感じだった。

 

↑さあ、天満宮方面に向かおう。土産物屋が多数あり、どの店に入るか迷う。

 

 

↑人が少ない写真を撮るのが難しい。 

 

 ↑一歩一歩、近づいていく。中国語、韓国語、英語、ほか、いろんな言語が飛び交う。気のせいか、アジア系の言語は声が大きく、あたりによく通る気がした。同じアジア系でも日本語はおとなしい響きに感じた。発音方法の違い?

 

 

ここで写真を撮る場合、人が写っていない写真を撮ることは難しい。

特に参道の写真を撮る場合はそうだった。

 

↑太鼓橋、心字池の看板。

 

 

↑太鼓橋。人が途切れない。学生も多い。 修学旅行の旅先で、ここを選ぶ学校は多いかも。

 

↑心字池。 

 

 ↑一瞬、人が比較的途切れた瞬間に、パチリ。

 

↑橋を下ったところで写真を撮っている集団は、外国人。ともかく外国人の来訪者が多かった。

 

 

↑あの名高い大宰府天満宮の御本殿が近づいてくる。もうすぐだ。 

 

 ↑御本殿の前の楼門が鳥居の向こうに見えてきた。

 

ご存知の方が多いと思うが、大宰府は、学問の神様「菅原道真公」をお祀りする全国12000社の総本山。神社としては頂点に君臨する存在。

俗っぽい言い方をすれば、「超大物」。

それを考えれば、その賑わいは当然なのだろう。

 

↑ 楼門。立派な門だ。さすが。 神社の大物感が漂う。

 

 ↑楼門を、やや横側から撮ってみた。

 

 ↑ さあ、ついだぞ。学問の神様「天神さま」こと菅原道真公を祀った大宰府天満宮、御本殿。貫禄が違う。アジア人、白人、など外国人が実に多い。

海外にも知られるほどの神社。学問・至誠(しせい)・厄除けの神様・・と言われている。受験生の願かけの聖地?

 

神社のそばには、色んな施設もあり、博物館もあれば、遊園地もあるとは・・。そりゃ観光スポットにもなるでしょう。

 

↑御神木、「飛梅」。道真公を慕って、都から一夜にして飛んできた・・という伝説がある。 

 

 

↑宝物殿では、幕末展をやっていた。当然、入りました。三条実美関連の展示物が多かった。

 

 

↑けっこう見てまわれるスポットが多い。 境内は広大。

 

↑如水の井戸。あの黒田官兵衛ゆかりの井戸だそうな。 ちなみに黒田官兵衛の別名は黒田如水。

 

こりゃやはり、博多に来たのなら、訪れておきたい場所だろうね、多くの人にとって。

アクセスも悪くないし、博多からそんなに遠いというわけでもないし。

特に受験生は、是非とも訪れておきたいことだろう。

 

 

いつもよりお賽銭をはずんでお参りした後、敷地内をある程度散策。

土産物屋にも少し立ち寄り。

 

 

↑ 土産物屋「松屋」。旧薩摩藩邸だった建物をそのまま使っているらしい。 ちなみに牛丼は売ってないので、念のため(笑)。

 

 

さて・・・。

太宰府天満宮はとりあえず行ってみた。

次は・・いよいよ向かおうじゃないか、「あの場所」に。

 

なんか、胸が高鳴ってきた。

ついに・・私の自己満足企画「日本全47都道府県・完泊」の旅の、ゴール地に行く時がやってきたのだ。

 

そのためには一度博多駅方面に戻らなければならない。

大宰府からの帰りも、行き同様にバスを使おうと思ったが、長蛇の列。

そこで、西鉄電車を利用することに。

 

結果論になるが、この西鉄を利用した方が、「あの場所」に行くには好都合になった。

西鉄電車で終点の「西鉄博多駅」に降りれば、「あの場所」は目と鼻の先・・にあるはずだ。

いざ。

 

 

 

 

 

 

 


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6 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2018-06-21 16:31:36



福岡県は、古来より韓国・中国から、当時の知性人・教養人が渡来し、日本と交流した歴史的地域ですね。


その伝統として、今でも東洋主要国は、「福岡県」を観光地として遊びに、また仕事に来るのでしょう。


玄海灘を越えて幾星霜、これからも友好親善と文化交流の中心地であることを祈っています。


さて、「日本列島制覇の旅、いよいよゴール」ですか!

この快挙において、そのゴールにふさわしい場所は…?

推測するに、だんぞうさんにとって、御自身の本質・本領に関わる場所ですね。


人は、目標を立てて旅をするとき、そのゴール地点は、その人の全てが表現される場所だと云いますからね。

返信する
Unknown (捨丸)
2018-06-21 19:19:49
太宰府の参道も以前に比べると随分様変わりしてますね。
中でも某コーヒー屋さんができた時は驚きました。
店舗のデザインが伝統的な木組みを使った斬新なもので、ミーハーな私はオープンしたての頃
速攻で見に行きました(笑)

細かい事ですいません。終点は「西鉄 天神駅」ですね。
天神に歴史に関わる場所ってあったかしら?
天神の街の名の由来でもあり、かの菅原道眞が太宰府左遷の折、川面に映った己が姿を見て嘆き悲しんだという謂れの「水鏡天満宮(すいきょうてんまんぐう)」ぐらいですね…

う〜ん、どこだろう?

あ!わかった〜!!!!!!!!!!!
あそこだ〜!!!!!!!!!!!!!
きっと間違いないと思います!!!!!

そっか〜、そうですよね〜、だんぞうさんイコール歴史で考えた私が浅はかでした(笑)
 
返信する
Unknown (だんぞう)
2018-06-21 22:15:21
福岡や佐賀は朝鮮半島に近いですよね。
途中で対馬を経由して行ったんでしょう。

日本と朝鮮半島は、できれば家康の時代のようにありたいものです。
日本側も朝鮮半島側も、どちらも。

ゴール地をまだ明かしてないので、随分ハードルを上げられちゃってますなあ(笑)。

興味のある人には「なるほど」という感じかもしれませんが、興味のない人には「え、それがゴールなの?」という印象かも。

でも私にとっては、感慨深い場所なのです。
返信する
Unknown (だんぞう)
2018-06-21 22:28:48
福岡に住んでたことがある人には、大宰府天満宮は馴染みの深い場所でしょうね。
福岡在住の人は、大半の人が行ったことがあることでしょう。
ともかく賑わってました。
だいぶ、昔と変わってますか?

私のゴール地は、確かにその駅の近くでした。
ちなみに、不勉強ながら、水鏡天満宮は知りませんでした、、、。

捨丸さんの予想した場所がどこかはわかりませんが、私のこのブログの普段の傾向からは外れない場所だと思います。

これでもうわかってしまったかもしれませんね(笑)。
返信する
Unknown (捨丸)
2018-06-21 23:37:00
太宰府は小学校の遠足に始まり、家族でもよく行きました。
最近も例のコーヒー屋さんのオープンの時や、
徒歩圏に九州国立博物館があるので、行く機会は多いですね。
興福寺の国宝 阿修羅像が来た時や、鳥獣戯画展にも行きました。
特に阿修羅像が来た時は、入場3時間待ちなんていう大混雑でしたね〜

「私のこのブログの普段の傾向からは外れない場所」
「西鉄 天神駅とは目と鼻の先」
うん、間違いない!きっとあそこだと思います♪
返信する
Unknown (だんぞう)
2018-06-22 10:37:00
大宰府はやはり予想通り大きな神社でした。
しかも、近くに博物館があったり、遊園地もあったり、イベント館もあったりするので、レジャースポットにも十分なりえますね。

鳥獣戯画・・・いいですね。日本の漫画の元祖ともいわれてますよね。

阿修羅像は、イケメンですから女性人気も格別だそうですね。

>あそこ

わはは、どうやらわかってしまったようですね。
私が博多に来て、一番行きたかったところです。
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