
連載してきた「東京で龍馬を探す、小さな旅」シリーズも、大詰め(笑)。
鈴が森処刑場跡近くの涙橋近辺で、旧東海道を見る。
そう、ここは旧東海道。
昔の人は歩きで、この街道を進んだ。
この辺は、当時どんな風景だったのだろう。
海っぱただったということ、土佐藩抱屋敷があったこと、砲台があったこと、龍馬が黒船に出会った場所・・ということは分かっているが、実際の景色は分からない。
当時のカメラマンが写真に残しておいてくれればなあ・・・と今思っても、せん無きこと。
ともかく、罪人はこの道を通って、処刑場に向かったのだ。
涙橋を渡る気分は、どうだったのだろう。
昔の面影はまったくないが、ここがどういう現地であったかが分かって佇んでみると、それなりの感慨が心に去来する。
写真に写っている道をまっすぐ歩くと鮫洲方面に向かうことになり、この道を逆に進むと鈴が森刑場跡に向かうことになる。
立ってる場所のすぐ後ろに涙橋がある。
写真の旧東海道の左側に、路地が見えているが、その路地を進むと商店街。
その商店街の道の左右は昔は松林だった。
更に路地を進むと龍馬像のある公園があり、なおも進むと立会川駅に出る。
駅のガードをくぐり、更に進むと、土佐藩下屋敷跡。
時々、東海道を昔の人のように「歩き」で日本橋から京都まで旅するイベントを、あちこちで目にしたり耳にしたりする。
そういう旅、私もやってみたいとは思うのだが、仕事を持ってると中々・・・。
もっとも、それ以上に、自分の体力面でも不安はある(笑)。
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