
近年、煽り運転による事件がテレビでよく報道される。
煽り運転というのは昔からあったが、煽り運転が正式に法で罰せられるようになってからは、煽り運転による事件の報道が増えた気がする。
今や煽り運転は、犯罪の一種として認識されているのだ。
私は近年の煽り運転事件に、どうも不思議な点がある。
今やドライブレコーダーがすっかり定着してきてるご時世なのに、なぜ煽り運転は起きるのだろう。
ドライブレコーダーで絶えず録画されている可能性があるのだから、何か事件に発展した時に、しかけた側はごまかしがきかないと思うのだが。
録画されてる可能性というものへの意識が、運転でカッとなるとマヒしてしまうのだろうか。
それとも、相手はドライブレコーダーなどもってないとたかをくくっているのか・・。
そのへん、よくわからない。
街角に設置されてる防犯カメラの場合、その地域に詳しい者でないと、防犯カメラはどこに設置されてるかわからない場合はあるだろう。
だが、ドライブレコーダーは、カメラがどこに付いてて、どういうアングルで録画されてるかは、だいたいわかりそうなものなのだが。
それでも、煽り運転による事件は起きている。
ほんと、単純に不思議で仕方がない。
それに・・煽り運転というのは、しかけられた者はもちろんだが、しかけた者も大事故につながる可能性もある。衝突などで。
それによって大けがはもちろん、へたしたら死ぬ可能性だってある。
そう、しかけた側も・・・だ。
ましてや、ドライブカメラで録画されてる可能性の高さも考えると・・・どう考えても、しかけた側には何の得もないと思うのだが。
煽り運転をする者には、何かの理由があるのだろう。
ターゲットにされてる車が、無意識か意識的かはともかく、煽り運転を行った車のドライバーを怒らせるような、なにかのきっかけをつくった場合もあるのかもしれない。
もしくは、煽り運転をする側には、煽りのターゲットにしている車とは無関係なことでムシャクシャしてて、そのムシャクシャを無関係の車に向けたのかもしれない。
なんにせよ、大事故になって自分が死ぬ可能性もあるわけだし、相手のドライブレコーダーに証拠として録画されてる可能性は高いし、一瞬の怒りや、それまでのムシャクシャで、その後の人生をへたしたら棒にふるリスクもある。
録画されてたら、煽り運転をやったほうが悪者になるしね。
どう考えても、得は・・・ない。
だから・・やめときましょうよ。煽り運転は。
一瞬の怒りを解消させても、それの倍返しどころか、何十倍返しをくらってしまう大損があるわけなのだし。
金銭的にも、人生の「自由時間」的にも、人間関係的にも、体の五体満足度的にも。
その他、もろもろ。
なお、写真と日記内容は関係ありません。
暴言はもちろん、暴力も克明に撮されています。
私は運転免許証は取得していないのですが、そういう映像をたくさん観てきて、「車は運転したくない…」とさらに思わせました。
煽り運転する側は、恐らく何も考えずに、いっときの怒りに委せて暴挙に出ていますね。
「死刑があっても、凶悪犯罪は絶えない」ことと同じです。
世界中、「心を喪った人間」が如何に多いことでしょうか…。
あまり愉快な動画ではない場合が多いですから。
まあ、ニュース報道の動画は見ることはありますが・・。
あおり運転の動画、恫喝の動画、事故の動画などを見ると、車の運転は怖くなりますね。
田舎の方では車は移動のために必需品だと思いますが、都心やその周辺で、電車などのアクセスが良いなら、無理に車は必要ないかな・・・と私は思ってます。
だから車は手放しました。
運転してて、一時の怒りにまかせて暴挙にでると、その反動で今はしっかり罰せられるようになっています。
なので、ドライバーは注意と自重が必要ですね。