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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「蔵の宿」の原作者、西ゆうじさんが亡くなられた・・・

2013年02月17日 | 漫画・アニメ、そして特撮

週刊漫画TIMESの、「蔵の宿」シリーズの連載で原作を担当されていた、西ゆうじさんが亡くなられたそうだ。

びっくりした。

毎週連載されていた「蔵の宿  雪と花と」だったが、ここんところ休載され、代わりにこの作品の過去の名シーンが抜粋されて掲載されていたりした。

なぜだろう・・・どうしたのかな・・・なんて思っていた私だったが、まさかそこまで容態が悪かったとは・・。

なんでも、胃がんだったそうだ。

つい数週間前まで普通に連載されていたのに・・。

幸田の爺さんと、蔵の宿との関係が今後どうなっていくのか楽しみだったのに。

これまでずっといがみあっていた・・・というか、幸田の爺さんが一方的に「蔵の宿」に色々な悪さ(?)をしてきたのだが、これまでの展開からいって、いずれは和解するんだろうと私は思っていた。

爺さんは、茜のことを実は誰よりも認めていたし。

 

だが、西さんの他界によって、蔵の宿と爺さんは永遠に和解できずに終わってしまうことに・・?

だとしたら、登場人物たちも無念だろうし、読者としては残念でならないし、なにより西さんご自身が心残りであったろう。

この週刊誌の掲載作品の中でも「蔵の宿 雪と花と」は、私が好きな作品の一つだっただけに、惜しまれてならない。

原作は西ゆうじさんで、作画は田名俊信さんだった。

このまま絶筆になってしまうしかないのだろうか。

もしかして・・・この後の展開からラストまでを西さんが原作としてすでに完成されていたのだとしたら、田名さんに作画で完結させてもらうことも可能かもしれないが・・・そういう流れになってくれれば・・とは思うが、それは虫のいい望みだろうか・・。

 

西さんのストーリーもさることながら、田名さんの絵柄が、流行りの絵柄に乗じていない、品のある絵柄だった点も好きだったのに・・・。

物語の途中のまま、絶筆になってしまうのだとしたら・・寂しい。

きっと、西さんとしては、自らの命を削っての執筆だったのではないだろうか・・。

そう考えると・・・・言葉が見つからない。

 

 

本当に、お疲れ様でした。

 

西ゆうじさんのご冥福をお祈りいたします。

西さん、「蔵の宿」シリーズは、私が毎回楽しみにしていて、欠かさず読んでいた、大好きな作品でしたよ・・・。

 


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