JR事故救助の日本スピンドル決算「次は本業がんばる」2005年05月18日 朝日新聞より
JR西日本の脱線事故現場近くに本社があり、操業を一時停止して社員が救援にあたった建設資材メーカー「日本スピンドル製造」(東証1部上場、兵庫県尼崎市)の斉藤十内(じゅうない)社長(59)は17日、大阪市内であった決算発表会見で「全国からたくさんのおほめの言葉をいただいた。亡くなった方々の分も本業でがんばりたい」と話した。
事故が起きた4月25日午前、斉藤社長は社員からの連絡で会議を打ち切り、現場に駆けつけた。発生から約20分後の午前9時40分ごろだった。「救急車も少なく、200人以上の社員を一気に救援に出せるのは、うちしかないと思い、工場の一時停止を決めた」と振り返った。約230人の社員が工場の工具やはしごなどを使い、ひしゃげた車両をこじ開けるなどして乗客の救助にあたった。
社員の献身的な救助が報道されると、同社の株価も上昇。事故前の1株220円台から急上昇して、5月6日には274円まであがった。応援やねぎらいの電子メールも毎日のように300~400通届くという。
ただ、この日発表した同社の05年3月期決算は3年ぶりの当期黒字を確保したものの、11期連続の無配で本業は苦戦が続く。斉藤社長は「今度は業績を上げないと」と気を引き締めていた。
---上記引用---
目の前で、人情だよねぇ、やっぱ。
美談にするわけじゃないけど、いい話だと思う。
JR西日本の脱線事故現場近くに本社があり、操業を一時停止して社員が救援にあたった建設資材メーカー「日本スピンドル製造」(東証1部上場、兵庫県尼崎市)の斉藤十内(じゅうない)社長(59)は17日、大阪市内であった決算発表会見で「全国からたくさんのおほめの言葉をいただいた。亡くなった方々の分も本業でがんばりたい」と話した。
事故が起きた4月25日午前、斉藤社長は社員からの連絡で会議を打ち切り、現場に駆けつけた。発生から約20分後の午前9時40分ごろだった。「救急車も少なく、200人以上の社員を一気に救援に出せるのは、うちしかないと思い、工場の一時停止を決めた」と振り返った。約230人の社員が工場の工具やはしごなどを使い、ひしゃげた車両をこじ開けるなどして乗客の救助にあたった。
社員の献身的な救助が報道されると、同社の株価も上昇。事故前の1株220円台から急上昇して、5月6日には274円まであがった。応援やねぎらいの電子メールも毎日のように300~400通届くという。
ただ、この日発表した同社の05年3月期決算は3年ぶりの当期黒字を確保したものの、11期連続の無配で本業は苦戦が続く。斉藤社長は「今度は業績を上げないと」と気を引き締めていた。
---上記引用---
目の前で、人情だよねぇ、やっぱ。
美談にするわけじゃないけど、いい話だと思う。