ごまの毎日

一日を懐古する・・・

父急逝

2005-10-22 21:39:04 | Weblog
今日の朝8時19分父が天に召されました。
享年63歳でした。

三ヶ月前に入院して、家に帰りたい帰りたいと言っていたのに
結局家に帰って来れたのは、自分の足ではなくて
他人の手によって無言の帰宅でした。

夜中の三時半くらいに実家から連絡があって病院に急行。
ナースステーションに行ったら母と弟が来ていて
医者と話をしているところだった。
父はその時にはうなりながら寝ているように感じたんだけど
実際は意識が無くって、器官がつまっていてうなっていたらしい。
もって3日くらいと言われ覚悟を決めた。
今日はまだ大丈夫と医者が言ったので
弟達は仕事のため5時くらいに帰っていった。

僕と母が残ったんだけど眠くて、車で仮眠することにしました。
そんで車で寝たと思ったらすぐ母が来て容態が急変したと。
その時は処置のおかげで持ち直したのでまた仮眠する。
その後八時くらいに呼吸が止まりそうと言ってきたので
ダッシュで病室に向かった。
父はもはや目に力がなく看護士の方々が尽力を尽くしていた。

どんどん血圧が下がってくる、脈も弱くなってる。
テレビドラマで見る光景が目の前で行われている。
そして
「ピーーーーーーーーーー」となって呼吸が止まった・・・。
心臓マッサージが行われ呼吸器で酸素を送っている。
それでも蘇生してこない。
5分ほど経って死亡確認がされた。


お酒の飲み過ぎで肝臓が壊れていたのに、お酒を飲み続けた父。
死んだときの姿は80歳くらいにしか見えなかった。
唯一の救いは意識が無くて、死ぬ時苦しまなかったことです。


父へ
いままで育ててくれてありがとう。
天国で好きなだけお酒飲んでいいからな。