本日は雨のため、不本意ながら(?)うちですごしました。
雨の日は落ち着いて引きこもりができて幸せだにゃー。
最近ハマっているのは、ガラスの仮面の二次創作(パロディ)の
サイトを見て回ること。略して「ガラパロ巡り」。(また真澄ネタか!)
「同人業界」って、なんだか怖くて近寄れなかったのですが、
こうしてネットでお邪魔するかぎり、そんなに悪くないもんですな。
てか、ハマってるんですけどね。ええ。
本編でなかなか結ばれない二人が、イラストで、マンガで、小説で・・・
もうすっかりラヴラヴだったりして嬉しくなりました。
もちろんみんなアマチュアだし、内容は玉石混交なんだけど
究極の「玉」クラスになると、プロ級の腕前で、すごく感動したりして。
リンク貼って見てもらいたいのですが、あいにく非リンクフリーが多い。
自作で再現するか。といっても絵は苦手だから、清水義範気取りの
パスティーシュでいきたいと思います。
まずは最初のお断りから。
この文章は『ガラスの仮面』二次創作の、更にパスティーシュです。
管理人の趣味で勝手に文体模写したものであり、
原作者様及び出版社様及び二次作家様とは全く関係ありません。
ご理解の上、ご覧くださいますようお願い申し上げます。
・・って、こんなかんじ?そんでタイトルと概要。
ホラーとか、アンハッピーエンドとか、R18とか・・
読みたくない人は回避できるように概要が付いてることが多い。
あと、苦情?を言われるのを回避するためもあるのかな。
「ごほうびな夜」
~マス&マヤの軽甘ディナー。短いです。
と、超定番、ディナーの設定で参ります。
マヤがその日一番の笑顔を見せたのは、食事が終わり、
銀色のカートに乗って色とりどりのデザートのサンプルが
運ばれてきたときだった。目の前のサンプルと、それを紹介をする
パティシエとを交互に見ながら目を輝かせているマヤに、
「好きなだけ選ぶといい。」真澄はそう言って笑った。
* * *
大都芸能の看板女優となったマヤは、前年のドラマが評価され
テレビ芸術大賞をとっていた。ご褒美としてなにがいいか、
所属事務所の社長である速水真澄に聞かれ、フランス料理の
フルコースを希望したのだ。
* * *
マヤは迷いに迷って、ケーキ3つとシャーベット2種類を選んだ。
「そんなに食べて大丈夫なのか?」
「はい。別腹なんです!
それに今日は速水さんのおごりでしょう?
冷血漢の速水さんにごちそうになる機会なんて
めったに無いですから。食べ貯めしておくんです。」
「ハハハ、そうしておいたほうがいいかもしれない。
しかし紅天女が、こんなに大食いだったとは知らなかったな。」
「勝手に決めつけないでください!天女の食が細かったなんて、
台本のどこにも書いてませんからね!」
そう言ってマヤは、ぷぅっと膨れたかと思うと、
華やかに盛り付けられたデザートを嬉しそうに平らげてゆく。
その様子を、真澄は満足げに眺めた。
(まったく、君といると退屈しないな・・)
* * *
「あー、美味しかった。今日はご馳走様でした!」
「どういたしまして、天女様。」と、真澄は恭しく頭を下げると、
ちらりと腕時計を見てから尋ねた。
「まだ早いが、ほかに行きたいところや、したいことはないか?
今日は全部、冷血仕事虫のおごりだぞ。」
マヤは少し考えて「あの・・無理じゃなければ・・」と、もじもじした。
「遠慮してるのか。チビちゃんらしくないな。」
「あの・・できたらでいいんですけど、
えーと・・星を見に行きたいんです。」
所属している俳優よりもよっぽど端整な顔立ちの真澄と
まともに目が合って、本物の女優であるマヤのほうがドギマギした。
「あ、でも、無理だったらいいんです、ほんとに。」
「そんなことならお易い御用だチビちゃん。君を送るついでに
少し寄り道すればいい。では店を出よう。
デザートに心残りは無いな?」
いたずらっぽい問いかけにマヤは笑顔でうなずき、二人は席を立った。
(つづく)
てなかんじか。いや、私のは続かないよ。
でも、こうやって二人を外に出してしまえば、フィアンセの紫織さんと鉢合わせて
お嬢様を激怒させることもできるし、桜小路くんに見せて絶望の沼に沈める
こともできるし、も、もちろん、二次会→目くるめく官能のラビリンスへ・・
なんてこともできるし(キャー)、どんな展開も自由自在というわけ。
まあ「お嬢様激怒」は本編で散々やられてみんな悲しい思いをしているので
わざわざ書く人いないと思いますが。
で、上手な人は、こういう会話を「そう、あの人だったら絶対こう言う!」とか
「そう、あの人にはこう言ってほしかった!」と、思わせるように書くんだな。
受け手の潜在的な望みを叶えてくれる。ドラえもんみたいなもの。
でもってさらに、これをほとんど毎日更新していたり、
連載70回を超えていたり、するのだ。すごすぎますよ。
そして・・これは不要だと思うんだけど、なぜか照れ隠しみたいな
「あとがき」があったりする。お陰でこっちが照れることもしばしば。
というわけで、ディナーのシーンを書いちゃいました。
拙い作品にお付き合いいただき、ありがとうございました。
このあとの二人をどうするか、考え中デス
みたいな。どんなスゴ腕の作家さんでも必要以上にへりくだったり
しているのが不思議。「あんた生意気よ」的な苦情とか来るのかな。
または、あえて素人的な味を残して、著作権の問題を回避しているのか。
なんかよくわかんないですけど、たいがい付いてます。
で、結論?としては。。。
これだけn次創作が溢れるということは、原作のキャラ設定が
いかにしっかりなされているかということ。
北島三郎のモノマネが芸として成り立つことは、北島三郎が
一流のパフォーマーであることの証。仮にTVで私のモノマネしても
「誰?」ってことになる。それとおんなじだと思う。
ベルサイユのばら、エースをねらえ!、ルパン三世、などなど・・
そして二次創作に至るまで、つくりがしっかりしていれば、
表現の手段はどうであってもたくさんの人に、長く愛され
続けるんでしょうねー。
雨の日は落ち着いて引きこもりができて幸せだにゃー。
最近ハマっているのは、ガラスの仮面の二次創作(パロディ)の
サイトを見て回ること。略して「ガラパロ巡り」。(また真澄ネタか!)
「同人業界」って、なんだか怖くて近寄れなかったのですが、
こうしてネットでお邪魔するかぎり、そんなに悪くないもんですな。
てか、ハマってるんですけどね。ええ。
本編でなかなか結ばれない二人が、イラストで、マンガで、小説で・・・
もうすっかりラヴラヴだったりして嬉しくなりました。
もちろんみんなアマチュアだし、内容は玉石混交なんだけど
究極の「玉」クラスになると、プロ級の腕前で、すごく感動したりして。
リンク貼って見てもらいたいのですが、あいにく非リンクフリーが多い。
自作で再現するか。といっても絵は苦手だから、清水義範気取りの
パスティーシュでいきたいと思います。
まずは最初のお断りから。
この文章は『ガラスの仮面』二次創作の、更にパスティーシュです。
管理人の趣味で勝手に文体模写したものであり、
原作者様及び出版社様及び二次作家様とは全く関係ありません。
ご理解の上、ご覧くださいますようお願い申し上げます。
・・って、こんなかんじ?そんでタイトルと概要。
ホラーとか、アンハッピーエンドとか、R18とか・・
読みたくない人は回避できるように概要が付いてることが多い。
あと、苦情?を言われるのを回避するためもあるのかな。
「ごほうびな夜」
~マス&マヤの軽甘ディナー。短いです。
と、超定番、ディナーの設定で参ります。
マヤがその日一番の笑顔を見せたのは、食事が終わり、
銀色のカートに乗って色とりどりのデザートのサンプルが
運ばれてきたときだった。目の前のサンプルと、それを紹介をする
パティシエとを交互に見ながら目を輝かせているマヤに、
「好きなだけ選ぶといい。」真澄はそう言って笑った。
* * *
大都芸能の看板女優となったマヤは、前年のドラマが評価され
テレビ芸術大賞をとっていた。ご褒美としてなにがいいか、
所属事務所の社長である速水真澄に聞かれ、フランス料理の
フルコースを希望したのだ。
* * *
マヤは迷いに迷って、ケーキ3つとシャーベット2種類を選んだ。
「そんなに食べて大丈夫なのか?」
「はい。別腹なんです!
それに今日は速水さんのおごりでしょう?
冷血漢の速水さんにごちそうになる機会なんて
めったに無いですから。食べ貯めしておくんです。」
「ハハハ、そうしておいたほうがいいかもしれない。
しかし紅天女が、こんなに大食いだったとは知らなかったな。」
「勝手に決めつけないでください!天女の食が細かったなんて、
台本のどこにも書いてませんからね!」
そう言ってマヤは、ぷぅっと膨れたかと思うと、
華やかに盛り付けられたデザートを嬉しそうに平らげてゆく。
その様子を、真澄は満足げに眺めた。
(まったく、君といると退屈しないな・・)
* * *
「あー、美味しかった。今日はご馳走様でした!」
「どういたしまして、天女様。」と、真澄は恭しく頭を下げると、
ちらりと腕時計を見てから尋ねた。
「まだ早いが、ほかに行きたいところや、したいことはないか?
今日は全部、冷血仕事虫のおごりだぞ。」
マヤは少し考えて「あの・・無理じゃなければ・・」と、もじもじした。
「遠慮してるのか。チビちゃんらしくないな。」
「あの・・できたらでいいんですけど、
えーと・・星を見に行きたいんです。」
所属している俳優よりもよっぽど端整な顔立ちの真澄と
まともに目が合って、本物の女優であるマヤのほうがドギマギした。
「あ、でも、無理だったらいいんです、ほんとに。」
「そんなことならお易い御用だチビちゃん。君を送るついでに
少し寄り道すればいい。では店を出よう。
デザートに心残りは無いな?」
いたずらっぽい問いかけにマヤは笑顔でうなずき、二人は席を立った。
(つづく)
てなかんじか。いや、私のは続かないよ。
でも、こうやって二人を外に出してしまえば、フィアンセの紫織さんと鉢合わせて
お嬢様を激怒させることもできるし、桜小路くんに見せて絶望の沼に沈める
こともできるし、も、もちろん、二次会→目くるめく官能のラビリンスへ・・
なんてこともできるし(キャー)、どんな展開も自由自在というわけ。
まあ「お嬢様激怒」は本編で散々やられてみんな悲しい思いをしているので
わざわざ書く人いないと思いますが。
で、上手な人は、こういう会話を「そう、あの人だったら絶対こう言う!」とか
「そう、あの人にはこう言ってほしかった!」と、思わせるように書くんだな。
受け手の潜在的な望みを叶えてくれる。ドラえもんみたいなもの。
でもってさらに、これをほとんど毎日更新していたり、
連載70回を超えていたり、するのだ。すごすぎますよ。
そして・・これは不要だと思うんだけど、なぜか照れ隠しみたいな
「あとがき」があったりする。お陰でこっちが照れることもしばしば。
というわけで、ディナーのシーンを書いちゃいました。
拙い作品にお付き合いいただき、ありがとうございました。
このあとの二人をどうするか、考え中デス
みたいな。どんなスゴ腕の作家さんでも必要以上にへりくだったり
しているのが不思議。「あんた生意気よ」的な苦情とか来るのかな。
または、あえて素人的な味を残して、著作権の問題を回避しているのか。
なんかよくわかんないですけど、たいがい付いてます。
で、結論?としては。。。
これだけn次創作が溢れるということは、原作のキャラ設定が
いかにしっかりなされているかということ。
北島三郎のモノマネが芸として成り立つことは、北島三郎が
一流のパフォーマーであることの証。仮にTVで私のモノマネしても
「誰?」ってことになる。それとおんなじだと思う。
ベルサイユのばら、エースをねらえ!、ルパン三世、などなど・・
そして二次創作に至るまで、つくりがしっかりしていれば、
表現の手段はどうであってもたくさんの人に、長く愛され
続けるんでしょうねー。
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