友人からジャクルシー革(トカゲ)のリメイクを頼まれた。
リメイクは苦手で基本的にやっていない。でも本物のトカゲを触れる機会はなかなかないし・・・。
ただ、とても古い。ほどくのは友人がやったのだが、革の劣化が進んでいて、ミシンを入れると破れる。
さて、どうするか?
すでにカットされている元形を生かしながら、裏に革を貼って補強しながら制作することにした。
最初はマチのふくらみが見えるように制作したが、友人から革の色が違うので気になるという。確かにね。
また、ファスナーの長さも中途半端だった。
というわけで、もう一度ほどいてやり直し。
革はミシン穴が開いてしまうので一発勝負なんだけど、そこは、同じ穴にミシン針を入れることでなんとか解決。
マチ型も変更して正面からはマチの色が見えないように修正。
ジャクルシーの硬い革をサイズカットしてぐるっと切りっぱなし!裏に革を補強!ステッチが入ることで丸みもキープ!
ファスナーのサイズも長めに変更し、脇から見ても違う色の革がなるべく見えないようになるべく気を使いながら制作。
昔のバッグは、金具がたくさんついていた。
いかにも高そう!という雰囲気を出すためだったのだが、妙におばさんぽい。
それもあってこのリメイクと相成った。おばさん臭くなくて使えそうなデザインになって良かった。
現在、このジャクルシー革はとても貴重、よい経験になりました。それにしても革が硬い!
リメイクは苦手だ!苦手だ!苦手だ!