これは、手紐の色を茶色に変更してくださいという依頼。
バッグ巾を従来より、2センチほど、横長に変更し、ハトメ部分は、手紐が茶色になったことと、バランスやお客さまのイメージを考えて、シルバーニッケルではなくて、黒ニッケルに変更。
一点ものの出来上がりです。
これは、手紐の色を茶色に変更してくださいという依頼。
バッグ巾を従来より、2センチほど、横長に変更し、ハトメ部分は、手紐が茶色になったことと、バランスやお客さまのイメージを考えて、シルバーニッケルではなくて、黒ニッケルに変更。
一点ものの出来上がりです。
今回の個展で一番人気のかたちを、無地の光沢のある革にて作成。
持ち手の細い紐の部分を共革にしようか、光沢のない無地革、とかいろいろ考えたけど、型押しの青っぽい黒の革に決定。正解(^-^)v
黒には、青っぽい黒と赤っぽい黒がある。赤っぽい黒のほうが、黒味が強く見えるのが特徴。
今回のバッグは、本体は赤っぽい黒で、持ち手部分の細紐は青っぽい黒を使用。ハトメは本体の光沢を引き立たせるように、つやなしのシルバーに変更。微妙な変更なんだけど、この微妙さが、垢抜け方を左右すると思う。
シェル型バッグのかたちを「カラフルなウールチェック」でというリクエスト。
写真(実は写真を撮るのを忘れて、携帯で撮った写真しかない)が、あまり良くないけど、生地は明るいチェックツイード。
メランジ糸やモヘアの糸、ブークレの糸などが、微妙に絡み合うチェックの生地は、イタリア製。色のセンスや織りのゆるさが、とても良い風合いのウール。
持ち手は革の四つ編み。革は加工していない生革をしようしているので、使い込むとアメ色の柔らかい革になるのがお気に入り。
革違いの茶色い財布。この形が使いやすいので、革を変えて愛用。上は牛革、下は羊革。
このサイフの良さは、薄いことです。近頃、どこに行ってもカードをつい作ってしまい、財布の中はカードだらけ、スーパーのカードに薬局のカード、パンやさんや、ジムのカードなど、10枚くらいは軽く入ってます。それにクレジットカードを何枚か。私は、薄い電卓も入れています。これだけ全部入れてもすっきりしているのが、このサイフの特徴。
巾は、パスポートが入るサイズとすっきりした細長のものの2種類あり。
一番最初に作ったときが、たまたまパスポートが入るサイズだった。これが、海外に行ったときに実に便利なのです。幅を迷っている方には、海外に行かれることが多いかどうかをお聞きしています。
お客様から、パスポートサイズは通帳も入るということをお聞きして、へぇ~と実際に入れてみると入った。パスポートと通帳の幅は同じでした。自分では気がつかないことも多く、いろんなアイデアをお客様から頂いています。
お客さまのご要望に応えて、持ち手の長さを変更して、コートの時にも、肩にかけられる長さになりました。
お客様によって、ちょっとずつ変更できるのが、オリジナルの良さです。背の高さや持ち方によって、もちろん入れるものによって、バッグの使いやすさが決まります。
オーダーの場合は、最初に何を入れて使うのか聞いてから作成するようにしています。A4のファイルが縦にはいるとか、楽譜が入るとかですね。他にも会社の引き出しに入れるので、大きさは、引き出しに入るおおきさという要望もあります。
個展の時に受注いただいたバックを、せっせとコツコツと作っています。
使っていただいたお客様よりコメント。この形はお稽古バッグにされていて、軽くてとっても便利とのことでした。
完成。綺麗に玉革が出た。
これは玉革を柔らかい革に変更せず、本体と同じ型押しの革を使って作ったもの。
固い革での玉革はむずかしいけど、技術の見せどころ。