行ってきます・とただいま・の間。

2013,1に長男から貰った、SONY NEX-F3で撮っています。
その日の事柄と撮りたて写真で残してます。

「トラと漂流した227日」

2013年01月27日 16時25分58秒 | 日記

ライフ・オブ・パイを見てきました。
朝、家事諸々を済ませ、朝食と昼食のどれになっても良いようなものを作って、いざ。。
車で20分ほどのシネマに。
あのハリー・ポッターでさえ上映初日にガラガラで、今回もそんな程度だと思ってのん気にしていたら、階段を上がった入り口から行列がぁ。。
家族連れやシルバー世代のご夫婦や2人組。2人合わせて100才になると1000円になるから。。
まあ、私は、お一人様~で。
そして、3D。これが良かった。。
とっても綺麗な画像と、迫力がありました。

内容等は、こちらからどうぞ。。http://www.foxmovies.jp/lifeofpi/

 

私は、トラや野獣の目が好きです。


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内容の中で、宗教は人にとって必要ないものだという父親と、敬謙なカトリック教徒の家柄から低い身分に嫁いだ母親は、実家から縁を切られた。
母親は、宗教は、人の繋がりを切ってしまうものだと言った。
そんな両親ではあるが、この物語の主人公の次男は、神を信じていた。
3つの神を信じていた。
それ対して言った父親の言葉が残っている。

「3つの宗教を信じているということは、結局はどれも信じていないということなんだ。」

って。
なるほどね。。。
日本人は、無宗教だという。
正月は、神に初詣をし、盆には、仏様を迎え入れ、クリスマスには、キリストの誕生なんて考えもしないでお祭りごとにしている。
どれもこれも、信じているといえば、この父親のように、どれをも信じていないことと同じなんだ。
貴方を信じているわといいながら、左を見ては、貴方こそ、信頼しているといい、また右をむいて、貴方以外は信じないと言っているようなもの。
日本で、これだけを信じているという人が、どれだけいるのだろう。

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主人公は、漂流中に、命からがら手にした魚を食べるとき、神に感謝をしていた。命を貰うということを。
実際、あのような過酷な状況でなければ、神に感謝できないといのも、悲しいことで。
私たちは、平々凡々に、毎日の食卓に上がる食材に感謝しているだろうか・・・
今日は、これが安かったからと買ってこられる食材として、卑下している・・・私。
たとえ、どんな値段であろうと、命を頂くということ、自分の生きる糧にするということを、受け入れなければ、ね。
いちいち、それを口にするとなると、重く疲れてしまうけれど、粗末にしないという心がけだけでも忘れないように、と思いました。。

とーーっても美しい映像は大満足でした。
使い捨ての3Dめがね、貰ってきました。(*≧m≦*)