行ってきます・とただいま・の間。

2013,1に長男から貰った、SONY NEX-F3で撮っています。
その日の事柄と撮りたて写真で残してます。

久しぶりの雨ですね。

2012年02月23日 09時14分21秒 | 日記

雨・・・・・

雨が降ると思い出すことがあります。
いつも、何かにつけて思い出す・・ということが多くなりました。

ここは、平坦な地ではありますが、小中高と通う道のりは長く、こんな雨の日や強風が吹き荒れる時季はとても、心配でした。
自転車で遠くは、18kmの道のりを登校するのですから・・・

ある日の下校時間。
長男の自転車がパンクをしたという、近くの知らない家で雨宿りさせてもらって、そこから電話をかけてきた。
すぐに向かうと返事をし、そこで待つようにと電話を切る。
自転車の積める車で出向く途中・・・・

次男が、田んぼ一本向こう側を自転車で走ってる。
冷たい雨が身体じゅうを叩き、あごを上げ、必死にペダルをこいでいる。

お母さんは、ここだよ。
だけど、お母さんは、長男を迎えに行くんだよ。ごめんね。気をつけて帰ってね。と、心の中で叫びました。
身体が2つあつたら、どちらの子も抱えて帰れるのに・・・と悔しくて仕方ありませんでした。

その時の次男の顔が忘れられなくて、こんな雨の日は切なくなります。
今では、車で、何時であろうが、自分の用事は片付ける。そんな年になりましたね。。

 

そして、こんな日は、やはり、母のことも思い出します。

転んだら、起き上がって行くんだよ。泣かないんだよ。

って。
そんなこと、分っているよと、思ったもんです。
でも、愛する子が、どんな苦しい直面に出会うかわからない未来への、暖かい助言だったんだなぁ・・・と思うんです。

そして、母親というものは、ついつい、子供に、「何が食べたい?  夕飯は何が良い?」
と聞いてしまいます。
それは、何が喜ばれるか、聞いたほうが確実と思うし、考えて思いつくほど料理のレパートリーがないから。
母にもよく聞かれました。
でも、決まって、そんな時は、なんでも良いんだよ。って、答えていました。
心の中では、お母ちゃんの考えていることって、夕飯のことぐらいで、他に無いんかいっ。
と、疎ましく思っていましたね。。
自分には、職場のことや、恋愛のことや友人とのこと・・・・etc 考えることはいっくらでもあって、そんな夕飯なんか、出されたものを食べるさっ。
と思っていました。

今、自分だって、その年の母親ですが、考えることは山ほどあって、しなくちゃならない用事はいくらでもあって。
それでも、夕飯のことがやっぱり、どうしても、気になるのよね。^^

だって、夕飯のために時間配分をしながら、用事をこなしていくのですから。
母もそうだったんだなぁって。。
もっと優しい娘でいられたらなぁ・・・って。

 

ぐるぐる・・思いは巡ります。

ぐるぐる・・・・