食べてもいいのん？

「クルミちゃん、ドーナツ食べたいんか？」



「バァちゃんが　むしってやるから、待っててよ」




「えっ？　いつからクルミちゃん、そんなん食べてるん？」
「この仔、おやつ、好きやよ！」
「お腹、大丈夫なん？」
「病院のカリカリばっかりやったらかわいそうや」
「ちょうど一年前の今頃、下痢して病院へ行ったやん」
「・・・欲しい言うから・・」
「・・・・・」
「食べる量は知れてるからええねん」


おばあちゃん、開き直り？
明日はおばあちゃんも血液検査でしょ

待ってぇ～！

「どないしよう・・。クルミちゃんがおらへんねん」
「出てへんかったら、ぜったい家の中のどっかにおるわ」
「私、もうよう探さんわ」


という事で　探したらベランダに出る吐き出し窓のところで
きっちり、カーテンに隠れているところを発見！





見ぃつけた！！



クルミちゃん！



待ってぇ～！



そんなぁ、逃げんでもええやん！！

まさかのお好み焼き

「クルミちゃんね、ソースが好きやねん」
「ソースが好きや言うてもあかんやん」
「お好み焼き、美味しいなぁ」
　
　話をそらすおばあちゃん。

「お腹こわしたらどうするのん？」
「大丈夫、そんなこわすほど食べへんから」
「・・まっ、そらそうやけど」
「クルミちゃん、ここのお好み焼き、美味しいね」

お店で食べることが出来ればいいのだけど
人前で食べる自信がないので買ってきてと頼まれました。
買ってくるのはかまわないんだけど
クルミちゃんに食べさせるのはねぇ・・・



ちなみに隣で私はオムそばを食べていました。
そのオムそばの上にしっかりとクルミちゃんの
尻尾がソースを撫でていました

おめでとうございます！

怖い顔をしていますが



このショール、気に入ってます。


あけましておめでとうございます。

年末におばあちゃんの50年くらいまえの
上等のショールをクルミちゃんの寝床に
敷きました。

12月に入っておばあちゃんが風邪を
ひきました。
しかし、ひどくならずにすんでやれやれでした。

クルミちゃんは無理を言わずにおりこうさんに
していました。

今年もおばあちゃんとクルミちゃんにとって
ゆっくりと時間が流れて欲しいです。