テニスの師と、お別れでした…

私は、山梨に来て間もなく、夫と一緒にテニスを始めたんだけども、

テニスどころか、まともにスポーツをしたことがなかった私に、ボールの打ち方をいちから教えてくれたのが、小林おとうさんでした。

息子さん夫婦と一緒に来ていたので、自然と「おとうさん」と呼んでいたけど～

山梨の父！だったからねぇ。ま、実際、私は父がいないので、本当にお父さんみたいだったけど。

おとうさんは元先生で、ソフトテニス部顧問だったので、毎週ていねいに教えてくれたし、練習に付き合ってくれた。私もやっと試合できるくらいに上達すると、おとうさんも喜んでペア組んでくれて、ミスしても「ドンマイだぞーう」とかいってね。

その頃は、河原のテニスコートで、お花見やら季節ごとにちょっとした宴会を開いていた。おかずを持ち寄ったりして、和気あいあいと楽しかったなぁ。うちは歩いて行けたから、ビールがっつり飲んで、おとうさんともよく喋ったなぁ。

て、お通夜から帰ってきて、我が家でも思い出話に花が咲いてたんだけど、探してみたらその頃の写真が出てきてさ。

12～3年前だと思うけど～白い帽子がおとうさんね。私はヤンキーみたいだしね(笑)

こんなおちゃらけキャラだったのね、わたくし(笑)

03年1月5日と書いてあるから、テニス初めだな、これは。

写真もまだいろいろ出てきて、話はつきないし、酒を飲んでも飲んでも酔っぱらわないから、夜中までうちの父ちゃんとワイワイやってました。

そして、本日。告別式にも行ってきた。

これでお別れ。でも、思い出はずーっとずーっと残る。

おとうさんとテニスが出来て良かったな。

おとうさんが年寄りになってきて、守備範囲が3分の2ぐらいんなって大変だったけど、面白かったな(笑)

おとうさんにツグを見せることが出来て良かったな。

おとうさんともっと話をすればよかったな。最後に話したのいつだっけ。

「ゆみちゃん、テニスやらんだけ」つってたな。近いうち、テニスに行こう。ボール打てるかなぁ～。最近は弾しか撃ってねぇからな(笑)