普通の日々

風の向こうで さまざまな想いが霧のようにひそんでる(by/Hiroji Miyamoto)

山の上ホテル

2017-08-30 14:07:15 | キモノ


着物友Hさんのお誘いで、山の上ホテルでの「作家展」へ行ってきました。
山の上ホテルはその前を通ったことはあったけど、中へ入るのは初めて。
ドアマンの方も案内の方もとてもやさしく親切で笑顔で、もうそれだけで
「優良ホテル」です!
作家展ではヴォーリズ直筆の設計図などが展示されていました。
とてもシンプルなんだけど、生活しやすさ、品格、温かみ、などが配慮された
細かな設計にヴォーリズの人柄がうかがえます。
華美ではなく、かといって質素とも違う上品な美がありますね。

せっかくなので、ホテル内のレストランでランチすることに。
レストランも敷居が高くなく、こちらのスタッフの方たちも笑顔で親切。
従業員教育が素晴らしいわ。
味はもちろん美味しかったですよ~~。


チョリソとジャガイモのキッシュ。


スズキとホタテのポワレ バジルとトマトのクリームソース


焼き立てパン。ハードクッペ、胚芽パン、ハイジの白パン
全部美味しくて、ちょっとずつ味見のつもりが3個完食してしまいました~~;


デザートはサバランとベリーのゼリー。そしてコーヒー。
サバランのリキュールカスタードが凄く美味しかった!ゼリーもコンポートみたいに果肉ごろごろ。

お腹いっぱい。満腹満足。
食事って、やっぱり誰と食べるかどこで食べるか、その場の雰囲気、会話、サービス、
いろいろの条件が揃ってこそのおいしさですよね。
ホントに大満足でした。またぜひ利用したいレストランです。

さてさて。満腹すぎて、次の予定が考えられず。
とりあえず近場のニコライ堂へ拝観に。





凄いです。こちらも初めて入りましたが、圧倒されますね。
私は無信心だけど、宗教施設って厳かで何か大きな力を感じるというか、背筋が伸びますね。
残念ながら中での撮影はNGなのですが、とても心落ち着く空間です。
高いドーム天井にステンドグラスに宗教画に、キャンドルの炎。
ひんやりとした空気の中で、なんか悪心が流される気分です。(あくまで気分)

この日はまた夏日で外を歩きまわる体力もないので、この後は池袋東武へ。
催事場で開催中の沖縄展を冷やかす。
花織とかー、紅型とかー、そりゃー素敵ですよ。
そして久米島紬。すーてーきー。
店員さん3人がかりで崖から落としにかかるけど、ふっ。崖際までも近づけないシロモノですからね。
もうぜんぜん。
あー、でもいつか、、、欲しいわね。

そんな今夏最後の着物お出かけ?になったかな。

会津磐梯☆旅日記 その3

2017-08-20 16:32:35 | つれづれ
会津3日目。最終日は会津若松へ。

まずは絶対に行きたかったこちら。


飯盛山のさざえ堂です。





そんなに大きくないお堂なのだけど、上りと下りが完全分離されていて、
人と行き交うことが無いという不思議な建造物。
どうやって建てたのかしら?そもそもこの設計を思いついたことが凄い。
不思議ですね~。すごいですね~。
完成形で現存しているものは世界でここだけらしいですよ。

続いて向かったのは鶴ヶ城。

美しいですね。
ただちょっと・・・美しすぎて。なんかあまり萌えなかったわ;
むしろ石垣とか堀とかに萌え。年のせいですかね~(笑)

お城のそばの「アドリア北出丸カフェ」というお店でランチしました。
ゆったり空間でコスパも良く美味しかったですよ~。

会津若松の街散策。
大好物の古建物がたくさんありました。
















まだまだあったのだけど、とにかく暑くて暑くて;
ちょっと街歩きには厳しい気候でした。。。
早めに切り上げてお土産売り場で時間をつぶし、会津若松を出発。
郡山駅で新幹線待ちの時間にこの旅行初めてのスイーツ。

なんでだろ?今回ケーキとかぜんぜん食べなかったわ~~!
と気づいてもものパンケーキをオーダー。美味しかった~~。

今回もあれこれ欲張り旅になってしまったけど、満喫~~。
楽しい思い出がいっぱいできました。

次はどこに行こうかな~~。
次回のために、またがんばろっと!








会津磐梯☆旅日記 その2

2017-08-18 10:33:57 | つれづれ
会津2日目は朝からオハラ☆ブレイクへ。
ホテルのシャトルバスで猪苗代駅へ。そこからはオハラのシャトルバスで会場へ。
開場は10時からだったのだけど、すでにキャンプ組の方たちがにぎやかに。
アウトドア、苦手だけどちょっと羨ましい。でも風呂無しテント泊はやっぱ無理だな~(笑)
今回のオハラでは、「極上キャンプエリア」というのがあって、
いわゆるグランピングですね。これなら・・・泊まってもいいかな~と、ちょっと思いました。

さて。丸一日猪苗代湖畔で音楽やらアートやら楽しんだわけですが、
オハラ☆ブレイクと連携企画をしている美術館がありまして。
オハラのシャトルバスで行かれるので、そちらにも行ってみました。


「はじまりの美術館」

震災でも崩れなかった古い酒蔵をリノベーションして造られた美術館で。
ここもホントに素敵だったの~~~♪


梁も立派で、靴を脱いで上がるのだけど、この床が!展示部屋ごとに違って
温かみのある木の床で裸足で歩いてホント気持ち良いのです。
カフェもあって、とても居心地の良い美術館です。

この日展示されていたのは写真、絵画、工藝、造形、ジャンルは様々でしたが
空間との一体感があってどの作品もホントに楽しめました。


擬態する私(笑)
部屋にソファが一つ置かれていて、壁紙もファブリックも全部黒地の花柄になっていて
同じファブリックでできた上着を着てこの部屋に入ると、自分も作品の一部になれる、
という作品です。面白かった~。他にお客さんがいなかったので、いろんな写真撮っちゃった(笑)

そして観るなり「これ欲しいーーーーー!!!」と叫んだのが



本当に庭の草花を挿したものかと見紛うくらいに精巧。繊細で美しくて。銀なんですよ。
一気に虜になりました。
またどこかで観ることができるかしら。鈴木翔太さんという作家さんです。

この日は夜までオハラ☆ブレイクを満喫。
ホテルに帰って温泉に入って、部屋飲みで二日目終了。


つづく


会津磐梯☆旅日記 その1

2017-08-16 18:27:28 | つれづれ
ライブ遠征に絡めての旅。っていうのが最近のお気に入り。
お気に入りというか、手段というか・・・。
「友達と旅行に行ってきます!」と家族に言うのはなんとなく気が引けるのだけど
「ライブ行ってきます!ちょっと遠くへ。」とは言えるのよね(笑)
まぁ、長年の蓄積、経験値とでも言いましょうか;

そんなわけで、オハラ☆ブレイクに絡めて福島へ前のり~。
しかしホントに交通アクセス悪くてね、観光地へ行くのが大変。
なので、初日はホテルのオプションツアーに申し込み、半日バス観光。
これ、最少敢行人数2名~だったんだけど、申し込みが私と友人の二人だけ。
バス貸し切りでした(笑)

まずは五色沼。

五色沼で車が停められるのはここ毘沙門沼だけだそうで、ここからぐるりと散策できるようになってるようです。
時間があまりなかったので、他の沼までは行かれなかったけど、この沼のほとりをさくっと散歩。
ちょっとしたトレッキング気分も味わえます。

ホントにキレイで癒されるわ~~。
写真イマイチですけど、もっと澄んでてキレイでしたよ~。

お散歩のあとは諸橋近代美術館へ。

ここが、とにかく凄かった!
まるでヨーロッパのお城。門を入るとキレイに生え揃った青々とした芝生が広がり、小川が流れ
その向こうにシェーンブルン宮殿を模したような建物が。
もうこの光景だけで歓喜!!

この美術館は比較的新しいようで、1999年開館だそうで、
サルバトール・ダリのコレクションが凄い。
ちょうど「ダリの美食学」という企画展をやっていたのだけど、面白かったです。
なかなかにグロい作品も多くて(笑)
一緒に行った友人は、先日東京で開催されていたダリ展にも行っていて、
その時の展示品の多くがここの美術館からの出展だったらしいです。
絵画はガラスケースに入ってなくてかなり近くに寄って観られたし、
何より客が少ないので、ゆっくりじっくり観られます。
やはり地方の美術館はいいですよね。建物自体も素敵だし。
旅先で美術館は外せないな~。
図録もB5版と小さいのだけど、お手頃値段でお土産にもぴったり。
カフェも併設されてるし、おすすめの美術館です~。あ、お庭は無料で入れます!

このあと、もうひとつ沼へ行ったのだけど、名前忘れてしまった;
物産館などに寄ってホテルへ。
温泉に入ったあと、夕飯はホテルの居酒屋へ。

酒処、美味しい地酒の飲み比べなどしてみたり(笑)
いろいろが美味しかったです~♪

つづく




オハラ☆ブレイク

2017-08-15 10:06:22 | 音楽
パソコンの調子が悪くて(と言い訳)更新ができませんでしたが。
もう8月も半ばですねー。
8月の前半は、かっ飛ばしてましたのよ、ワタクシ(笑)

なんと。夏フェスに参戦してまいりました!

とは言っても、フジやロッキン行ったら確実に死ぬと思いますんでね(笑)
大人(おばさん)に優しい「オハラ☆ブレイク」に行って参りました。



朝9時代の新幹線で郡山へGO!

あ、もちろんちゃんと家人たちへおかずたっぷり作り置きしてきましたよ~~。

心置きなく遊ぶためにね。だから朝からビールですよ(笑)

オハラ☆ブレイクは福島県の猪苗代湖畔のキャンプ場で開催される自然とアートと音楽を楽しむフェス。
規模も小さいし、音楽もアコースティック主流でゆったりのんびりがコンセプト。
このフェスにエレファントカシマシのボーカル宮本浩次がソロで出演!
なので、おばさんもがんばって追っかけちゃいました!(笑)

しかし。猪苗代、アクセス悪い~~;
ここはね、やはりね、車で行くとこです。車無いと大変。
でもま、あくせくせずに、ゆる~~く参戦するには良いかも。

ということでオハラです。

3つある中で一番大きなステージです。ホントに湖畔のほとり。
朝のうちは雲が多かったのだけど、昼前にはピーカン。暑かった;
でも木立も多くて、木陰にいれば気持ち良い風を感じられました。



湖面キラキラ。水も凄く澄んでいてキレイ!


サニーデイ・サービス、フラワーカンパニーズ、FLOWER FLOWER、LOVE PSYCHEDELICO、などなど
離れたところでのんびり聴いて楽しんで
チャボ&SAKISHIMAmeetingのときにずんずんとステージ前へ。
チャボはもちろんかっこよくてギター最高に上手くて。で、初めて聴いたサキシマミーティングが実に良くて!
一気にファンになってしまいました。

そしてそして。いよいよ宮本さん登場!
もうね、ファンはみな学芸会に出る息子を見守る母の気分(笑)
一人だとギターもおぼつかないし、自分でも「ドラムがいなくて愕然とした!」って言うし。
演奏足りない分をなんと口ギターで補うし(笑)
それでも、「はじめての僕デス」フルバージョン、「いとしのエリー」、「君が僕を知ってる」など
バンドではありえない超レアな曲をやってくれたし。
まあ、いとしのエリーは途中歌詞が飛んでしまい固まるという事態にもなったけど(笑)
そんなこんな全部許される貴重なキャラです。宮本さんは。
あっという間の小一時間。楽しかったな~。
宮本さんの演奏が終わった頃には夕焼け。


フェス飯の「いかにんじんカレー」とモヒート

美味しかった~。
他にも福島産直の野菜や果物などが売られていたり。







生食のとうもろこし。すっごいジューシーで美味しかった~~!トマトも!

そして会場内のあちこちに展示されていたアート作品。









綿花から糸を紡ぐワークショップに参加したり。
丸々一日たっぷり五感を使って楽しみまくりました。