普通の日々

風の向こうで さまざまな想いが霧のようにひそんでる(by/Hiroji Miyamoto)

興福寺 仏頭展

2013-09-19 21:27:13 | つれづれ

エレカシ復活の日。
野音の中へ入れず、六本木の映画館でライブビューイングする予定だった私Iちゃん。
お昼に野音前で集合し、物販の列に並びグッズを購入後、日比谷公園内でビールをいただき
その後日比谷公園から上野公園へ移動。公園を通り抜け、藝大美術館で開催中の
「興福寺 仏頭展」へ行ってきました。

数奇な運命をたどった国宝「銅造仏頭」ならびに仏頭の守護神として造られた
国宝「木造十二神将立像」、国宝「板彫十二神将」の揃い踏み展示です。

白鳳時代の仏頭は「白鳳の貴公子」とも呼ばれ、静かな微笑みをたたえている・・・
とパンフレットには書かれていますが、私には「微笑み」というよりなにか
遠くを見つめているような、すべてを見透かしているような、凛としたお顔に見えました。
「私は何もかもわかっている・・・」とでも言いたげな。

仏頭さん、頭部だけが残ったとは言うものの、片耳は無く後頭部も大きく失われ
とても痛ましいお姿なのだけど、バーチャルリアリティ技術による復元された全身姿より
現存の仏頭さんのほうがより威厳を感じるのは その痛ましい姿と対比するような表情からなのでしょうか。

今回の展示、私的には仏頭さんより、十二神将がお目当てだったのですが
展示方法がとても良かったです。
十二神将立像は、広い展示場の奥に置かれた仏頭さんを守るように広くスペースをとって
ガラスケースも無くぐるり360度拝見できるように展示されてました。
すごーーく近づいて細部までじっくり観られます。
照明は明るすぎることなく、厳かな寺社の雰囲気も感じられます。

板彫の十二神将は、ちょっと漫画チックでユーモラスな感じ。ただ、板彫とは思えないほど
精緻で重厚な彫りで、素晴らしい立体感です。

立像の方は装飾からお顔の表情までリアルで躍動感のある猛々しさ。
十二神将それぞれの頭上には十二支の動物が乗っていて、私の干支「午」を乗せていたのは
「珊底羅(さんていら)大将」さんでした。なかなかのかっこよさでしたが
十二人の中で一番のイケメンは「安底羅(あんていら)大将」さんでした!(個人的意見)

一級の美術品として堪能するも良し、信仰の対象として崇めるも良し。
仏教美術は奥が深いですな。



そうそう。今宵は十五夜満月。
仏像と月ってなにか通じるものがあるような気がします。
「月」を歌った名曲も数多くあり、日本人の心に響く何かがあるのでしょうね。

エレカシ 復活の野音

2013-09-15 18:18:17 | 音楽
ついに復活です。
約一年ぶりにエレファントカシマシが復活です!野音で!

エレカシとともに真夏の暑さも復活!30度越えの暑さの中、日比谷野音へ行ってきました。

野音限定Tシャツとポストカードなど、グッズも買ってね。


でもね・・・・。中には入れなかったの。


ファンクラブに入ってるのにチケット取れないなんてーーーーーーーー!!(号泣)

ホントになんで私たちがあの中に入れないのか全然理解できないっ!

と、一緒に行ったIちゃんとブチ切れながら(笑)野音を後に。
日比谷公園ではなにやらビールフェアみたいなことやってる。
(一昨年のエレカシ野音ライブのときにもやってたような)

「飲まなきゃやってらんねーよ!」な、オバサン二人は迷わずフェアの中へ。

六甲ビールだって。(訳あってあえてドイツその他地ビールではなく神戸産を選ぶ)
暑さとアルコールで真っ赤な顔してオバサン二人盛り上がる。

で。そのあと無料で小瓶のビールをIちゃんとそれぞれ3本、計6本のビールを貰ったり
その瓶持って上野へも行ったんだけど、それはまた別記事で。


野音に入れなかった人は当然他にもたくさんいたわけで、その救済策として
今回は全国各地の映画館でのライブビューイングを開催。
私たちは六本木のTOHOシネマへ。


生の映像ではあるけれど、やはり映画館ではライブ感が・・・・・。
みんな静かに座って観てるし。
でも顔のアップでメンバーの表情とか細かいところが見れるのは嬉しかったかな。
何より宮本さんが元気に復活したステージをリアルタイムで観られたから、うん。良かった。
やっぱり緊張してる感じはあったし、MCはほとんど無くて、でも言いたいことはありそうだけど
言えないから歌で届ける!っていう宮本さんの気持ちがビシビシ伝わってきて。
以前と変わらぬ(それ以上かも)声量とパフォーマンスで素晴らしかった。
高音出すときとか、時々耳に手をあてるしぐさをするんだけど、その度に胸がぎゅーっと
締め付けられる。
なんというか、私、この人に恋してるんだわ(#^.^#)と思ってしまう(笑)
好きな曲いっぱいやってくれて、新曲もあり、本人も言ってたけど「詞を丁寧に歌います。」って
ホントに一生懸命丁寧にファンに届けてくれたステージでした。

今頃、野音では2日目のステージ。
今日のもチケット取れなかったから外聴きするつもりでいたんだけど、台風が来るっていうから
早々に帰ってきてしまいました。
なんか今は野音上空は晴れてるみたい・・・。
ミヤジの復活祝い。晴れて良かった。行かれなかったのは至極残念ではあるけれど。
きっと今日のステージも凄いんだろうな。
そして来月の大阪も!
私は来年のスーパーアリーナまでミヤジには会えないけど、でも復活良かった!
エレカシサイコー!

酷暑のおでかけ

2013-09-02 14:58:46 | キモノ
9月になりました。
次男の学校も始まり、ようやく平穏な日常が戻ってきました。
それにしても今年の夏は暑かった・・・・。

そんな酷暑続きだった8月最終日、久しぶりに着物でおでかけしてきました。
毎年暑いアツいと言いつつも、けっこう真夏にも着物でお出かけしてたのですが
さすがに今年の暑さは耐え難く、引きこもりの日々が続き、約一ヶ月ぶりのお出かけ。

向かった先は東京スカイツリー。。。。のあるソラマチ。
スカイツリーには登りませんでしたが、31階にあるレストランでランチしたので眺望は楽しめました。

野菜をたっぷり使った自然派イタリアン『LA SORA SEED』さん。
野菜がホントに美味しくてたっぷりいただいちゃいました。
食事のあとはソラマチ内にある『すみだ水族館』へ。

夏の水族館は涼しげでいいわ~・・・と思うのは皆同じなようで、かなりこんでました。
それでもこじんまりとした水族館で色とりどりの魚たちを見て癒されました。

今回は着物友のYさんの提案で『虫オフ』虫モチーフのものを身につけてのオフ会。
しかし。もともと昆虫が苦手なので、あんまり虫モノ持ってないのよね。
季節的にビミョーなんだけど天道虫のついた蛙ブローチを帯留にして、トンボ柄のてぬぐい持参で参加。

みなさん、それぞれに虫を身につけての参加。人のコーデを見るのが楽しいのよね。
この日は予想最高気温が35度!ってことだったので、麻にしようか綿にしようか朝まで悩んだのだけど
暦の上では夏物最終日なので、今年まだ着てなかった長板中型染めの浴衣を襟つきで夏着物として着ました。
長じゅばん無しで、さらしにステテコ、美容襟。という完全胴抜きスタイル。これはかなり涼しいです。
帯は型染めの麻名古屋。
今年は真夏にお出かけあまりしなかったので、締められなかった夏帯がいくつかあるな~。
来夏はもう少し着物適温になってくれるといいのだけど。
浴衣は一通り着たけど、もっといっぱい着たかったな~。
あーー、でも。早く袷の着物が着たい!