普通の日々

風の向こうで さまざまな想いが霧のようにひそんでる(by/Hiroji Miyamoto)

ド・ド・ドーンと集結!!~夢の競演~

2018-03-21 21:18:33 | 音楽
エレファントカシマシ30周年記念ファイナル。
その翌日、再びさいたまスーパーアリーナへ。
今度は「スペシャル」
何がスペシャルってホントに超スペシャル!!

だって。だって。エレカシの30周年に花を添えるためにスピッツとミスチルが対バンに!
こんな豪華な顔合わせ、スペシャルというか奇跡!
もう、このコンサートの告知が出てからずっとざわざわですよ。

日曜日のせいか、新都心駅まわりは昨日よりあきらかに人が多い。
ライブ前にはらごしらえ、と思ってあちこち探すもどこも長蛇の列。
(2時過ぎなのに・・・なぜみんなこんな時間にご飯?)
しばらくごはん難民となりあちこちうろうろするも、あきらめて
昨日見つけた穴場の中華屋さんへ。二日連荘で(笑)
 
とりあえずエネルギー補給しとかないとね。

そして会場へ。
昨日、アリーナ席にあった花道も取り払われて、びっしり席ができてました。
人が多いわけだ。
昨日とは違いスタンド席、ステージ向かって右。でもよく見えるーー。嬉しいー。
立ってはもちろん、座ってもステージが見えるよー。私にとっては神席。

トップバッターはスピッツ。初生スピッツ。
ボーカルのマサムネさんがエレカシファンだってことは知ってたのですが
「エレカシ大好きで、正座して聴いてました。」って。

なんつーか、軽やか。爽やか。マサムネさん、ホント妖精的。
エレカシの曲「浮雲男」をカバーしたのだけど、曲自体はそんなアレンジしてないのに
すごい爽やかな。
「ぷかり ぷかりと たばこの煙」と煙草を吸ってる男の歌なんですけど
ツイッターでは「まるでヤニ臭くない煙」とか「草原で寝ころんでるイメージ」とか
エレカシファンもびっくりの爽やか浮雲男でした。
草野さんが歌えば嫌煙家も許してくれそうな雰囲気でした。
しかし、スピッツのベースの人、すごい動きまわってた!
ボーカルもギターもずっと定位置なのに。すごい運動量だった。

そして続いて登場がミスターチルドレン。
もう、とにかく華やか!圧倒的にエレカシファンが多いと思われる会場も
一瞬でミスチルの世界に。
桜井さんもエレカシが大好きなようで、「大好きです!」と何度も何度も言ってました。
そして生で聴く「イノセントワールド」思わず涙。
会場中で大合唱。やっぱり誰もが知ってる大ヒット曲があるってすごいことだな。
ミスチルは「太陽ギラギラ」をカバー。かなり古いエレカシ初期の曲です。
地味な曲なんだけど、私も大好きな曲!桜井さん歌上手いし、すごく良かったです。

そしてエレファントカシマシ登場。
「スピッツもミスターチルドレンも、ホント凄いバンドで、
涙キラリも大好きな曲で泣いちゃって、イノセントワールドも凄くて
そんな素敵な歌が大好きなバンドと一緒にやれて、嬉しくてうれしくて。」
年取ると涙もろくなるよねー。泣いてる宮本さん見て、私もまた泣く。

スピッツもミスチルも知ってる曲を多くやってくれて(まぁ、それだけヒット曲が多いのだけど)
エレカシも今宵の月・・・路線の耳馴染みの良い曲を並べてくるのかな?
と思ったら、しょっぱなからロックテイストバリバリの曲を連打。
勝ちに行く攻めのセトリでした。
でも、これがエレカシだよな~。決して寄せていかない。
スピッツファンもミスチルファンも驚愕しただろうけど、楽しんでくれたら嬉しいな。

最後は3バンドでエレカシの「ファイティングマン」夢のようなステージでした。
(私は電車の時間があったので泣く泣く途中退場;;)


もう買わないと決めていたグッズですが・・・・
30周年の記念だから・・・ってことでね。

アルバムジャケットをプリントしたチロルチョコ。
いつ食べるか。それが問題(笑)

スピッツ セットリスト

春の歌
恋する凡人
8823
初恋クレイジー
チェリー
愛のことば
スターゲイザー
浮雲男(エレカシカバー)
みなと
涙がキラリ☆
さわって変わって
スパイダー
トンガリ’95

ミスチル セットリスト

Everything(it's you)
HANABI
inosent world
太陽ギラギラ(エレカシカバー)
and I love you
here comes my love
himawari
やさしさ(エレカシカバー イントロにかぶせて)
名もなき詩

エレカシ セットリスト

RAINBOW
奴隷天国
悲しみの果て
星の砂
風に吹かれて
笑顔の未来へ
桜の花、舞い上がる道を
風と共に
ガストロンジャー
今宵の月のように
Easy Go
FLYER

ファイティングマン





エレファントカシマシ30th anniversary FINAL 

2018-03-20 15:25:27 | 音楽


昨年の今頃、大阪城ホールでスタートしたエレカシの30周年記念コンサート。
大阪城を皮切りに、全国47都道府県で敢行。
そのファイナルが3月17日にさいたまスーパーアリーナで開催されました。
昨年の47都道府県ツアーで、私は最初の大阪城ホールと
東京北区と八王子(北区はバンド出身地なんで東京2か所に)に行きました。
ファンの方たちの中には、あちこち遠征して全か所制覇!なんてツワモノも。
エレカシと一緒に旅も楽しめてそれはそれでとても楽しそう。
時間と金銭的余裕があれば、私も全国回りたかったわ(笑)

ツアーの合間にも、恒例の野音、フェス、カウントダウン、そして紅白歌合戦初出場。
年が明けての大阪、東京での新春コンサート。
と八面六臂の大活躍。
その締めくくりのコンサートでした。

ツアーを廻ったのはメンバー4人+サポートメンバー(ギター、キーボード)2人でしたが
今回はさらにホーン隊4人、ストリングス8人を加えての大編成。
ホーンとストリングスが入ると、無骨なエレカシサウンドがなんとも華やかに!
セットリストもツアーとはだいぶ変えてきて、3時間半たっぷり。
新曲も聴けたし、大満足。
そして最後の最後、鳴りやまないアンコールの拍手に迎えられて登場のメンバー。
宮本さんは「予定の曲は全部やっちゃったんだけど、、精根尽きてよろよろですが・・」
と言いながらも最後のアンコール曲「4月の風」を。
そして感極まって涙・・・。客席でもすすり泣き、嗚咽。
ホントに素晴らしいライブでした。

でしたが。私の席はアリーナの46列目。
ほぼほぼ見えませんでした。スクリーンさえも。
それでも、超人的な宮本さんの声量はビンビンと響いてきました。
見えないぶん、音に集中して楽しめました。ホントに歌上手い。

宮本さんが言った言葉で
「40代は中年の老年期、50代は老人の青春期!」
そう、まさに私青春してるわー!(笑)