普通の日々

風の向こうで さまざまな想いが霧のようにひそんでる(by/Hiroji Miyamoto)

アート&イート

2012-11-25 22:55:17 | つれづれ
久々の上京。Fちゃんと。
打ち合わせしたわけではないのに、二人とも赤っぽい装束。双子チック。
赤い特急電車でお江戸へ。
まずは腹ごしらえ。飲茶ランチ。
噂の「よだれ鶏」が美味しかった~!ビールが進む!

軽くランチのつもりが、思いのほかガッツリ満腹。
なので次の目的地への地下鉄乗り継ぎ移動をやめて、山手線原宿駅で下車。
表参道をウォーキング。
腹ごなし、のはずだったのに。途中でアイスなど食べてしまったり。。。
表参道をひたすら直進。流石の方向音痴二人組みも迷う余地なく目的地に到着。

根津美術館にて柴田是真展を鑑賞。
やっぱり凄い。ZESHIN・LOVE
根津美術館、こじんまりした美術館ですがお庭がとってもステキなんですね~。

イケメンもいたりして。お庭散策だけでも十分楽しめるステキな都会のオアシスですわ。
ゆっくり散歩・・・したかったのですが、まだこの先でもう一人と待ち合わせ。
なので後ろ髪ひかれつつ美術館を後にまたまた移動。

次に向かったのは神楽坂。
ここでは方向音痴っぷりをいかんなく発揮。
待ち合わせのHさんが電話をかけてきてくれなかったら、私たちどこまでも逆方向へ行ってたわね・・・。
そんなこんなでなんとか無事に目的地の「わかったカフェ・ダイアン」へ。
住宅地の中の小さなギャラリー&カフェ。
Hさん大絶賛のマカロニグラタンをいただく。
4時間前にランチ食べたばかりなんだけど・・・早夕飯?おやつ?
食べれないよ~・・・なんて言いつつ結局キレイに平らげてしまった。。。
濃厚でどこか懐かしい味のマカロニグラタン。お薦めワインと一緒に美味しくいただきました。

居心地の良いカフェで、すっかりくつろいで楽しかったわ~♪
満腹。なんですが、まだまだ次があります。

最後の目的地、新富町。
ガテン系ヴァイオリニスト西垣恵弾さんのリサイタルへ。


デザートワイン?微発泡白ワインとともにステキな演奏を堪能しました。
美味しいものと美しいアートと心地よい音楽。最高にシアワセな一日でありました。

ウール

2012-11-20 23:08:03 | キモノ
初霜が降りたりして、ここ数日朝晩の冷え込みはめっきり厳しくなりました。
乾燥して肌もカサカサになってくるし。寒くてこわばるし。
冬、やっぱり苦手だわ。。。

寒くなってくると活躍するのがやっぱりウール。
昨日のお茶のお稽古にもウール着物で。

この着物は着物を着始めたホントに初期の頃、ヤフオクで確か500円か1000円で
落としたもの。
着用感も無く、とてもキレイで仕立ても丁寧でサイズピッタリでとても着やすい。
色柄もポップで大のお気に入りでした。(今もだけど)
ウールだと絹モノより硬かったりごわついたり、モサモサしたりということもあるのですが
この着物はそんなことも無く、紬っぽい風合いで着付けも楽。
洗濯もらくらく。もうどんだけ着たことか。
たぶん、手持ちの着物の中で最多着用率だと思われます。
これからも、たぶんガンガン着て擦り切れるまで着倒すつもり。

ウール着物は他にも何着か持ってるのだけど、洋服ではウールは少ないのです。
セーターとかって、一度着ただけで洗濯しないでしょう?
みんなは一度着たセーターはどうしてるんだろう?
そのまま箪笥に戻すのかしら?
一度着たものを、洗ってキレイな服が入ってる箪笥に戻すにはなんか抵抗があり
つい、セーターって出しっぱなしにしてしまうのですよ。
それが嫌であんまり着ないのだけど。
最近は着たけどまだクリーニングには出さないニット類を入れる引き出しを作ったので
そこに放り込んでますけど・・・。
かさばるしね。それも嫌なんだけど、暖かいのは捨てがたい。
なので、今年はモッコモコの暖かウールのセーターを買いたい!
良い出会いがあるといいのだけど。

寒くなるとつい引きこもり。
先日、すんごい久しぶりにビーズ遊び。

クリスマスツリーのつもり。

冬の朝

2012-11-15 10:22:09 | つれづれ
今朝目覚めたら、キーンと冬の空気。
いや、もう外出なくてもね、部屋の中で。
秋はあっという間に過ぎて冬。来ましたよー。寒いよー。
寒いのが苦手で乾燥するしホントに辛いんだけど、
空気が澄んだ空の美しさはやっぱ冬が一番。

最近思うのだけど。
私が「好きだな」と思う人。
男性でも女性でも。
昔は「尊敬できる人」と思ってた。
他はダメダメでも、何か一点でも私にできないことができたり
尊敬できるところがあると、「好きーー!」って思ってた。

今はまず「笑いのツボが同じ人」
とにかく一緒にいて笑わせてくれる人、笑ってくれる人がいい。
顔を見ただけで笑っちゃう人、顔見なくてもメールの文字だけで笑わせてくれる人
大好き♪

人を怒らせたり泣かせたりすることは、相手の嫌がってることすればいいんだから
簡単なこと。
でも、人を笑顔にするってのは、案外難しいんじゃないかな。
一緒にいて笑いあえる人ってのは、それだけで「尊敬」に値する気がする。

人付き合いで「この人は私に刺激を与えてくれる、何かを得られる」とか
そんな損得を考える年でもなくなったのでしょうかね。
そんなことはどうでもよくて、この人といるとお腹が痛くなるほど笑える!
そんな人と付き合っていきたいと思う。
冷えた空気の冬の朝、そんなことを思ったのでした。


※画像は文章とはなんの関係もありません。

着物シーズン

2012-11-12 09:02:59 | キモノ
昨日は神社での大寄せのお茶会へ行ってきました。
秋はお茶会も多く、天候も良いので着物を着る機会も増えますね。

しかーし。昨日は残念な曇り空。寒い。
天気予報では午後から雨とのこと。
大雨でもお茶会は着物で出ないといけないので(そのお茶会にもよりますが)
やっぱり雨にも強いお茶会向けの着物はぜひ欲しいところ。

そうです!必要に迫られて(笑)ゲットン。

英さんの袷の色無地一つ紋♪
これで英さんの着物は袷の色無地、単衣の小紋(色無地に近い)、絽の訪問着と
全シーズン雨対策お茶会に使える着物が揃いました♪♪♪

この着物は伽羅色というのかな。着物でも洋服でもこの感じの色は初めて。
あー、ババシャツではもってるかな(笑)
菊唐草の地紋で落ち着いた色目なので長く着られそうです。
帯は久しぶりに洛風林の焼箔唐花紋の紺地袋帯。ターコイズブルーの帯揚げを刺し色に。
紋が入っちゃってるので、普段使いには向かないけど、羽織を着ちゃえばカジュアルダウンできるかな。

幸いなことにお茶会が終わって家に帰るまで雨には降られなかったのですが。
家に帰って着替えてから遅いランチを食べに出かけました。

野菜たっぷりで美味しかったわ~♪

七五三シーズンのため、神社には参拝の家族連れも多数。
男の子も女の子も着物姿は小さな紳士淑女で可愛い。
お母さんも着物の方が多かったです。
でも、お子さんはペラペラのポリの着物でお母さんは豪華な訪問着ってのもどうなんでしょう(笑)
通りすがる際にはまず若い親御さんに「おめでとうございます。」と声をかけます。
今のご時世、いきなり子供に声をかけたら不審者よばわりされますからね。
お子様には「可愛いね~。着物がよく似合うよ!ステキ!」と褒めちぎります。
着物が好きになりますように。という願いをこめて。

『のぼうの城』

2012-11-10 21:27:37 | 映画


何年ぶりかで映画館で映画観てきました。
最寄の映画館まで車で往復2時間。それに上映時間を入れると
ホント一日潰れてしまうので、なかなか足が向かなくなってました。

しかし。やっぱり大きなスクリーンと良い音響で観る映画はやっぱり良いですね!
時代劇を映画館で観たのは初めてかも?
登場人物の配役がみなぴったりで、戦のシーンは「うわっ」となる場面もあったけど
なんというかヒューマニックなストーリー展開でうるっときたり笑いがあったり
エンターテイメントとして楽しめました。

なんといっても主役の野村萬斎さんがスゴイ!
他の役者さんとは全然違う。発声も立ち居振る舞いも。さすが狂言師。
ただ、あまりに素晴らしすぎて、「のぼう様」というより「萬斎さん」として見てしまう;
他の役者さんの武家言葉だと何言ってるのかわからなかったりするところも
萬斎さんの声の通ること!言葉の明瞭なこと!
いつか機会があったら、狂言師としての萬斎さんの舞台を観てみたいです。

ストーリーは観る前から知っていたのでハラハラドキドキは無いのですが
今の時代にピッタリのリーダーのあるべき姿を描いた作品だと思います。
本当の強さって何なのか。それはやっぱり愛なのね。
人を思い遣る気持ち。
真のリーダーとなるに必要なものは。
貫く信念。そして何より人望。
今の日本にも そんなリーダーが現れて欲しいものです。。。。

そんな愛ある人としての生き様を見せてくれたこの映画のエンドロールに流れる・・・
エレファントカシマシの「ズレてる方がいい」
これがまた気持ちを盛り上げてくれるのです!

よくエンドロールの途中で退席される方がいるのですが、今回私が観ていた限りでは
私のいた劇場ではみなさん客電が付くまで席を立つ方はいませんでした。
ふふ。みなさん最後までこの歌を聴いていかれたんですね~。いい歌でしたでしょ。
まぁ、朝一の初回上映だったので、客席はまばらでしたけど・・・。
久しぶりの映画館、存分に楽しめました♪


すっかり秋空。
冬はすぐそこですね~。