しろいうさぎとお月さま

病気をきっかけに日々の独り言を書き始めました

お月さま

2012年10月08日 | 日記
夜は眠れません。
やはり一人になると考えます。
今までの私は何だったのか。窮地に立たされ初めて自分の人生について考えます。
遅すぎたのかな・・・今まであまりにも自分を大事にしなさすぎたな・・・と

11月12日が手術日。
仕事を済ませて迷惑を極力かけないように考え、自分で決めた日。
自分で決めたものの、その日まで精神的な面が持つのだろうか・・・。

この病気のことを話したときの周囲への負担、迷惑、悲しい辛い思いをさせてしまうことを考えると胸が張り裂けそうになります。両親に話すとき・・・子どもたちに話すとき・・・
いっそ何も言わずにそっと去ってしまいたい。自分のことでまわりの人間を傷つけてしまうことが一番辛い。だから、今は気丈に・・・でも着々と準備を進めなくてはいけません。


誰が夜中に布団をかけてあげるのだろう。悲しんでいるとき誰が抱きしめてあげるのだろう。当然だった毎日が、日常だった行動がどれ一つとっても尊いことであり愛おしいことに思えます。

ますます泣き虫になりました。でも、一人になったときだけだから・・・見ているのはお月さまだけです。しばらくは許してください。明日からはまた笑顔で過ごします。


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予感

2012年10月08日 | 日記
2012/8/21お医者様より左胸にしこりがあるといわれてしまいました。

2012/9/03精密検査の一つ細胞検を受けました。注射針でしこり部分
の細胞を吸引。この頃から妙な予感ありました。

2012/9/10お医者様より直接電話が・・・細胞検の結果が良くなかったと・・・。
初めて怖くなりました。信じられない気持ちと、まさかという気持ちが入り交じり
逃げたくなりました。

2012/9/13MRIを受けました。造影剤を入れながらの検査。3時間。
検査結果は細胞検と正反対の結果に。白とも黒とも分からなくなりました。
癌細胞は血流が良くMRIの写真には写るはず・・・今回は写っていないので白の可能性が
高いと言われ少し安心。でも自分の中では妙な予感がまだ残っていました。
念のため次のステップの検査に進むことになりました。

2012/9/19麻酔から始まり、メスで切って注射針(太いもの)をさしてしこり部分に
向けて矢を打つようにして針を発射します。3回繰り返します。1回ずつ針を刺し直すのが
精神的に辛かったな・・・。麻酔をしているので痛みはありませんが、鈍い振動が体に感じます。検査後に止血のため24時間さらしのようなサポーターを巻かなければなりませんでした。これが辛い。また、麻酔もきれて一週間は痛みがあり下着を着けるのがなかなか大変でした。家族には知らせていないので分からないように服も考え、仕事場でも目立たないように普段通りの動きを・・・さすがにマラソンは途中でリタイヤしましたが・・・。

2012/10/05検査結果を聞きに・・・予感がやはりあたってしまいました。
「癌です」とお医者様からはっきり言われ、気丈に振る舞ってはいたけれども待合室で
1人座っていたときは「なぜ、なぜ」と思うばかり。病院を出るまではぼーっとしてましたが・・インターチェンジに車を止めたときにはいろんなことを考え大泣きしてました。

今も複雑な心境の中、弱い自分が見え隠れしています。
気丈に振る舞わなくてはいけないのですが、1人になると弱い自分が出てきてしまいます。きっと、同じように揺れ動き苦しむ人がいるのだろうなと・・・。

だから独り言を始めようと・・・。励みなれば・・・自分だけではないと・・・。
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