あゆどんのつれづれなるままに

ここは、木の花での子ども達の遊び風景の断片を綴る「園長日誌」。木の花幼稚園での様々な場所で、子ども達が織り成す情景の随想

4月20日 犀川沿い、歩いてみれば・・・

2017年05月03日 | 日記
 まつくりさんの春の遠足に久しぶりに同行させてもらう。自然をテーマに今年は犀川沿いを歩いて西部緑地公園まで。さて記憶を遡れば西部緑地まで歩く遠足は10年以上ぶりではなかろうか?

 どんどん進む子もいれば、道草いっぱいのゆっくり組も(あゆどんはゆっくり組に便乗)。タンポポ、ノゲシ、カラスノエンドウ、キンポウゲ、ヨモギ、ツクシ、イヌフグリ等々・・・・春の山野草を思い思いに摘みながら、テントウムシやら虫を見つけては捕まえ、のんびりと歩く。タンポポは西洋タンポポばかりで残念に思っていたら、途中子どもたちがシロバナタンポポの群生地も発見! これは内緒のお宝場所にせんなんねえ・・・・。(思えば10年以上前はタンポポ調査を年長さんでやっていたのを思い出す。街中での外来種の席捲は止まらないなあ、と改めて実感。)

       

 アカツメクサを摘んで蜜を吸っていると、これも甘いよ・・・とヒメノオドリコソウの蜜を教えてくれた子に習い、他の子らも早速あちこちから採取してエネルギー補給? 当りもあれば外れもある・・・という感じでなかなか面白い。こんな身近な山野草に蜜があるのも初めて知った。有難うね。

 対岸の消防隊の訓練に目を瞠らせ、犀川の雪解け水にサクラマスを狙って竿を振る釣り師にも声援を送りつつ、若宮大橋を潜って振り向けば白山が純白の装いで遠望。街中からきっちり白山本峰が見えるのもうれしい。そんな神々しい白山を眺めつつ、おしっこを三人連れ立ってする男の子たちの風情がまた自然に溶け込みハマっている。白山の神様も笑っているだろう・・・。
 サギの群生地を見送るとやがて雪つり橋。西部緑地公園は指呼の間。まつくりさんたちは楽勝って感じで、着いてからも機関車を覗き、お弁当の後は芝生広場で走り回っていた。(園外保育で来ていた他園の子らが大型遊具に集まっていたのと対照的な木の花っ子たち。)

        

 帰路は路線バスで富本町まで。寝る子もほとんどおらず元気いっぱいのまつくりさん。お疲れさんは先生たちかも・・・笑

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