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ニョゼな日々のサジン

実は毎日何かが起こっている。

ダガン ダガン ダガン♪

2005-06-17 | エンタメ
去年『CHICAGO』という映画にハマり、
昨日サントラをもらった私はかなりハイテンション。

お気に入りは
『Cell Block Tango』
『When You're Good To Mama』
『We Both Reached For The Gun』
の3曲。

かなりノリノリ。
かなりクレイジー。
部屋で聴くなら問題ないけど、ポータブルで聴いてるとノリノリに体が動きそうになるので要注意。
電車の中で、しれっとした顔で指でリズムを刻んでいるスーツ姿がいたら、それは私かも。

ラストエンペラー

2005-06-16 | エンタメ
昔見たときは全くわけが分からなかった。

紫禁城ってすごいねー。
と、つくづく。
いろんな意味で。

私の中国史の知識はせいぜい唐くらいまで。
あとは時代が飛んで文革期を本で読んだ。こんなもん。
だからラストエンペラーの時代は空白期なのだ。
もちろんこの時代のことは歴史の授業を受けた。
けどその時皇帝が何をしてたかなんて全然知らない。
だからちょっとだけ勉強になったかな。
『紫禁城のたそがれ』を読んでみようかとも思う。

映像は色鮮やかでとても美しい。
即位式は、テレビじゃなくてその場にいて目にしたらと思うとゾクゾクする。
でも城内の美しい色合いや風景は、暗い時代だからこそ浮き彫りになっているんだと思う。

自由になってから、彼は何を考えて生きたんだろう。
それは最後の皇帝になった人にしか分からないんだろうな。


監督:ベルナルド・ベルトルッチ
出演:ジョン・ローン
   ジョアン・チェン
   ピーター・オトゥール
   坂本龍一

下妻物語

2005-06-16 | エンタメ
今まで読書にあてていた時間が、今じゃすっかり映画鑑賞にあてられてます。
そういうわけで今回は下妻物語。

面白い。
深田さんの演技には前々から抵抗があったんだけど、
これだけロリロリっぷりを発揮されるとかえって自然かも。
自分だけの世界を築いているキャラがかなり似合っていた。

彼女だけじゃなく、キャスティングけっこう良いと思う。
土屋アンナのハスキーな低い声はドスが効いててあのキャラにぴったりだし、
岡田義徳はああいうある意味キレたキャラ得意だし。
他にも樹木希林、雨上がり宮迫、篠原涼子、安部サダヲ、小池栄子、矢沢心…
あ、めちゃめちゃチョイ役だけどキムキム兄やんと生瀬勝久も出てた。
こうして並べてみると意外な感じがするけど、みんなそれぞれ結構はまり役。

岡田義徳と安部サダヲと生瀬勝久は大好きな俳優だったりする。
誰か出てればとりあえず見るねあたしゃ。
みんな出てるなら見るしかない。
そのわりに、これ見たのは今さらだけどね……ドンマイ。

で、話を戻す。
テンポがとても良い。
乱闘シーンでクラシックが流れたりというミスマッチさも良い。
そもそも設定からしてミスマッチなんだけど。
ロリータとヤンキーの友情物語だもんなぁ。

面白いです。
バカバカしい中にも友情が描かれていたりして。
はっちゃけた映画が見たい人にはオススメです。


原作:嶽本野ばら
監督:中島哲也
出演:深田恭子/土屋アンナ/岡田義徳/荒川良々 他

お前がマイキーか!

2005-06-13 | エンタメ
『グーニーズ』という映画について書こうと思い、出演者について調べていたら衝撃的事実が明らかになった(当社比)。
ショーン・アスティンよ、あなたがマイキーだったなんて……。
ロード・オブ・ザ・リングでサム役だった人。
もう絶句。
はぁ~。そうですかぁ。
あの男の子がこうなりましたか。
母に知らせなくちゃだわ。

何はともあれ、この映画は面白かった。
今みると合体映像がだいぶお粗末だけど。
子役がかなり頑張ってます。
いっつも何か食べてるやつ、口ばっかり達者なやつ、発明好きのキテレツ君みたいなやつ…他
いざこざしてばかりだけど、結局みんな仲間。
そういえば、とっくに彼らの年を追い越しちゃってるんだな。
カツオくんを追い越したときよりショックなのは何故だろう。
悪役も悪役っぽくなくて面白い。
口より先に拳が出る母親と、ここぞというときに頼りにならない兄弟。
こいつら全部が全部大人も子供も海賊のお宝を目指すわけだから面白くないわけがない。

主題歌も良かった。『Good Enough』という曲。
サビの部分はどうしても「グーニーズ」としか聞こえなかった。
最近10年以上ぶりにこの曲を聴いたら、ちゃんと「グッド イナフ」と聞こえた。
何となく時の流れを感じた瞬間だった。
シンディ・ローパーが好きなのは多分に兄の影響だ。
年齢不詳の彼女の容姿と歌声は幼い私にはセンセーショナルだった。

同じタイトルでファミコンソフトもあったけど、私はクリアできなかった。
いっつも穴に落ちちゃうんだよな……。

阿修羅のごとく

2005-06-13 | エンタメ
DVDレンタル。

本当は『劉邦と項羽』の続きを借りにいったのだ。
けど4、5巻がない。そこだけない。
誰だか知らんが、はやく返しんしゃい!
何も借りずに帰るのがちょっと悔しかったのでこれを借りてきた。

阿修羅とは、表面的には仁義礼智信を揚げるかに見えるものの、内には猜疑心が強く、互いに事実を曲げまたいつわって他人の悪口を言い合い、言い争いの象徴とされるインド民間信仰上の神の事(映画より)。

この前置きの上で映画を見れば、
「女って、阿修羅だよなぁ~」
というラストの鷹男の言葉には納得できる。

いつも微笑んで夫を見送る妻がその内に秘めているもの。
愛情深く、切なく、惨めでもあり、怖くもある。
お母さんは最期に何を言おうとしたのかなぁ。
お父さん、かえってきたよ。

大竹しのぶの玄関での攻防戦が面白かった。
坂東三津五郎と玄関扉で開ける開けないで戦い、
その奥さんの桃井かおりとは下駄箱にダンナの靴が入ってる入ってないで戦う。
大竹と桃井の上っ面だけ笑顔で闘志メラメラな表情はまさに阿修羅。
坂東三津五郎もいい感じに頼りない男を好演。
「なったっていいじゃぁないか」っていうセリフが好き。
中村獅童の喋り方が大河ドラマと同じだったのでこの映画の中では少し違和感が。
もう少しまともに喋れないだろうかとも思ったがけっこう慣れてしまった。
4人ですき焼きを食べているシーンはとても好きだ。
違和感といえば深田さん。
映画を見始めてから彼女が出演している事に気付き「しまった」と思ったが、
彼女はこういうキャピキャピしてない役のほうが見ていられる。個人的には。

「姉妹というものは、ひとつ莢の中に育つ豆のようなものだと思う。」で始まる新聞の投書には唸るしかない。
けど、なぜ「3人姉妹」って書いたのかな。
未だその答えは見つけられず。

劉邦と項羽⑤

2005-06-01 | エンタメ
話はだいぶ先に飛びますが。

韓信が漢軍にやって来た。
いきなり大元帥に任命されるわ、宰相の娘と結婚するわでツキが一気に巡ってきた信さん。
けどあんまり幸せじゃなさそう。
なんだか色々考え込んでいる様子。暗い。
ちなみに奥さんは昔蕭何が道で拾った洟垂れ娘。
すっかり美人になりました。
磨けば光る。ちょっと観月ありさに似てる気がする。
とにかく至れり尽くせりの待遇にすっかり感動した信さん。
嬉しそうな顔しないけど嬉しいらしい。
劉邦に忠誠を誓う。

けど結局、大元帥になるくらいじゃ彼の野心は満足しなかった。
そのあと斉王の肩書きをもらう前後あたりから劉邦との仲がしっくり行かなくなる。
しかもいつの間にかうさんくさくて笑顔が卑しい感じの策士を側に置いているから厄介だ。
「楚漢と天下を三分してしまえ」と甘く囁いてくる。
「けど漢王には恩義が……」と生半可に情に流される韓信。
こんな葛藤を抱えているとは意外だ。
ってこれはドラマだけど。
私の中では韓信は利用できるものは利用するタイプの人間だったのだ。
宙ぶらりんな心理状態が続く韓信がどういう最期を迎えるのか見ものだ。

劉邦と項羽④

2005-06-01 | エンタメ
さて、前回現れた老人は誰でしょう。
楚漢戦争、ジジィ代表の范増がここで初登場。
ちなみに三国時代のジジィ代表は黄忠または張コウ(自分感覚)。
で、ハンゾーの意見で楚王の末裔を王様にすることにした。
末裔の名前は孫心。羊飼いの心ちゃんって呼んでください。
かわいいんだこの子が。
むさいオッサンばかりだから余計に新鮮。声もかわいい。
本人は嫌がってたけどお構いなしに王様になってしまった。
幕舎での遊び相手は虞姫。
この虞姫さん、あんまり呂雉と見分けがつかない。
髪型はやはりアーティスティック。というか飴細工。
若干虞姫のほうがしとやかで美人。声高い。

で、王様も決まって武将の配属も言い渡される中、幕舎の入り口で寂しそうな顔の韓信。
まだまだ駆け出しの護衛兵。
ってかお前さま、いつの間に楚軍に居ついてたの?

楚軍と秦軍が対峙。
韓信が護衛する幕舎の中では、項梁はじめ数人の将軍が飲んだくれていた。
敵はこちらが油断するのを待っているのだという韓信の意見も馬の耳に念仏。
楚軍のトップにいた項梁はその夜あっさり討たれた。

秦の将軍も辛い立場である。
「勝てば官軍、負ければ死刑」
……どこかで聞いたことのある言葉だ。

項梁の墓前で義兄弟の契りを結んだ劉邦と項羽。
項羽は劉邦の勢いに負けた感じだけど。
貴族の坊ちゃんよ、農民の弟でいいのか?
ともあれ、項梁の仇討ちを決意する二人であった。

劉邦と項羽③

2005-06-01 | エンタメ
第3話 沛公に立つ

前回で沛を手に入れた劉邦。
軍を整えて何かの血をなめて正式に挙兵。
チームカラーは赤。
うざいくらい何でも赤い。
旗とか劉邦の着物とか。
これで民の武装集団から軍隊に見た目が変わった。

劉邦の奥さんの妹がハンカイの奥さんになった。
最初は嫌がってたんだけど、姉に説得されていた。
「私たちの人生を劉邦に賭けるのよ」
みたいなことを言っていた。
大博打ですな奥さん。

場面は変わって劉邦の幕舎。
張良と劉邦の初顔合わせ。
部下に裏切られて豊邑という城を奪われて凹んでた劉邦は
その奪還戦に張良が協力してくれることになってウハウハ。
もうZOKKONラヴ。
実は張良は「項梁さんに頼んで落としてもらえば?」と
アドバイスしただけだったのだが。
あっけなく項梁が豊邑を落としてくれて劉邦元気100倍。
呑む、呑む、呑む。
項梁ってのは項羽の育ての親。

で、今のところ反乱軍で一番元気があるのがこの項梁さん。
自然と反乱軍の中心になっていく。
そこで烏合の衆をまとめる核が必要だと考えた項梁はミーティングを開く。
お題は「第一回チキチキ 王様だ~れ?委員会」
委員長はもちろん項梁さん。
委員長は上座で黙ったまま一座を見渡す。
召集された人たちは委員長が自分たちに何をやらせたいのか皆目承知。
だけど誰も口を開かない。
しびれを切らしたのは項羽。
「おれっちの家って名門だしー。軍は強いしー。
 あ、しゃしゃり出るつもりはないんだけどさー。
 まあ素直に誰が王にふさわしいか言えよ
と見え見えの発言をする。
しかたねぇという顔で劉邦が立ち上がる。
「楚王には項梁どのがふさわしいと思います」
それに同意して張良も立ち上がる。
すわ、楚王項梁誕生かという時、老人が現れる。
この老人の正体や如何に!?

劉邦と項羽②

2005-06-01 | エンタメ
実家の畑仕事もろくに手伝わなかった劉邦、ついに亭長の仕事もサボダージュ。
囚人を始皇帝の陵墓造営現場に連れて行く途中でゴタゴタしたので山林に逃げて挙兵しちゃいました。

そんなことはどうでもいいんです。
蕭何がいい感じです。
笑顔が好い♪
面倒見が良さそう。
実際良いけど。
劉邦の面倒に限らず、道で行き倒れてる洟垂れ娘を養女に迎え入れたりします。
蕭何がお父さんだったらあたしも養女になりたいな。
もう一人いかがかしら。

で、話を戻して、劉邦がとんずらこいたことが県令にバレる。
県令、劉邦のワイフを引っ捕らえてこいと部下に命ずるその鼻の下の伸びている様といったらありません。
で、奥さんは牢にぶち込まれちゃうんだけど蕭何と曹参が助けて一件落着。

ところ変わって秦都咸陽。
陳勝の反乱が各地に飛び火していると報告を受けたジュニア(2世皇帝)。
「流言で民を惑わすつもりか!」とブチ切れあそばした。
そんなあなたは近臣の甘言に惑わされてますよ。

ここでついに項羽が登場。
小ぢんまりした感じでちょっとがっかり。
もっとギラギラしててほしいんだよな~。
激情の人っていう雰囲気じゃない。
オーラが足りん。
枠におさまっちゃダメだぞ!

ついでに韓信も登場。
眉が太い。骨も太そう。
けどちょっと情けない表情。いい感じだ。
施してくれたばあさんに決意表明して旅立つ。

2話のラストで劉邦が県令を斬って沛城を制圧。
当然呑む。この男が呑まずにおれようか。
どんちゃん騒ぎの夜は更けていく。

劉邦と項羽①

2005-06-01 | エンタメ
中国製作のドラマ「劉邦と項羽 覇王別姫」を借りてきた。
全部で5~6巻あるらしい。2巻がレンタル中だったのでとりあえず1巻のみレンタル。


本場では「劉邦と項羽」って言うんだろうか。
劉邦が勝者なんだから当然かもしれないけど、「項羽と劉邦」のほうがやっぱりしっくり来る。
もしかして日本で項羽が先に読まれるのは判官贔屓のひとつなのかも。

何はともあれ、これは気の強い嫁に尻を叩かれながら、勝っては呑み、負けては呑み、何もなくても呑む男が天下を目指すサクセス・ストーリーである。

☆第1話 泗水の亭長☆
ところは中国、時代は秦。
始皇帝っていうオッサンが上っ面の天下統一を成し遂げてウハウハになっていた頃のお話。
まだ特に出来事という出来事がないので人物紹介。

・劉邦
  田舎の小役人。ちょい悪人面。
  仕事で首都に出張したとき、輿に乗って道を行く始皇帝を目撃する。
  この始皇帝、なんてこたぁないオッサンなのだが、劉邦はいたく感心する。
  「男はこうじゃなくっちゃ!」ってな具合だ。
  家に帰ると始皇帝のマネをした冠を作る。
  これが不細工な竹の冠。ヨレヨレしている。
  (少し後になるとこの冠が改良されてかなり恰好良くなる。
   横光孔明みたいな感じ。鵲尾冠っていうんだって)
  ちなみにいっつも蕭何や曹参と飲んだくれている。
  仕事の内容は不明。

・呂公
  何だかよく分からないが金持ちらしい。土地の名士?
  仙人みたいなおっつぁん。
  県知事に娘を嫁によこせとせがまれていた。
  娘を県知事に嫁がせるのが嫌だったので出会ったばかりの劉邦に嫁がせる。
  それもどうかと思うけど。
  とにかく婿が見つかってほくほく。

・呂雉
  呂公の娘。
  親父の勝手で劉邦の奥さんになる。
  「県令に嫁ぐくらいなら亭長のほうがマシだ」と納得。……。
  いつもアーティスティックな髪型。
  「亭長で終わるな。成功しろ」と夫を焚きつける。
  家事を黙々とこなす。
  旦那のことはあまり好きではなさそう。
  まぁ成り行きが成り行きだからな…。
  「秦の世は長くない」など、時代の大勢を見通した発言はとても小役人の妻とは思えない。

・蕭何
  目が勘三郎に似てる。

・ハンカイ(字忘れちった)
  肉屋。犬のことなら彼におまかせ。
  強面だけど目がかわいい。
  ちょっと犬っぽい。さすが肉屋。

・周勃
  マリオ
  キノコ好きかな。あ、食べ飽きてるかも。

・張良
  ちょいと貧相な感じ。亡国の宰相の家系って感じが出てますな。
  先祖の墓前で韓室の復興を誓う。
  始皇帝暗殺を企てるが、このドラマでは見事にカットされている。
  暗殺失敗で全国に指名手配される。
  そのモンタージュはなかなか男前。似てないけどまぁいいか。

・英布(鯨布)@始皇の陵墓造営現場
  その体格、そのヒゲ面。ザ・日本のプロレスラー。

・趙高
  うさんくさい狸じじい
  見た目以上にクセモノ

・李斯
  予想に反してジイサンだった

とりあえず劉邦側の人間を中心にまんべんなくいろいろ出てきた。
しかし1話を見ただけでは人物の判別がつかない。
みんなヒゲなんだもんなぁ。
名札つけておくれよ。
そして1話でさっそく始皇帝が死ぬ。
彼が死ななきゃ話が先に進まないのだが。
狸じじいの陰謀で2代目は末っ子の胡亥に決定。
長男の扶蘇は名前しか出てこなかった。
さてさて、この後どうなりますことやら。