ロシアの新型実験棟がISSとドッキング後に
ロケットモータを噴射してしまうという
事案が発生しました
国際宇宙ステーション、一時制御不能に
ロシア実験棟が想定外のエンジン噴射
米航空宇宙局(NASA)は29日、
国際宇宙ステーション(ISS)に
ドッキングしたロシアの新しい実験棟
「ナウカ」が想定外のエンジン噴射を
行ってISSとの間で「綱引き」状態と
なり、一時的にISSの姿勢が制御
できなくなったと発表した。
ナウカはロシア国営宇宙企業ロスコスモスが
先週打ち上げた実験棟。
米国時間の29日午前、ISSに
ドッキングした後に誤ってエンジンを噴射した。
この影響で1時間ほどISSの姿勢が
制御できなくなり、ISSに滞在して
いる宇宙飛行士7人と地上の管制塔との
通信が11分間にわたって途絶。
NASAは「宇宙船非常事態」を宣言した。
現在はNASAとロスコスモスが共同で
捜査を行っている。
NASAのISS計画責任者ジョエル・
モンタルバーノ氏は、宇宙飛行士が危険に
さらされる事態にはならなかったと強調し、
ISSのダメージも確認されていないとした。
しかしテキサス州ヒューストンにある
NASA管制塔がISSの乗員に対し、
窓の外を見て残骸やISSの損壊がないか
確かめるよう促す場面もあった。
この影響で、30日に予定していた
無人飛行実験機「ボーイング・スターライナー」
の打ち上げは延期になった。
ISS乗員はこの間に、「新たに到着した
ロスコスモスのナウカモジュールの点検を続け
、スターライナーの到着準備ができている
ことを確認する」とNASAは説明している。
CNNより
これは とても危険な状態でした
このロシア機のせいで ISSの軌道に影響が
出れば最悪の場合 周回軌道からズレてしまう
ことも考えられます
地球からの引力が強まれば どんどんと
軌道は低くなってしまうわけで戻るような
推進システムのないISSにとっては危ない
事態だったでしょう
またロケットやステーションなどは
軽量化のために想定強度ぎりぎりまで
材質を削ったりしてあるので 想定外の
噴射の影響でISSも一部が壊されるような
ことも懸念されます
更にISS自体が もともとの耐用年数を
超えてがんばっているわけで大事に
してもらいたいものです
一時は制御不能という危険な状態だった
今回は修正が完了し大事なかったようですが
一歩間違えば 本当に危ないところでした
ところでロシアは今後は自分らだけで
独自の宇宙ステーションの建造計画を
打ち出しています
中国は入れてもらえずに自力による
宇宙ステーション建造 天宮計画を
行っていますがロシアはおん出ていくわけです
2030年までに作るとしていますが
逆に言えばISSは不用といえば不用ともいえます
あれれぇ? まっまさか!? さすがにねぇ・・
(こんなこと言ってるとノビチョクされそうw)
もっと軍事記事を見たい方は↓をポチッと協力を願います
にほんブログ村
当サイトのプライバシーポリシー
#国際宇宙ステーション #ISS一時制御不能 #ナウカロシア実験棟
#ナウカエンジン噴射
#ナウカロシア #ISS事故 #特攻 #乗り物のニュース
#働く乗り物 #乗り物の話題 #フリート #グランド #Fleet #万能論 #Trafficn
#news #Traffic #航空万能 #軍事防衛 #ミリタリー #軍事 #ミリオタ