「勉強」というほどのことでもないのですが。”あわブログ”の大袈裟な物言いはいつものことで・・・。
昨日と一昨日はフツーにそば祭りを楽しんでいたのですが、3日目ともなるとソレだけじゃちょっと気が引けたので、そばテント巡りのテーマを設定してみたのでした。
1軒目
那須高原の新そばを使って、つなぎなしのそば粉十割で打ったという”十割そば”を先ずいただいてみました。
「十割は風味が強いんだけど、のど越しがなぁ・・・」とおっしゃる方がけっこういるので、「そういうもんかなぁ」と。2軒目で二八そばを食べてみれば、十割と二八の違いが分かりやすいんじゃないかと思ったんですね。
2軒目
「二八」と、しっかり看板に書いてあるこちらのテントへ。
のど越しも滑らかでしっかり長く繋がったそばでした。「江戸流」ということで、細打ちでシャッキリ仕上がっているのも特徴ですかね。
ワタシが参加させていただいているそば打ちクラブは江戸流の段取りで打つのを教えてくれているので、お手本はここかな、と。
3軒目
そば打ちクラブで使っているのと同じ製粉所のそば粉だというので、いつもクラブの試食でいただいているのと比べてみようかと。
当然のことながらそばの甘み・風味はよく似ていました。が、”味”となると、そばの繋がり具合や茹で加減で微妙に変わるので、そういう違いはあったみたいです。
クラブのベテランのみなさんが打ってくれるそばと同様、これもワタシのお手本になることは間違いないですが・・・。
4軒目は越前おろしそば。
たっぷりの大根おろしを混ぜたツユにそばが負けないようにと、江戸流の細身のそばと田舎そばの中間くらいの太さで堅めに茹で上げて、そばの存在感を増すように工夫しているのだそうです。
これはワタシが打ったそば・・・。
冷凍してあったのを茹でたので、ある程度切れてしまうのは仕方ないとしても、切れる原因はソレだけじゃないんですね。おまけにそば祭りのテントのどこにもこんなに太いのはなかったし・・・と、散々な出来でございます。粉はいいんですがね・・・。
「お手本に迫れるのはいつのことやら」と思いつつ、精進せねば、と。
本日ふたつめの勉強の舞台は、美術館でやっている篠山紀信展でございます。
こちらも今日が最終日だというので、2度目の鑑賞に行ってきました。
最初に行った時には気がつかなかったことや細かいところにも目がいって、2回目なりの”行って良かった感”があったのはもちろんですが。
大伸ばしされたモノクロを見て「やっぱりモノクロは凄い・・・」と改めて圧倒されて帰ってきました。
影響されやすいワタシは、お城に戻る途中でカメラのモードを”モノクロ”にセットしてみたりなんかして・・・。
そのおかげで、通常のモードで撮った後でモノクロ化するのと、モノクロモードにセットしておいて撮るのとでは気分が違うのを再認識いたしました。
これも今日の”勉強”の成果ということにしてしまおうと思っております・・・。