2012年7月7日
一昨日、朝のお勤めが終わり、寮生全員が正座から立ち上がったその時、大柄な2年生の▲君がバランスを崩し、ぐらりと横に傾き、どすんと倒れこんでしまいました。この時、どうやら左足を捻ったらしい。
なかなか立ち上がれず、えらく痛そうにしていたので、あとで病院に付き添ってやろうとしたのですが、本人が一人で行けるというのでタクシーを呼んで病院に送り出してやりました。昼ごろになって帰って来て、寮監室に挨拶に来たはいいが、危惧した通り、松葉杖姿。本人いわく、脚がしびれてよろけましたとのことですが、朝のお勤めはいつものことで、しかも2年目なのに、どうしてこの日に限ってこうなったものか。寮生が正座から立ち上がる時に捻挫したのは初めてです。
実家に一報を入れておこうと思い電話をしたところ、お父さんから丁重にお礼を言われたが、本人からは連絡が入っていないとのこと。言ったら怒られると思ったか、恥ずかしいと思ったか、とにかく彼には彼なりの意地があるらしい。現在は自分の部屋から食堂に移動するのも大変なようですが、同じ2年生たちの力を借りて、なんとか食事はできているようです。こういう時、一人暮らしではこうは行きますまい。寮生活はありがたい。寮監としては、早く松葉杖がとれるように祈るばかりです。
そんなこんなで、寮では毎日いろいろなことが起こります。