大遠忌随喜

諸般の事情により、ブログの更新が滞ってしまいました。寮生（一部ではあるが）が悪さばかりする時は、口当たりの良い文章を書く気にならんというのもその理由のひとつだが、まあそれは措いておいて。

この間に、秋の彼岸を経て、寮の行持としては両祖忌、達磨忌と大きな法要を厳修した後に日分行持を再開しました。本来であれば両祖忌法要は寮においても正式に献供出班としたいところですが、彼岸の法務実習とてこの時期に他出する寮生が多く、馴らしがままならないので略式にせざるを得ないのが残念です。

また、大本山總持寺大遠忌局より、峨山禅師大遠忌の法要に寮生をお招き頂いたので、１０月１０、１１日と各日日帰りで１１人の寮生が總持寺に伺いました。１７、１８日にも５名お招き頂いておりますが、学生の時分に大遠忌の厳粛な法要に随喜できるということは、まことに稀有な好機といえましょう。

１８日には大恩ある老師が焼香師として大遠忌に随喜されるので、小生も随伴で上山させて頂く予定です。久々に本山の、しかも大遠忌の法要に随喜し、その空気に触れられること、元気に頑張っている卒寮生たちに会えることが楽しみです。思えば、現在安居中の寮出身の雲衲の中にも悪さばかりしている者達がおりましたが。まあ、今、真面目に安居しているのであればそれでよろしい。振り返れば、頭の痛いのは今に始まったことではありません・・。