子供たちがすでに勤め人になってから3年になる。
時間ができた奥さんは昨年末から地元のNPOでアルバイトを始めた。私の代わりに地域住民の皆さんへの奉仕である。
収入は103万円以下で所得税は無税であるが、源泉徴収票を見たら所得税をわずかに取られていた。
ケチベーの私は、「e-Taxで取り戻そう!」と思い、準備に入る。
まずは個人認証カードを取得しないといけないが、昨年末で廃止になり、今はマイナンバーカードで兼用できる。
1)そこでまずマイナンバーカードを発行するために写真を撮り、netで申請。その後約1ケ月後にマイナンバー受け取り票が届く。
2)それを持って区役所へ行き、ようやくマイナンバーカードをget.
3)次にe-Taxを使用するために16桁の利用者識別番号を取らなければならない。これは5分でnetでgetできる。
4)そしてようやくe-Taxに入り、申告する。収入も少ないため、わずか10分で完了。
e-Taxによると還付予定の税金は、4331円だった。手間がかかった割には少ない。もっとも収入が少ないのでこんなものである。
なぜこの還付金のためにマイナンバーカードまでgetしたかというと、今年の税金対策用である。
まず、奥さんが今年フルに働くと当然収入が大きくなる。また奥さんが専従者給与の対象なのでこの金額も加算される。また今年から奥さんも確定拠出年金を始めた。
但し話題になった配偶者控除上限年収150万円とは無関係。
理由は専従者は配偶者控除を最初から受けられないのである。しかも健康保険の関係で収入は130万円以下にする必要がある。(健康保険の扶養の入る収入基準は130万円未満)
なので収入130万円以下でTax returnが最大になる方法をe-Taxでシュミレーションしながら考えたい。
わずかな金額かもしれないが、せっかくe-Taxが使えいるのだから活用しようと思う。
しかし、健康保険の扶養の入る収入基準130万円がありながら、なぜ配偶者控除上限年収を150万円にしたかはいまだによく理解できない。