日曜日の午前中も診察があるので、入院をさせてもらうために病院へ行く。
日曜日は院長先生ではなく、別の先生の診察日だった。
先生は治るとはいえな状態だと言われた。
最期を家でという考えなら、昼間は病院にあずけて夜はおうちに看てあげると
いう考えもあるとおっしゃってくださり、夕方迎えに行くことにした。
夕方迎えに言ったら先生が
「きょうか明日が峠だと思います。」とおっしゃった。
「じゃあ、明日はもう来なくていいですか?」って聞いたけら
明日も連れてくるようにとのこと。
きょうはずっと病院で静脈点滴をしてもらっていたからか
なんとなく少し元気になったような気がする。
夜中に自分で顔をあげてからだを起こしたり、ぶんさんの呼びかけにしっぽをほんの少し振ったり
少し腹ばいで歩こうとしたり、少し光が見えたような気がした。