
お前のドリルで天を突け!「バッキャロー!シモン!自分を信じるな!」「俺を信じろ!お前を信じる俺を信じろ!」よくわけのわからんフレーズ、だが心震わせられるカミナの言葉だ。圧倒されるパワーと気迫の奇想天外なカミナ兄貴だがシモンは信頼している。自己嫌悪のカタマリのようなシモンに、自分じゃなく信じているものを信じろとうながす言葉は、我々に通ずる啓示なのかもしれない。自分の限界を感じたとき、自身の能力ではなく神を信じればいい。それが「ゆだねる」ということなのかもしれない。
カミナは後に「おんなじなんだよ、てめえを信じるから、あいつを信じる。あいつを信じるから、てめえを信じられる。おんなじなんで、俺にとっちゃ」と語る。
この物語でいうドリル、らせんエネルギー。地上界すべてに通ずるエネルギーだ。クリスタルもらせん結晶体だし、人間も二重構造のらせんDNAでできている。たかがアニメとあなどれない「こうちゃん」もワークで絶賛していたね。
怖くてもいい、ダメなままでいい、それでも前へ進むんだそれを本当の勇氣っていうんじゃねぇのか
って聞こえてきそうだ。
「天も次元も突破して、掴んでみせるぜ、己の道を」
カードメッセージ【9番ウェイスルー】お前が鍵をにぎってるんだよ。その壁突き抜ける力はお前の中にあるんじゃねえか!
【7番クリメーショングラウンド】そこには何もない。エゴの抜け殻だけだ。とどまってちゃいけない!前へすすめ!
【10番ホイールオブグレートタイムス】せっかく上に出たんだ。今までのお前を捨てるなら今だ。今しかねぇ!カミナならそう言うだろう
【61番サバイバル】乗り越えられない試練なんて、ありゃあしねぇ!お前のドリルで天を突け!劇場版 天元突破 グレンラガン 紅蓮篇
監督:今石洋之
原作:GAINAX 、中島かずき
脚本:中島かずき
解説: はるか遠い未来の地球を舞台に地中深く暮らす少年ニ人が、地上を目指して冒険するロボット・アニメーション「天元突破 グレンラガン」の劇場版。監督の今石洋之を筆頭に、脚本の中島かずき、アニメーション制作のGAINAX、主題歌の中川翔子がテレビシリーズから続投し、主人公の成長劇と、生命と宇宙の進化がテーマの壮大なスケールのドラマを紡ぐ。立ちはだかる圧倒的な力に屈せず、既存の常識を打ち破る主人公たちの姿に感銘する。
あらすじ: 遠い未来、人類は地中深くに生存圏を見いだして何百年も息を潜めるように暮らしてきたが、ある日、村の天井が崩れ、巨大なメカ・ガンメンと少女のヨーコが太陽の光とともに姿を現わす。ジーハ村のシモンと地上の存在を夢見ていたカミナはヨーコを仲間に加え、地上へと飛び出していく。劇場版 天元突破 グレンラガン 螺巌篇
解説:遠い未来が舞台の冒険ロボット・アニメーション「天元突破 グレンラガン」の「紅蓮篇」に続く劇場版第2弾。地中深く暮らし地上の存在を何百年間も夢見ていた人類が、地上での生活を取り戻した今作では、宇宙にまで進出を始めた人類が新たな正体不明の敵と対峙する。監督の今石洋之を筆頭にテレビシリーズからスタッフ、キャストも続投。前作以上の新作カットを数多く盛り込み、宇宙の進化というテーマを壮大なスケールで語り明かす。
あらすじ: カミナの死を乗り越えたジーハ村のシモンは螺旋王ロージェノムと相対して、壮絶な一騎打ちの末にからくも勝利を収める。その激戦から7年後、地上を取り戻した人類は瞬く間に文明を築き上げ、繁栄を謳歌(おうか)していた。平和な世界が永遠に続くかと思われたが、宇宙にまで人類が進出をしようとしたとき、正体不明の敵が現われる。
天に風穴が開いた日、明日に続く道を見た。これは運命と戦い続ける、一人の男の物語カミナの死を乗り越え、螺旋王四天王を撃破し、王都テッペリンに迫る大グレン団。獣人軍との激戦の中、シモンは螺旋王ロージェノムと相対し、壮絶な一騎打ちの末からくも勝利する。そのテッペリン攻略戦から七年後。地上を取り戻した人類は瞬く間に文明を構築し、繁栄を謳歌する。いつまでも続くかと思われた平和な世界。だがその手を宇宙にまで伸ばしたとき、正体不明の敵が現れる。抵抗を試みるも、その圧倒的な力になすすべもなく蹂躙される人類。誰もが「絶対的絶望」に囚われたとき、再び彼らが立ち上がる。シモン、そして大グレン団の最後の戦いが始まろうとしている・・・。
「天も次元も突破して、掴んでみせるぜ、己の道を!!」ミニシアターランキング4週連続1位(ぴあ調べ)など話題をさらった前作の「紅蓮篇」を更に上回る興行収入と、動員数を叩き出した「螺巌篇」が登場!約1時間にわたる新作カットを盛り込み、TVシリーズ・「紅蓮篇」をも超越する衝撃を起こした「螺巌篇」。単なるTVシリーズの総集編としての枠をはるかに超えた、驚愕のクライマックスがスクリーンで展開!!それが天元突破!それがグレンラガン!!堂々、完結!!!.