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編物handmade azur ~手編み三昧の日々です

ベビーシューズ編んでいます

こんばんは(^^) 地に足がついたazurです。
一昨日(だったかな?)現実に引き戻されました。
PVグラフは棒グラフに戻りました。 ←夢時間だと「棒」じゃなくて「面」になる。

そろそろ次の作品出品しようかなー。 ←姑息。
年末じゃなくて、新年から夢時間ってのもいいなー。

……なんて、考えなくてもいいこと(だって、ほとんど何の意味も影響もないんですわ)に迷いつつ
本当の現実は見ていません。

大掃除とか。
年賀状はドパパパッと作ってサササッと出しましたが。


ああ
文字にして書いちゃうとやっぱりリアルに響きますね。
忘れましょう。 ←おい。


✻ ー ✻ ー ✻ ー ✻


靴(ファーストシューズ)のご注文を承っています。
靴を編むと、つい途中経過でのブログ記事ってのを書きたくなってしまいます。

そういうわけで(ネタもないし)、
今回は、
《ファーストシューズ「チューリップの花束 〜ラブリー」ができるまで》
です。

(手編みブログらしい記事だなぁ)


まずは靴底です。


わかりにくいけど、私が作る靴には一応左右があります。
編み方は同じですが、縁編みするときに表裏ひっくり返すんですね。それで左右対称のモノができます。


これは地につく面。外側です。さっきの画像は足に触れる面(内側)です。
外側には滑り止めを塗ります。
白いジェル状のもの(多分、液体ゴムなんだと思う)ですが、乾くと透明になるタイプを使っています。

白い色がそのまま残るタイプもあります。探せば他の色もあるかも。
星型とか ハート型とか
上手に描けるお方は色付きのタイプが楽しいと思います。
私はヘッタクソなので、目立たない透明タイプ以外使えませんけども。

っていうか
編地は凹凸あるので、絵的なモノを描くのは難しいんですよ……。
以前に挑戦したことありますが、失敗して、最初から全部編み直したので
二度とやらないことにしました。

凹凸のない布地になら綺麗に描きやすいかも。
私はもう挑戦しませんけども。


滑り止めの効果としては、かなりあると思います。
洗濯を重ねると効果が薄れていきますけど、でも、保ちもそんなに悪くない。

ウチのバスマットで試したところ、ほとんど滑らなくなりました。
塗ったのは4年くらい前で、もうかなり洗濯を重ねてますが、今でもそれなりに滑りません。

ただし
しょせんは布ですから、絶対に滑らないわけじゃないです。
タッタカ走り回れる年齢のお子さまには向きません。



縁編みは、シンプルな感じ もしくは あんまりビラビラしない感じの小さな模様を選ぶようにしています。

この縁編みが靴の上にも付きます。


靴本体(側面)は、底の目を拾って編みます。

かぎ針編みの目は2本あって、普通は全目(2本)を拾います。
半目(1本)ずつ拾って別の模様を編む方法もあり、靴にはそれを使います。

私の作る靴は、底の最終段の半目に縁編みをし、もう片方の半目で靴本体を編んでいきます。いつもこの方法です。


靴の側面まで編めたところです。
甲とかかとは減らし目をして、内側にカーブする感じにします。

減らし目はデザインによって違います。
同じデザインでも、糸が変わると目数が変わるので、糸によっても違いが出ます。


この靴は、甲を別に編んで、足首の前にベルトがあるデザインなので
甲は緩やかなカーブ。
後ろ半分くらいを少し高く。
ナナメの部分辺りにベルトが付きます。

甲は縁編みのときに編み付けます。
ベルトは縁編みの途中で編んでいきます。


底に塗った滑り止めは乾くのに時間がかかる(短くて5時間くらい)ので、その間に飾りモチーフや別に編むもの(甲など)を作ります。


甲とチューリップの花です。

花は大きさ2.5cmくらい。小さな靴に付ける(しかも3輪ずつ)ので、できるだけ小さくしました。
花の大きさのわりには茎が長いんですけど
これを靴の側面に這わせて、ベルトに付けたリボンで花束みたいにする。というデザインなので、このくらいの長さが要るんです。


余談ですが
チューリップって、絶対に茎が要りますよね。
花だけってイマイチですよね。

茎を付けるとして、それを一体どういうふうにまとめるか、どんな感じにしたらまとまるのか
最初本当に悩みました。

短い茎にしてリボンで束ねても良かったんですが
どうにも甲に収まらない。茎の端とリボンが靴からハミ出た感じになる。
花をもっと小さくすればいいんですけど、全部甲に収まる大きさまでちっこくできなかった。 ←技術不足。

それと、ベルトにリボンを付けて花束みたいにするというアイデアをどうしても実行したかった。

で、こうなっちゃったんですね。


余り糸がヒュルヒュルしてますが、この糸で甲に花を縫いつけます。


こんな感じ。置いただけですけど。


甲です。
靴と同じピンクの編地に、白いレースを重ねて、縫いつけています。
靴もピンク 花もピンクなので、花が目立たないと思って白いレースを足すことにしたんですね。
靴底の縁編みとマッチする感じの模様を選んでいます。


ベルトと靴の側面で茎を束ねる感じにして、リボンを付けるデザインなので


リボンも作ります。
6mm幅の両面サテンリボン2色を重ねて結び、ちょっと開いた感じに。
わかりにくいですが、上下を変えています。


これねー。
開いても、すぐ重なってちゃうんです。元に戻りたがるというか。
まあ、中心で重なってるわけで、それを無理に開いてるわけだし、小さいからビロンビロンしないし、しょうがないんですけども。

で、今回いろいろ考えて、開きを保つために縫っちゃうことにしました。
ただ縫ったんでは糸が見えてアレなので、小さなビーズを付けました。
中央にもパールビーズ(6mm)が付くんだけど……ビーズビーズになっちゃうけど……

ちっこくて可愛いから、いいんじゃないかなと思います。


リボンの端にはホツレ留めを塗っています。
コレ塗っておかないと、サテンは一発でシュルシュルほどけて糸になります。糸になったらもう戻せない。

ギザギザはさみで切る方法もありますが、
幅が狭いとギザギザにならない。斜めに切ってもギザギザの「ギザ」くらいにしかなってくれません。心許ないです。

耐水性の接着剤を塗っておくのがいちばん安心です。



今回はここまで。
続きはまた後日載せさせていただければと思います。

バカ話がちっとも出てこなくて申し訳ございませんが
まあ、一応、 手編みブログ(のつもり)なので。
ご容赦ください。

たまにはマジメに書かんとな。滅多にないけどな。

またお会いできますように。

どうぞよろしくお願いいたします。

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