須磨離宮公園

（※７／８付、８／２投稿分。当記事はそのうち本来の日付へ戻ります）


今日は夫に、市内にある須磨離宮（すまりきゅう）公園に連れて行ってもらいました。

公式サイト→神戸市立須磨離宮公園

トップ写真は、駐車場からの入口の様子。（正門は別の場所、敷地の南西の端にあります）
今日も暑いけど、青々と木が生い茂る下を歩くのは気持ちのいいものです。


パンフレットやウィキペディアのページによれば、ここはもとは武庫離宮で、現在の天皇陛下のご成婚記念事業として整備されたのだそう。
バラ園があって、とてもきれいな様子を以前テレビで見たので、まだ体のきくうちに一度行ってみたかったのです。

駐車場からてくてく歩いて園内に入ると、見えたものは―

わあ！眼下に広がる、この眺め。
ヨーロッパの庭園みたい。これが、バラ園だったんですね。

写真下方に見える、下りていく階段の途中の黄バラ





噴水もいっぱい。きれいなお庭です。
それでは、歩きながらバラを見ていきます。
（私は“自然児”なので、野生的に香りもくんくんかぎながらね）















今のところを振り返って












↑離れて撮ったので小さくしか写らなかったけど、
これは本当は大輪で、「プリンセス・オブ・ウェールズ」という名前でした。
そう、あのダイアナ妃のバラ！んー、雰囲気出てるかも～






珍しい、ふ入りの花びら






少し奥まった所にある、こじゃれた欧風な一角





そこにある、色修整したけどよく出なかったけど、
目にしみるような濃い赤紫のバラ






先ほどの大庭園に戻って、こんどは左側を行きます





振り返って

このピンクの花たちは、「ラビアン・ローズ」という名前でした。
「バラ色の人生」。原産国、日本だそうです





その先の頭上に見えた、大輪の薄ピンク

そしてこの先、
















この三つ、それぞれ順に、現在の
敬宮殿下、皇太子妃殿下、皇后陛下をイメージした花なんだそうです！

そう言われれば、そう見えてくるかも～～？！





その次に登場したのが、このショッキングピンクの巨大花。
誰のイメージだと思います？マリア・カラスですって。
ああ、納得、なんて。イメージっておもしろいですね。






今の場所を振り返ると、こんな感じ






こちらは小さな、一重の可憐な赤花





そして、これ以上の赤はないというくらい真紅の花たち





比較的よく撮れたのは、このくらいしかないのですが、
他にもいろんな種類、いろんな人の名前がついたバラがありました。
香りもいっぱい楽しんだ～


ところで、かぎながら思ったのですが、
バラの香りって、大雑把に分けて二種類あるような気がしました。


一つは、いわゆる香水のバラの香り。
どこかに、「これは香水の原料としてよく使われます」と書いてある花が植わっていたけど、
もういかにも！って感じの、鼻にガツンとくる強烈な香り。

でも、私が知っている、子供の頃から慣れ親しんだのは、
淡くて優しく甘酸っぱい、野原の草花を思わせるような香り。
こっちのほうが、断然好きだなあ。私にとってバラといったらこっちなんだけど


皆さんは、バラの香りといってどちらを思い浮かべますか？
もし、前者しか知らない、という方、いつかぜひ後者の香りもかいでみてくださいね。






大庭園の隣、「中門広場」付近。
「離宮当時の面影をとどめて」いるという、和風な一角。
この門をくぐった先には、大きな大きな狛犬と、
「この～木何の木♪」を思わせる、果てしない樹齢と思われる巨樹がありました。
（写真撮ればよかった）





これらが見れる「本園」の、道路を挟んだ東側には、
連絡橋でつながった、「植物園」があります。
広さは本園の半分くらいでしょうか、温室や、アジサイ・カキツバタ園などいろいろありました。

本園の南端にも、アジサイが植わっていて、そこを見ながら駐車場へ戻りました。
（夫がアジサイ好きなので）
私も好きなバラが見れて、満足満足。
時期的に、どの花もシーズンが終わりなのが少し残念だったけど、
でも植物を見るのは、癒されます。


本園の北側には、子供たちが楽しめるアスレチックコースなどもあるみたいで、
校外学習か地域の活動かで来ている様子の、小学生の集団も見かけました。
広い公園が少なくなっている今、大人も子供もこういう所で、のびのび過ごすのはいいですね。

皆さんも上手に暑さを避けて、この夏をお過ごしください。　それではまた。