見出し画像

熊本から気ままに山と自転車のブログ

片川瀬六地蔵・正観寺入口六地蔵・碧厳寺六地蔵・梶迫六地蔵

片川瀬六地蔵・正観寺入口六地蔵・碧厳寺六地蔵・梶迫六地蔵
2022/3/2(水) 晴

今日の最高気温予想14°と晴天で暖かく、自転車日和。西の風の今日は、東方向へ午後0時前からポタリングに出る。目的地は、合志市の竹迫の「薬王山金龍寺跡」と、菊池市正観寺入口交差点の六地蔵、碧巖寺の六地蔵とし出かけた。が、梶迫でも六地蔵を拝することができた。

金龍寺跡は確認できず、探索を諦めて菊池市旭志片川瀬の六地蔵に移動する。経路を間違えららしく県立技術短大前に来た。ここで左折して方向を修正する。護川小の前、杉水を通り、片川瀬集落に到着。六地蔵は、御堂(写真3参照)の境内に鎮座する。


まずは御堂の主(写真4参照)を拝する。胡坐をかいた像が二体鎮座する。仏様か神様か。


六地蔵(写真5参照)は、御堂と向かい合う形で鎮座する。


片川瀬六地蔵を後にして、正観寺入口の六地蔵(写真6参照)に移動する。先日は境内の新しい六地蔵だけを拝して、こちらの地蔵尊には気付かなかった。


六地蔵(写真7・8参照)は、かなり背が高い。これまで観た来たなかで最大と思う。龕部の像は、かなり摩滅している。


正観寺入口の六地蔵を後にして碧巖寺に移動するが、その手前にある前川水源(写真9参照)に立ち寄る。
水が澄んで奇麗な池だが湧水池にしては違和感がある。帰り際に気付いたのだが、湧水池は写真の右側方向の所にあった。ポリタンクを持った人が水汲みに来ていた。


大きな水車と水車小屋(写真10・11参照)がある。水車が回るので、かなりの湧水量と思う。
水車小屋は、実用可能な造りになっているように見える。SDGsの時代、また使わなければならないような時代が来るかもしれない。これは公園施設ということで誰も使っていないが、生きた文化・技術の伝承が行われていることに敬意を表したいと思う。


碧眼寺の六地蔵(写真12・13参照)は、庭園の外から拝することが出来るように建立されている。碧巖寺庭園は室町時代の作庭で、熊本でも古い庭園のようである。


碧巖寺六地蔵を後にして帰路を辿っていると、隣の梶迫集落に六地蔵(写真14参照)が鎮座していることに気付く。


梶迫六地蔵(写真15・16参照)は丸みを帯びており、一見六地蔵とは気付きにくい。龕部を良く観ると六体の像になっていることに気付くが、相当に損傷している。廃仏毀釈により損傷したものと思うが、権力者が替わると人々の思いも変わるのか、既に変わっていたのか。それでも廃棄されずに、こうして残されていることは素晴らしい。現在時刻16時帰途に就く。


18時過ぎ帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)38km→正観寺六地蔵31km →熊本(自宅)
所要時間6.5時間(実5.5時間) 総計69km 走行累計46,114km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

コメント一覧

asotakadakedake1592
Re:のぶさんへ コメント、ご教示有難うございます。
下橋田、前川の六地蔵をgoogle地図で確認できました。近い内に探訪したいと思います。有難うございました。
風の吹くまま、気の向くままの自転車旅です。お陰様で楽しく走っています。自転車くま
のぶ
六地蔵探訪、順調に進んでいるようですね。

梶迫六地蔵は、わたしも初めて見た時、笠石の状態に驚いたのですが、その1㎞ほど川下の橋田大橋の袂にある下橋田六地蔵の笠石も同様なので、両者に何か共通項があるのかなと思っています。

それから、水源や碧巖寺のある前川地区では、集落の北の端にある、通称「沢村さん」の五輪塔の横にも小さ目の六地蔵が立ってますので、是非、どうぞ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「肥後国六地蔵探訪記」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事