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熊本から気ままに山と自転車のブログ

加茂の六地蔵附板碑

加茂の六地蔵附板碑
2022/3/6(日) 晴

今日の最高気温予想13°13時過ぎから自転車パーツを購入に出かけ、晴天に誘われそのままポタリングに出る。
目的地は、ブログ「くまもと自転車紀行」の「のぶ」さんに教えて頂いた熊本市植木町加茂の六地蔵とする。

往路は坪井・黒髪方面の自転車店を経由し、八景水谷から坪井川沿いを北進し、立石から小野川沿いを下り県道199に出る。加茂別雷神社を目印に右折すれば、そこに加茂の「六地蔵附板碑」(写真1参照)が鎮座する。


六地蔵(写真2参照)は、笠の大きさに特徴がある。宝珠は竿石の基部に置いてある。全体として摩滅が著しく仏像は形がない。


板碑(写真3参照)には、正面に阿弥陀立像が陰刻されているとある。よく観る微かにそれらしい形が見られる。


説明板(写真4参照)には、「六地蔵は凝灰岩で作られていて、高さ二m四十九㎝である。全体に風化がひどく紀年銘などは不明であるが、室町時代に建立されたものと推定されてる。
この六地蔵は石仏の一種である。
仏教の教えでは、人々は地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の六道のいずれかの境遇に身をおき、どの境遇にあっても悩み苦しみ宗教的救済を求めるが、中世から近世にかけて、この六道のそれぞれに、救済の手を伸ばしてくれる菩薩として六体の地蔵菩薩を祀る風習が行われた。
とくに戦乱が続いた室町後期から地蔵菩薩に対する信仰が高まり、多くの地蔵石仏が祀られた。
板碑は、安山岩で作られた前高一m四十三㎝、最大幅一m四十六㎝、最大厚十三㎝である。
板碑の正面に阿弥陀立像と道泉禅門・妙泉禅尼・永正十一年(1514)二月吉日施主角田掃部頭藤原益吉敬白の陰刻がある。
この板碑は、石塔婆の一種で板石塔婆ともいう。仏像や銘文の刻まれたものも多く、鎌倉時代から室町時代にかけて追善や供養などの目的でつくられたものである。」とある。
現在時刻15時半帰途に就く。帰路は熊鹿ロード経由とする。


17時過ぎ帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。ウクライナに平和が訪れますように!
熊本(自宅)22km→加茂六地蔵18km →熊本(自宅)
所要時間4時間(実3.5時間) 総計40km 走行累計46,269km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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