汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

帯は天下の回りもの?

2014-01-17 | コーディネート
唐突に送られてきた画像つきiPhoneへのメッセージの送り主は、着物師匠のすがさん。
昨年、私の引っ越しにより、ぐうぜんにも双方の自宅が200m以内のご近所になっている。

メッセージには、帯2つの画像が添付されており、「興味あるかしらー?」とのこと。
送られてきた画像はこちら↓


<藤娘の縮緬帯。地色は濃紫>


<こちらは単衣用かな?縦に織りの地模様が入っている>

あるある、ありますともー!
断捨離中の私ではありますが、藤の柄の帯は一本も持っていない。
翌日、いそいそと、すがさんのご自宅を訪問。

聞けば、「高級な」着物をたくさんお持ちのマダムが、「これ着ないから…」と、山のような(?)着物や帯をすがさんにお渡しになられたとか。
同じく断捨離中のすがさん、周りの着物好きに声かけて山分けと相成ったわけである。

初夏の藤の季節に向けて、白地の藤柄の帯は締めてみたい。
モノトーンの色合いはシックで素敵。

縮緬の方は、藤の季節には暑すぎるかもしれないが、「藤娘」が歌舞伎の舞台でかかった時にはぜひ締めたい。
地色も、黒でないのが素敵。

というわけで、二本ともありがたくいただいてきた。

当のすがさんが選んだという着物も見せてもらった。
藍色の紬。
「塩沢かな~?」とのことだったが、触った感じ、絹とは違う感触。
「もしかしたら、綿薩摩かも~」と、なかば冗談で言ったらば、後日、はやり綿薩摩であることが判明。
ひえ~!?
mixiでメンサツ好きコミュニティを立ち上げたくらい綿薩摩好きなすがさん。
やっぱり、愛のあるところに着物は集まってくるんだなー。

私も、まったく面識のない方から帯をいただき、ご縁の不思議を感じている。
どうコーディネートするか、考えるのが楽しみじゃー。
(増えた分、手持ちの帯を整理しなくちゃ…汗)

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6 コメント

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Unknown (のの吉)
2014-01-17 23:49:06
ネットで拝見しているだけですが、すが様は密かにファンです。
アウトプットもインプットも豪快な感じが素敵です。

私も年末から色々と整理を始めたんですが、1月も半ば過ぎたのに未だ収拾がついてません。。。
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Re:Unknown (asochan0930)
2014-01-18 00:36:07
のの吉さん
機会があったら、すがさんをご紹介したいのですが~…
着物だけでなく、きっとお仕事も共通点が多いと思うのです。例えば、こんな漫画に共感しませんか?(^^;;

カタクリ
http://www.moae.jp/comic/katakuri/464

断捨離っぷりも、ちまちました私と違い、豪快なので、刺激になること間違いないです^_^
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Unknown (神奈川絵美)
2014-01-20 14:51:02
わーわー、超うらやましいです!
というのも私も、藤の帯は一本も持っていないので…。
先日、松屋銀座での「草乃しずか」展(刺しゅう)でも
藤の美しい刺しゅう作品を見ながら
「こんな帯が欲しいなー」なーんて言っていたところでした
藤娘、少し幼い感じが可愛らしいですね。
春が待ち遠しいですね。
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絵美さん、えへへ (はつき)
2014-01-22 06:29:34
絵美さん
絵美さんに羨ましがられるなんて、えへへ…恐縮です(^^;)。
私は、季節ものの柄は着られる期間を限定するので効率的でないと、なかなか購入に踏み切れなかったケチな口でして…。そろそろそんなケチな根性、見直しなさいと言われているのかもしれません。うっかり時期を逃さないようにしないと、です!
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着なくなった着物を有効利用できる場所を紹介します (せきぐち)
2014-03-16 17:02:14
初めまして。着なくなった着物や和服などをそのままにしておいたり、捨てて処分するなんてもったいないと思う気持ちに、とても共感します(^_^)/
それで、いきなりですが、不用品をバザー品として送れる場所をお伝えします。大阪にある、『豊能障害者労働センター』で、5つのリサイクルショップを運営して、バザー品はそこで売られています。着物などの和服は、着られないほどに古くても傷みがあっても、とても歓迎されます。売り上げ金は、主に障害者福祉に使われています。
 私も「ずっと長く使う」と信じて買ったものが、意外と使わなくなった、ということが、よくありました。以前はもったいないと思いながら、不用品を泣きたい気持ちで仕方なく捨てていましたが、今はここの労働センターに送れるので、とても嬉しいです(^^) それで、私と同じように、「使わないものを捨てられない」と悩んでいる人を助けたくて、多くの人に、この労働センターを教えているのです。
バザー品の送り先のHPはhttp://www.tumiki.jp/bazar.html です。ここでは、一般のリサイクルショップで引き取らない物や、他のバザー会場で売れ残った物も受け入れていて、それらはきちんと商品として販売されています。
また、ここの送り先を気に行って下さったら、知り合いの方にも伝えて頂けると嬉しいです。私は一人でも多くの「もったいなくて捨てられなくて困っている」方々を助けたいので(^^)
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Re:着なくなった着物を有効利用できる場所を紹介します (asochan0930)
2014-03-17 09:53:29
せきぐちさん、コメント、ありがとうございます。教えていただいたところのように、福司現場で活用されれば、着物や帯も喜びそうですね。
情報、参考にさせていただきます!

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