イブは海老蔵とともに～12月大歌舞伎

世はクリスマス。
私もめでたい気分だが、それはクリスマスだからではなく、ここしばらく毎週土曜に通っていたヨガのティーチャークラスを無事、終了したからである。
一日7時間、ヨガ漬けになるこのコースに参加のため、同じく土曜にあるお茶の教室にも洋服で通うことになった。
必然的に、この秋は着物着用数が激減(^^;;


クリスマスイブは、まるで今までの鬱憤を晴らすかのように、和に耽溺しました！

まず、前職の同僚であり、最近、着物にハマりつつあるN嬢と日本橋高島屋で町泡絵。
草履選びのご相談があり、迷った結果、着物関連全般を見ることができて、かつ、マイファースト草履購入でお世話になったこちらをご案内。

デパートといっても、靴のように多くのブランドを取り扱っているわけではなく、京都の「伊と忠」さんの草履のみを扱っているんですな。
もっといろいろなブランドの草履があるかと勘違いしておりました…。
N嬢が選んだのは、濃い茶の布製のもの。鼻緒はさんざん迷って組紐のものを。
店頭に置いてあったものより少し高さを出したいということで、注文したので、来年の2月に出来上がるとのこと。
美意識の高いＮ嬢が選んだだけあり、かっこいいけど、どこかはんなりとしていて・・・うーん、私がほしい（笑）

そこから、Ｎ嬢が着付けを習っているという銀座の「きもの青木」さんへ移動。
私は以前に青木さんで買った江戸小紋に合わせる帯がほしくて、物色…
予想もしなかったタイプの帯を購入してしまった。
久しぶりの着物関係のお買いもの。こつこつ貯めた500円玉貯金をおろすこととします。

着付け教室に参加のＮ嬢と分かれ、キャリアカウンセラー仲間とランチ。
そして1人で歌舞伎座へ。
クリスマスイブは海老蔵とデートですがな。

大入満員の12月の歌舞伎座。
チケットとれたのがクリスマスイブしかなかっただけなんですが(^^;)

海老蔵丈が兄役、玉三郎丈が妹役と、歳の差を完全にひっくり返しての舞台がどうなんだ？と懸念してましたが、さすがの玉三郎丈。
妹の甘えた部分を違和感なく演じられていました。


一日、着物で歩き回ったせいか、暖房の効きすぎのせいか、観劇中に珍しく気分が悪くなり、最後の討ち入りの場面はパスして帰宅。
ああ、充実の一日でございました。

＜今日の着物：海老蔵丈にちなんで海老柄小紋。クリスマスシーズンには定番のトナカイ（？）帯を合わせて＞






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通し狂言　仮名手本忠臣蔵（かなでほんちゅうしんぐら）

五段目　山崎街道鉄砲渡しの場
　　　　　同　　　二つ玉の場
六段目　与市兵衛内勘平腹切の場
　
早野勘平 染五郎
斧定九郎 獅　童
女房おかる 七之助
母おかや 吉　弥
判人源六 亀　蔵
千崎弥五郎 高麗蔵
一文字屋お才 萬次郎
不破数右衛門 彌十郎


七段目　祇園一力茶屋の場
　 　
大星由良之助 幸四郎
寺岡平右衛門 海老蔵
竹森喜多八 松　也
富森助右衛門 廣太郎
大星力弥 児太郎
斧九太夫 錦　吾
赤垣源蔵 亀三郎
遊女おかる 玉三郎


十一段目　高家表門討入りの場
　　　　　同　奥庭泉水の場
　　　　　同　炭部屋本懐の場
　 　
大星由良之助 幸四郎
原郷右衛門 友右衛門
奥田定右衛門 宗之助
矢間重太郎 竹　松
富森助右衛門 廣太郎
大星力弥 児太郎
竹森喜多八 松　也
小林平八郎 獅　童