夫の誕生祝いに、本人のリクエストを受け恵比寿のフレンチ「モナリザ」へ出かけた。その前にお茶のお稽古もあったし、そもそもフレンチ食べるのに、着物でおしゃれしなくてどうする?ってことで、着ていったのは「なんちゃって紅花紬」と緑色の九寸帯。
フレンチといっても、こじんまりとした、どこかアットホームなレストランなので、柔らかもので改まるより、紬か小紋がふさわしいかなと考えて選んだ。地に光沢があるので、紬と言っても少しおしゃれをした感がある(当社比
)。できれば帯はもう少しかわいらしいテイストのものを締めたかったが…持っていないものは仕方ない。
さて、「モナリザ」である。このレストランに着物で出かけるのは4度目(?)。
私の記憶によると、75%の確率で、帰り道に気分が悪くて難儀な目に遭っている(つまり、まともに帰ったのは1度しかない)。
どうしてそうなるか?自分なりに分析してみた。
(1) コースのボリュームがかなり多く、苦しいほど満腹になってしまうこと
(2) もともと私はお酒に弱いこと
(3) 着物着用でいろいろなところを紐で縛っているので、満腹になったときに圧迫感が洋服より強いこと
・・・以上の3点の相乗効果だろうと推測できる。
とった対策は以下の通り。
対策1:皿数の少ない方から二番目の料理をチョイス。パンを食べる量は2個に押さえ、全種類制覇は見送った。
対策2:お酒の量は控えめに。水は最初から一緒に飲んで、途中でできるだけ排出。
対策3:少しでも着衣と体の間の余裕をとるため、あらかじめ扇子を帯に挟み、食べている途中で抜くという小技を使った。
こんなに考えて対策をとったのに。
ああ、それなのに。
対策1については失敗。少ない方から二番目とはいえ、さすがフレンチ。やっぱり「もういい」というぐらいお腹いっぱい。そもそも私達夫婦の年齢からして、受容量自体が予想以上に落ち込んでいる。
対策2は、自分ではワインの量を押さえたつもりだったのだけれど…。夫に言わせると食前酒のシャンパンカクテルを全部飲んではいけなかったのではないかと。だってシャンパンですよ?あんなにおいしいもの、残すなんて自分が許せない。
対策3は、結局扇子を抜くだけでは足りず、トイレで帯揚げや帯枕の紐を緩めるという羽目に。
結局、今回も最終的に気分が悪く、這う這うの体で帰ることになったのだった。
意識がなくなるほど、気持ちよく酔える人がうらやましい。
私の場合、酔っ払う前に気分が悪くなり、その状態で醒めてきて、二日酔い状態を迎えてしまうのだ。
家が都内であれば、それほど気分悪くなる前に家に到着するのだろうけれど、あいにく千葉県民だから、下手をすると気持ち悪さに途中下車の羽目に陥る。
しかし。
フランチレストランに、着物、着なくてどうする!?
性懲りもなく、私の「着物でフレンチ」の挑戦は続くのである(このテーマ、つづく。たぶん)。

笑顔でいるが、実はデザート前でかなり気分悪い状態…


さて、「モナリザ」である。このレストランに着物で出かけるのは4度目(?)。
私の記憶によると、75%の確率で、帰り道に気分が悪くて難儀な目に遭っている(つまり、まともに帰ったのは1度しかない)。
どうしてそうなるか?自分なりに分析してみた。
(1) コースのボリュームがかなり多く、苦しいほど満腹になってしまうこと
(2) もともと私はお酒に弱いこと
(3) 着物着用でいろいろなところを紐で縛っているので、満腹になったときに圧迫感が洋服より強いこと
・・・以上の3点の相乗効果だろうと推測できる。
とった対策は以下の通り。
対策1:皿数の少ない方から二番目の料理をチョイス。パンを食べる量は2個に押さえ、全種類制覇は見送った。
対策2:お酒の量は控えめに。水は最初から一緒に飲んで、途中でできるだけ排出。
対策3:少しでも着衣と体の間の余裕をとるため、あらかじめ扇子を帯に挟み、食べている途中で抜くという小技を使った。
こんなに考えて対策をとったのに。
ああ、それなのに。
対策1については失敗。少ない方から二番目とはいえ、さすがフレンチ。やっぱり「もういい」というぐらいお腹いっぱい。そもそも私達夫婦の年齢からして、受容量自体が予想以上に落ち込んでいる。
対策2は、自分ではワインの量を押さえたつもりだったのだけれど…。夫に言わせると食前酒のシャンパンカクテルを全部飲んではいけなかったのではないかと。だってシャンパンですよ?あんなにおいしいもの、残すなんて自分が許せない。
対策3は、結局扇子を抜くだけでは足りず、トイレで帯揚げや帯枕の紐を緩めるという羽目に。
結局、今回も最終的に気分が悪く、這う這うの体で帰ることになったのだった。
意識がなくなるほど、気持ちよく酔える人がうらやましい。
私の場合、酔っ払う前に気分が悪くなり、その状態で醒めてきて、二日酔い状態を迎えてしまうのだ。
家が都内であれば、それほど気分悪くなる前に家に到着するのだろうけれど、あいにく千葉県民だから、下手をすると気持ち悪さに途中下車の羽目に陥る。
しかし。
フランチレストランに、着物、着なくてどうする!?
性懲りもなく、私の「着物でフレンチ」の挑戦は続くのである(このテーマ、つづく。たぶん)。

笑顔でいるが、実はデザート前でかなり気分悪い状態…
私も外食はほとんど着物です。特にフレンチなら「今着ずにいつ着る!」ですよね。
いろいろ緩めたことはありませんが、私は以下のことに気をつけています。
☆パンはほとんど食べない。
すごくおいしいソースをつけて食べるときくらい。残念ですけど。
☆おなかが膨れそうな食材(じゃがいもとか)はできるだけ少なめにしてもらう。
着物も、着物スリップ→長襦袢→伊達締め→着物→腰紐→コーリンベルト→ベルト付き帯板→帯→帯枕・帯揚げ→帯締め という感じで着ています。半幅帯ならもっと楽ですので、たくさん頂くときは半幅帯にしたりします。
コメントありがとうございます。やっぱりフレンチ食べるときには気をつけていらっしゃるんですね。
特に「じゃがいも」などを食べないというのは盲点でした。
それから着物スリップもいいかも。(持ってないけど)
この日、私は「うそつき」着用だったので、腰のあたりは一枚多く、ひもで縛る系を着用。長襦袢かスリップにすればよかった…。
ちなみに「えびぞう」というお名前は、歌舞伎の海老蔵丈と関係あるんですか?興味津々です。
また、ぜひいらしてください。
こんにちは! ご主人さまのお誕生日おめでとうございます
お酒ですが、生まれつきアルコール分解酵素の少ない人は、少量でも気分が悪くなるようです。(私もそう)
特にワインは、片頭痛を起こしやすい食品の一つとして知られていますので…あまり無理なさらないでくださいね。
…と、夢のない書きこみですみません
そう、アルコールの分解酵素が足りないのですよね。わかっているのですが…。お酒の怖いのは、自制心を司る体の部位をも麻痺させるところですね。「わかっちゃいるのに」の過ちを何度も繰り返してしまいます(涙)。
HNは前の海老蔵さんからです。うちの犬の名前でもあるのですが(笑)中国で駐在していたときに買った犬なので、漢字で書ける名前をと思ってこの名前にしました。(あちらの方は必ず「漢字でなんて書くの?」と聞かれるので)中国から出国するときの書類には英語版でebizou、中国語版では海老蔵となってます。
着物スリップは、私も1枚しか持ってないのでぐうたらして洗ってないときは綿素材のスリップとかタンクトップとかいいかげんな格好をしてますよ(笑)日本では最近シェルカップ付きのものが多いようですが、ビクトリアシークレットなどの海外通販ならカップなしがありますよ。
私は当代海老蔵丈ひいきなので、なんだか親近感を覚えてしまいます
ブログ拝見しましたが、海外生活が多くていらっしゃるなかで、着物生活を続けていらっしゃるのは、不自由も多いでしょうにすごいなあと。また情報交換などさせてください。
着付を習い始めた頃先生がよく言ってたのが(私も度々ブログに書いていますが)、帯は下の方はしっかりと締め、上は拳一つ分位開けて締めるという件です。先生曰く「結婚式でご祝儀包んでいるのに、ごちそうが食べられなかったらバカらしいから」、笑。
帯枕の紐も両脇で体に沿わせてギュッと引っ張って締めますが、結び目は胸との間に指1本入る位余裕をもたせて結び、なるべく下に押し込むようにと言われています。
わかっちゃいるけど中々うまく出来ないんですけどね~。
着付けの先生のお言葉、実感こもってますね。その域に達するまでに先生も幾多の悔しい思いをされてきたのか・・・。
私もこの悔しい思いを忘れることなく、着付けの精進に励まなくてはと決意を新たにいたしました!
「ウコンの力」のドリンクもしくは粉末を食事前に。
しじみエキスなどもいいようですよ。
食事前に牛乳とか飲むヨーグルトで胃壁をガードして、アルコールの吸収を妨げる(といってもほんの少しのようですが)など・・・。
ぜひお試しください^-^
そういえば、フレンチ食べる時は、たべきれるようにと、お腹をペコペコにしていくので、ついがっついてしまい、その結果、前半に苦しくなってしまうのでした。乳製品をお腹に入れておけば、粘膜保護だけでなく、がっつき防止にも有効そうですね