汗と涙の着物生活 

突如着物に目覚め、ついに着物作成に挑戦。着付けに涙し、とどまらぬ物欲に冷や汗の毎日。

落語で年納め

2014-01-04 | お出かけ
あけましておめでとうございます。
東京は、お天気に恵まれたお正月を迎えています。

お正月にお着物を着た方も多いと思いますが、我が家は夫の実家のお墓のお掃除&お参りを兼ねた年始回りに始まり、後は資格試験の勉強に費やすお正月。着るものに関してはむしろいつもよりスポーティーなくらい。
悩みの初釜が、着物着初めとなりそう。

とはいえ、年末は連続して着物着用の機会が立て続けにあった。
前に書いた歌舞伎座観劇に続き、27日にも着物着用。江戸の昔を懐かしむイベントを開催されている「采芽会(あやめかい)」の忘年会があったのだ。

歌舞伎の舞台を巡ったり、昔の浮世絵の双六を鑑賞したり、興味深いイベントを毎月のように開催されている会だが、今回のコンセプトは、「落語を楽しむ」。
若手二枚目(そしてお顔の方も二枚目な)、柳亭市弥さんの噺を聴きながら、一杯やろうという寸法。


<顔を隠しても、にやけているのがわかってしまうワタクシ>

この日は昼過ぎまで雨模様。
あがるかどうか、わからなかったので、私はまたまたポリエステルの小紋を着用。
なんだか、私が着物を着るタイミングはお天気が悪くてポリ着物の登場が多くなっていると思うのは気のせいか…。
居酒屋で落語、となれば、帯は半幅を矢の字に結んで、いつもよりカジュアルに。
(しかし、「矢の字」って、いつまでたってもきれいに結べない・・・。本に書いてある通りにしても、なぜか長さが足りない気がする…)

休憩を挟んで聴いたお話は2つ。
情けないことに、お題は忘れてしまったけれど、笑いの中にもほろりとさせてくれるところがあって、堪能しましたよ。
素人承知で、これまで聴いたことのある師匠たちの話と比べると、師匠たちは完全に話の世界に入り込めてしまうのに対し、二枚目さんは、時々、噺家さん自身が素に戻り、現代人の顔が見えてしまうところがある。
しかし、泣かせるところはしっかり泣かせ、笑いもしっかりとっていた市弥さん、将来に期待が持てます!
上の写真もきっとお宝になることでしょう!!

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2 コメント

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Unknown (のの吉)
2014-01-06 20:07:46
お忙しいのに、お着物着てお出かけされてて、尊敬します。
着ないといよいよ着なくなると分かっていても、年末は気ぜわしくて観劇時も全て洋服でした。
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バロメータ (はつき)
2014-01-07 14:44:47
のの吉さん
着物の着用率は、自分の余裕のバロメータですよね。着ていない時期=余裕のない時期。着られない時には無理して着なくてもよい、いつか着られる時期が来る…と、近頃やっと思えるようになりました(^^;;
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