激震。

・・・・・・。いつ以来の書き込みだろう・・・。
あまりに久しぶりで、ここのＩＤをすっかり忘れておりましたよ。
さてさて、みなさま。・・・こんなところを覗かれているごく少数の、
奇矯な方々。ごきげんよう。またくもって、お久しぶりでございます。
啓蟄も過ぎ、虫も這い出してきているのに、遊び人はまだ石の下にいるのか、
はたまた菰と一緒に焼かれたか、と思っておられたかと思いますが。
生きていました。いちおう。
ところで。
こうして巣穴から這い出して来たには訳がありまして。
ここを覗かれるようなコアな方々ならもうご存じかも知れませんが、
ワタクシの親愛なる師匠、ayaseさんのＨＰ『Tumbleweed』が４月いっぱいで
閉鎖になるという悲しいお知らせが。
ayaseさんの『Tumbleweed』と言えば、ネット百合界の先駆的存在。
ほんとうに残念ですが、今度ばかりは止めても無駄な感じです。
ですがまあ、ひとの心は移ろうもの。
いつの日か、気が変わって何か書き始めることを祈りましょう。
（わたしが言えた義理ではないですが。現状では）
ここからはかんっぜんにayaseさんとの思い出話になるので、読みたくない方は
スルーでお願いします。
わたしがはじめてayaseさんのＨＰを訪れたのは、今はなき伝説『ゆりんく』を
たどってだったと記憶してるんですが・・・。当時はまだ『Tumbleweed』という
名前ではなく、『（ごめん、名前忘れた）』でした。
まだ、わたしがネット海を漂う一百合読者だった頃です。
特にお気に入りだったのが、『黄桜女子高等学校物語』の、現在は『彼女は手を
伸ばす』と改題した、当時の題で言う『スノーマン』（ご本人にはしつこいと
叱られそうですが（笑）でも、題名込みでお気に入りだったんだもん）
さっき、久しぶりに読んできたけど、やっぱりよかった）。
それから、珍しいことに感想メールなどを書いてみたりして。
そして現在に至ります。・・・最後、ものすごく端折りましたが、まあ、そんな
とこ書いてもあんまり楽しくもないでしょうし。
でも、たぶん、ＨＰが閉まっても、ちょっとチャットしよかーと言えるつながりが
残ったという気楽さは、お気に入りのＨＰがある日消えてしまってがっかり・・・
と言ういつもの気分を、確実にゆるめてはくれていると思うのです。

＞「この場所がある」ということにいつもどこか安らいでいられます。
と拍手を入れて下さったスイさま。（いつの話だよ！）
この気持ちはネットを漂う者としてとてもよく分かります！
そして、そう感じて頂いてホントに恐縮です。残念ながら、ホントに
ただ「在る」というだけなのが問題なのですが・・・。

正直、拍手やカウンターはもういらないだろうとも思うのですが、見ればこれほど
更新のないＨＰに拍手を打って下さる方もいるようで。申し訳ない限りです。

しかし・・・。草廬も終わるときは、Tumbleweedのように、惜しまれつつ終わらないと
いけないなあ。