タイ皇室ビジネスと軍政の未来
いまや格安航空の聖地となったバンコクのドンムアン空港だが、Thai（タイ航空）の機体よりもエア・アジア（マレーシア系）の駐機に圧倒され、最近ではThaiライオンとかほとんどのタイ資本はASEANのお付き合い程度にビジネスに絡んでいる。ドンムアンは新空港の完成とともに見捨てられて廃墟と化していたがそれに目をつけたのがエア・アジアで格安でドンドン空路を広げた結果、見事に空港は再生し、いまではまるでエア・アジアという国の国際空港のように映る。まあ、これも見た目だけで元々はタイ国軍のものなのはいいとして、実際にバンコクの大洪水の時のように整備は米軍が一生懸命に掃除をしたり復旧作業でタイ国軍の技術はセコムの警備員程度とかに映る。米国におんぶに抱っこで中国が支配を強めるウタパオ空港との兼ね合いでバランスを取っているが・・・情けないの一言。といっても沖縄も同じようなものでベトナム戦争当時と同じらしい・・・そして米国は永遠に嫌われる。
AirAsia Allstars - Can't Stop The Feeling - ONEAirAsia FUN team
まあ、こういうビジネスはタイが下手なのはいい意味の王国として健全で、タイ社会の伝統とか宗教の動きが追いつかないのは好感が持てる。というのはもう何年もタイ航空の本社の近所に住んでいるとタイの中間層の憧れの就職先がタイ航空であった時代とか、CAの娘時代とか両親とか、自分の生活の一部なので社会的変化よりはこうした前のYoutubeのようなTHAIスマイルのような娘さんが笑顔で生活できる空間がなによりも安心で、彼女たちが生まれた頃から知っている典型的な成長過程でいまから結婚して教育ママになろうと、日曜日の朝にカフェで不倫相手と逢引しようとそんなことはもう「その後」で興味はなくてやや保守的な若い青春時代を送って、多分わたしにも合掌してくれる社会が本当に貴重である。
コロナ後も強いだろう、エア・アジアの便乗ビジネス
うーん、この出だしの曲はまさにビートルズのLike a bird未来ミックスでエアアジアのセンスはロンドンなのが、この広告の制作費って驚異的にバージンとのシェアで格安予算ではないかと推測する。よくSFの題材だがヒマラヤの時間に埋もれた空間で西洋文明を受け継いでいる環境があるが、エア・アジアのオーナーはまさにこういう成功者のグル、いやグループで
ロータス・エリートの名車がマレーシアの本社前に飾ってあって元F1ドライバーとしてリスペクトは航空会社のオーナー以上のものがありバージンのブロンソンとチャオパ河のほとりで浚渫船を改造したベットルームから裸足で高級ホテルで仕事しているイメージがある。
撮影舞台はタイのドンムアン空港ビルではないかと思うほど似てて、フィルムでタイ語を確認するが、一時はウオーキングデッドが彷徨うような廃墟ビルを救ったのも確か。１リンギット（20円）でマレーシア政府から航空会社を買ったマレー系マレーシア人のフェルナンデス氏は彼が華僑でないということがセンスの良さを経営にも十分発揮された。昔のタイ国際航空からすると蚊のような小さなエアアジアの機体がドンムアンを占領するとは誰もが思いつかなかった。予約もなくその日にバイクタクシーで東京に行くのはエア・アジアしかないし実際この映像のように売ることへの姿勢は前向きで多少の規則は目をつぶってくれる。
タイでもそうだが、その国のナショナル・フラッグというのは王の家臣の家族のための生活安定というセーフティネットで前のタイの子会社であるスマイル航空のモデルの表情にもバンコクでの余裕ある家族の一員であるあることが本社の裏の屋台や市場で買い物していても伺える国王のいる安定感である。そうした軍政のなか、タイの軍空港をあたかもマレーシアのような
演出にタイの王室側のシンパが何故文句を投稿しないのか不思議だが、軍としても国としても空港使用料で国防予算が組めるほどの歳入があるのなら、農地は腐るほど空いているし注意すべきなのは南部イスラムではなく北京の過剰干渉を王室が忖度しないこと。映画では開国時代のバンコクの王朝の高官たちはヤンキーのようにキンマを床にぺっぺと吐き出して大国との交渉の腹いせに部下を虐めるし、どこも同じようなものだが行儀が悪くて品がない。
そこにいくとエアアジア（AA）のCAはいい意味で「英語圏ハスッパ」である。もちろん彼女たちはマレー語、英語、タイ語、マンダリン、日本語を英語的発想で機械学習しているので、サービスはアンドロイドよりましな程度だけど仕事の帰りに個人的な深まりも期待できるし、いきなりホテルでイザというときに「メー（母）」から電話ということもなく全てがCFのままの普通の日常が仕事をしているだけ。
