
こんな記事があった。
「現在の高性能なPCであれば、ジャンボ・フレームを使わなくても
ギガビット・イーサネットのほぼ帯域いっぱいまで使用することはそう難しいことではない。
だからジャンボ・フレームを導入しても、パフォーマンス向上の余地は実はあまりない。
わずかばかりの性能向上を目指すよりは、
無用なトラブルを避けるような運用の方が望ましいと思われる。」
第5回 イーサネットを高速化するジャンボ・フレーム技術 (3/3)
PCやNASの MTU サイズを 9 KB にしてジャンボ・フレーム対応していたが、
既定値の 1.5 KB で良いかもしれないと思い、転送速度を実測してみた。
使ったのは拙作 CheckSpeed。
実際のファイルをコピーして転送速度を測る Excel マクロ。
環境・構成は次のとおり。

ノートPCに接続した外付け HDD とNAS(T5R と TS-410)間でのファイル転送。
PCとNASでは MTU を 9 KB(ジャンボ・フレーム)と 1.5 KB(既定値)にして
595 MB のファイルを5回コピーし平均を取った。
CheckSpeed の実行結果はこんな感じ・・・

結果は・・・

数値は MB/Sec(1秒間当たりの転送量)。
値が大きければ転送速度が速い、ということになる。
で、ここから分かるのはジャンボ・フレームの効果は微妙・・・
テストでは 595 MB のファイルを使ったが、通常のファイル読み書きでは数 MB 程度。
あるいはもっと小さなファイルが多いはず。
NAS間でのファイルコピー(T5R から TS-410 へのバックアップ)をすることがある。
これは BunBackup を使ったフォルダーレベルでのファイルコピーで、
最初からある程度の時間がかかることを覚悟している。
(10%程度の速い・遅いは気にならない)
そう考えると、ジャンボ・フレームを使う必要はないように思われる。
冒頭記事の意見に従って、MTU は 1.5 KB のままで使うことにした。
ブログ記事についてのお問い合わせは「質疑応答 掲示板」で・・・
ここをクリックして、北窓舎のサイトにもお立ち寄りください・・・
「現在の高性能なPCであれば、ジャンボ・フレームを使わなくても
ギガビット・イーサネットのほぼ帯域いっぱいまで使用することはそう難しいことではない。
だからジャンボ・フレームを導入しても、パフォーマンス向上の余地は実はあまりない。
わずかばかりの性能向上を目指すよりは、
無用なトラブルを避けるような運用の方が望ましいと思われる。」
第5回 イーサネットを高速化するジャンボ・フレーム技術 (3/3)
PCやNASの MTU サイズを 9 KB にしてジャンボ・フレーム対応していたが、
既定値の 1.5 KB で良いかもしれないと思い、転送速度を実測してみた。
使ったのは拙作 CheckSpeed。
実際のファイルをコピーして転送速度を測る Excel マクロ。
環境・構成は次のとおり。

ノートPCに接続した外付け HDD とNAS(T5R と TS-410)間でのファイル転送。
PCとNASでは MTU を 9 KB(ジャンボ・フレーム)と 1.5 KB(既定値)にして
595 MB のファイルを5回コピーし平均を取った。
CheckSpeed の実行結果はこんな感じ・・・

結果は・・・

数値は MB/Sec(1秒間当たりの転送量)。
値が大きければ転送速度が速い、ということになる。
で、ここから分かるのはジャンボ・フレームの効果は微妙・・・
テストでは 595 MB のファイルを使ったが、通常のファイル読み書きでは数 MB 程度。
あるいはもっと小さなファイルが多いはず。
NAS間でのファイルコピー(T5R から TS-410 へのバックアップ)をすることがある。
これは BunBackup を使ったフォルダーレベルでのファイルコピーで、
最初からある程度の時間がかかることを覚悟している。
(10%程度の速い・遅いは気にならない)
そう考えると、ジャンボ・フレームを使う必要はないように思われる。
冒頭記事の意見に従って、MTU は 1.5 KB のままで使うことにした。
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