本日も横浜にて、仕事でした。
午前、午後と異なる業務でしたが、偶然にも桜木町駅を挟んで海側と山側の会場であったため両方に参加することが出来ました。
午前中は、ワールドポーターズにて、神奈川県理学療法士会主催の「介護報酬改定講習会」に参加しました。
講師は神奈川県高齢施設課の深井氏と医療法人真正会の理学療法士である岡野氏。
両講師により、前段では大枠の改定内容、後段では理学療法士としての視点でより具体的な内容をご講演いただきました。
お二人とは、講演外で大変有意義な話をうかがうことも出来、大変充実した時間をすごすことが出来ました。
お昼になり、急いで桜木町駅を挟んで反対口の横浜市社会福祉センターへ向かいました。
歩いて行くのとタクシーに乗るのとあまり変わらない時間で到着できると聞いたのですが、タクシーに乗ろうと思って駅とは逆方向の大きな通りのほうに向かいました。
しかしタクシーが中々見つからず、結局遠回りしながらも会場まで歩いていきました。
最初から駅を通って反対口に出ればよかったと途中で後悔しながら歩ききりました。
午後は、第10回神奈川県介護支援専門員研究大会に参加しました。
今回は記念大会ということで、昨年3月11日に発生した東日本大震災への継続的な支援について企画を組みました。
石巻市で広く介護事業所を展開している「ぱんぷきん株式会社」渡邊常務、女川町地域包括支援センターの三浦副所長をお招きし、被災からその後の活動までご講演いただきました。
多くの写真や被災時の話をうかがい、あらためて被災地での活動や住民の苦労を思い知ることが出来ました。
女川町では住民の8.3%(831名)が犠牲にあわれたとのことで、身の回りの誰かしらが亡くなっているのが当たり前な状況だったとおっしゃっていました。
それでも、仕事を続け、住民へのサービスを途切れることなく提供していく姿勢には、自分の会社に置き換えたときにはたしてどこまで対応できるのかと深く考えさせられました。
お二人には、まだまだ大変な状況にもかかわらず、わざわざ遠く神奈川までおいでいただいたことに深く感謝申し上げます。
会場では、石巻から届いた鯨の缶詰が販売されておりました。私も2つばかり購入させていただきました。
午前中の仕事でいただいた交通費2000円の内、缶詰購入に1000円、募金箱に1000円と入れさせていただきました。
また女川からは笹かませんべいを差し入れていただき、ご馳走になりました。
美味しかったです。
私が住まう小田原地区では、4年以内に直下型地震の発生が70%の確率とのことで今回の内容は、けして対岸の火事ではないと受け止めています。
いつおきるとも分からない災害に対して、どのように対処していくのか
本当に対処できるのか、頭が痛くなる話です。
対処について、万全はありませんが、少なくとも備えている、対処方法は整備できていると言えるレベルまで持っていかなければならないと思っております。
まったなしの状況で当社としての取り組みの第1歩は社内でのチーム体制の強化と地域連携推進だと考えています。
次年度の事業計画を策定している中でしっかりと組み込んでいきたいと思います。