新作！たまごバッグ完成！ 渾身の、持ち手問題解決作品。ちょい手前みそありで、すいませ～ん。

ようこそ「人っていいな」と笑える“愛おし”動物バックを制作するashの日記へ 。
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私はバッグを作っています。

どんなものかと言いますと
あまり見かけないデザインで　
大き目で全体が動物になっているバッグが主です。

ですが、始まりは
“たまごのかたちをしたバッグ”
からなんです‥



・・・というわけで
昨日、たまごバッグ新作完成しました～

　　　　

綿麻の濃紺にベージュのドット、裏側は濃紺のガーゼ
の二重生地。
服地にするととても気持ちのいい肌触り。

そんな素敵な生地に、
シンプルデザインのクジャクさんのアップリケ。

　　　　

今までの定番とどこが違うのか…

　　　　

①ひとまわり大きくなった
②持ち手が長くなった

①の改良は、そんな難しくないです。
問題は②．

以前から「たまごバッグ、肩にかけられたらな～」というご意見いただいてまして、
肩掛け派の私も、その通りだ～と思っていました。

でも持ち手を長くすると、“たまごの形じゃなくなっちゃう～、”というのと
“長くしたら中の芯をどうやって入れるのか”という制作過程の難題があり、
なかなか踏み切れないでいたのでした。



世間では「たまごバッグ」を作ってる人はまぁまぁいるのですが、
この持ち手問題が難題で
「多分理想と違うけどこの作り方しかできないんだろうな～」っていう人が多い。

　　　　
　　　　↑これは個人の作家さんの作品ではなく、メーカーの量産品です

↑このように、持ち手部分が
“タスキ”のように細長い紐を作り(もしくはアクリルテープ)
挟み込んで作るものがほとんど。


手前みそですが、
その点、ashのたまごバッグは↓

　　　　

このように持ち手に継ぎ目がなく
きれいな形を保つように特殊な芯を入れ、
全体で見ると、「コロっ」とした丸い形に見えるように
計算してデザインしています。

でもこれは持ち手が短いからできる技術。
長いとこれは絶対できない～。
芯が入らんのですわ～。


だから、どうすればいいのか悶絶苦しみ
あーでもないこーでもない、といろいろ試行錯誤。


でも「絶対、全体の形を崩したくない！」とこだわり、
なんとか長くすることに成功しました。
細かいことは内緒ですが。。。

　　　　


本体のほうにも厚めのキルト芯を入れ
しっかり丸い形がキープできるようにしています。

もし実物を手に取られたら、
形がきれいに保たれてるのに驚かれるはず。

　　　　

マチはないのですが、
ダーツをしっかりいれており
底に向かってふっくらしています。

結構荷物も入ると思います。


　　　　

内側はちょっと華やかに、ベージュ地×真っ赤の小花柄。

一つポケットあり。



思い入れのあるバッグなので
今回の改良は

「・・・ふ～、できた」

と、
夕陽を背にたばこで決めたい気分なのです・・・

あ、私全くたばこ吸いません。若い頃5本挑戦しましたが、気管支が弱くダメでした～





　



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