さるやは行く!!!  

何にでも興味があるが長続きしない。
そんなさるやが毎日を目標にアップしている、気まぐれなブログです。

 無心 ( 白馬岳 )

2011年07月30日 | 魅惑の山登りの話。

 さるやの足で 1時間弱で

 大雪渓のしっぽが見えてきます。

 「 あれが 有名な ・・・ 」 と 

 メジャーなところへ行くのは 少し 恥ずかしい気持ちのさるやです。

 

 

 主水さんは 頭が 蒸れてしまったようです。

 

 

 

 

 

                         

                         本番の雪渓まで

                         ヘルメットはお預けです。

 

 

 

 

 

 微かに

 どこかの写真で見慣れた山荘が見えて

 

 とうとう 大雪渓の麓まで やってきたんだって

 なんだか 覚悟みたいなものが

 

 

 もう 登るんだって 

 登るのが当然なんだって

 それしか 道は ないんだって

 

 

 

 雪渓は さるやに 言っていました。

 

 

 

 

 

 ようこそ ・・ と 言われても

 あまり 嬉しい気持ちはしなかった。

 ようこそって 歓迎されても

 

 大雪渓へそんなに導いていいんだろうか?と 

 さるやは 思ってしまった。

 

 

 主水さんは 連れてきてくれた割に

 とても キケンなところだと 念を押した。

 

 そう ・・・・

 

 さるやは 緊張 していた。

 

               

          だって 主水さんがあんまり

          キケンだ 危ない 気をつけろ! と

          言うもんだから

          鈍足なさるやは

          無事に通れるのか とても 心配していた。

 

     

 

                             

 

                                       

 

 実際 小屋から少し登って雪渓に出てみると

 

 

 

          

          当たればひとたまりもないような石が

          ごろごろしていた。

         それでも 石が当たるのは 現実味がないような気がした。

 

 

 

 現場用ヘルメットの紐を締めなおして

 

 

 6本爪のアイゼンを履くと

 さるやは 複雑な気持ちで

 大雪渓へ 下り立った。

 

 

 

 暑いのが 大の苦手な さるやにとっては

 この時期とても助かる涼風が吹く お助け登山道が

 べんがらで記されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 幸い ホワイトアウト が訪れる気配もないから

 淡々と歩いて行けば

 雪渓を抜けられそうだ。

 

 

 

 

 さるやは 2号雪渓を探しながら

 出来るだけ 速く 実際は のろのろと ・・・ ヾ(・_・;)チョット‥

 日本一有名な雪渓を 登って行った。

 

 

 

 

          

          さるやは今見たらこんなに石がごろごろしてたんだけど

          ・・・いや こうしてみると たくさん 落石が あるんだねぇ~・・・

          登っているときは 落石は無かったし

          石は雪渓の上で 安定しているみたいに見えたから

          ここが 毎年のように事故を起こす雪渓だなんて

          信じられなかった。

 

 

 

 と・・・まあ

 主水さんに言わせると

 キケン予知能力の低い さるや。

 歩行の能力も 低いのだが・・・・

 

 日本一有名な雪渓を歩行中。

 

 

 

 

 

                        

                        拾っちゃいけない 石もある ・・・。

 


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