先週(9/30~10/4)までの5日間、中学2年生の生徒さん2名が
「14歳の挑戦!」として、朝日町社会福祉協議会に職場体験に来てくれました。
朝日町社会福祉協議会として、14歳の挑戦の生徒さんを受け入れるのは初めてです。
職員も毎日「どうやって生徒さんたちに学び・体験してもらえば良いか」試行錯誤の日々でした。
初日は、中学生の緊張をほぐすため、
車椅子の試乗体験をしてもらいました。
車椅子に乗ったまま、車に乗る体験もしてもらいました。
車椅子は揺れるので「怖かった。」ようです。
翌日からは、地域の集いの場にも出かけました。
いきいきサロンに顔を出せば、おばあちゃんたちが大喜び!
「若い人から元気もらうわ」と言い、ずーっとニコニコ笑顔でした。
蛭谷のバタバタ茶伝承館にも出かけました。
ご近所のおじいさんから、バタバタ茶のたて方を教わりました。
また、蛭谷の生活について話を伺ったり、朝日町の伝統文化について伺いました。
中学生の2人は、人とコミュニケーションする難しさや楽しさを感じたようでした。
10月1日からは、赤い羽根共同募金の運動期間です。
赤い羽根共同募金の募金箱の設置をお願いしに行ったり、
街頭募金で募金を募ったりしました。
中学生は、「赤い羽根共同募金の使い道を説明するのが難しかった」
「大きな声を出す時には、勇気が必要だった」そうです。
認知症ステップアップ講座にも参加しました。
グループワークに入り、皆さんの意見を聴きました。
最終日には、振り返りのワークをしました。
①実際に働いてみて、気づいたことや感じたこと、発見したこと
②今後の学校生活で活かしたいことや、具体的に取り組みたいこと
この2つの項目について、付箋を使いながら自分たちの思いを書いてくれました。
付箋の内容は、
・社会福祉協議会は人との関わりが多い
・だからこそ、コミュニケーションが大切
・もっと積極的にコミュニケーションを取っていきたい
・募金活動をしていたら、興味を持ちたい
・周りの人に募金のことについて伝えたい etc・・・・・
毎日、様々な体験を詰め込んだため、集いの場に出かけたり
会議に参加したり忙しい日々でした。
社会福祉協議会について、よく分からなかったかもしれません。
それでも、「人と交流する楽しさ」を体験し、コミュニケーションの大切さに気付き
また「町に興味をもつ」人になったもらえたらうれしいです。