JECCの企画山行で、谷川岳のマチガ沢で雪上訓練してきました。マチガ沢から二ノ沢出合いから50mくらい上がったところで実施。先生は、JECCの吉○さん。生徒?はベテランの梅○さん、私。余裕が無かったので、写真はナシ。
はじめての雪上訓練。今までに雪山に行ってましたが、ただ先輩達に引っ張り上げてもらってたようなモノ。ワカンやアイゼンを付けての歩行、ダブルアックスのムーブ、懸垂下降などを現場で教えてもらいいきなり雪山登攀をやってた、のですが、今回はビレイや滑落停止など”あたりまえ”のことの訓練してきました。
6月の谷川なので雪の状態はかため、二ノ沢の30度くらいの斜度で、キックステップで思いっきりけって深さ3~5cmくらい靴が雪に入る。午後になると雪が融けてやわらかくなりシャリシャリしてました。
備忘録
※内容については責任を持ちません。参考程度にしてください。
■歩行(のぼり)
基本的にキックステップ。
■歩行(くだり)
こちらもキックステップ。
■滑落停止
雪面で滑落した場合、ピッケルを雪面に挿すのと同時に身体の摩擦で停止する。ピッケルの尖ったほうを前に向けて右手で持ち、滑落した瞬間に腹ばいになってピッケルを両手で持つ。このときの姿勢は両足をまげて、雪面に対してべたっと身体全体をくっつける。この訓練して、くだりがちょっと怖くなくなった。
■確保技術訓練
器具を使わないボディビレイは、フォローなどが滑落した場合、いきなり止めると衝撃が大きくなるため、徐々に制動を利かす。
・腰がらみ
フォローの確保として足場を固め、ロープを腰にまわす。フォローが滑落した場合、左手を曲げ徐々に制動を利かせていく。
・スタンディングアックスビレイ
ピッケルを根本まで雪に挿し、アックスにカラビナをつける。この時、ヌンチャクみたいに長いとピッケルが抜ける方向に引っ張られるのでダメ。短いロープスリングなどでカラビナをかける。クライマー/フォローの方のロープを先ほどのカラビナにかける。片足でアックスを踏みつけ、肩がらみのビレイ体勢をとる。
・8環ビレイ(支点による)
・ハンドビレイ(支点による)
■懸垂下降
基本的に灌木や立ち木などがあればそこにロープをかけて懸垂下降するが、今回はボラードを作った。
・スノーボラード
アックス/ピッケルでこんな形→ () の線を掘る。深さは40~50cm。深さは雪の固さや斜度によっても適切な深さは変わると思う。その後、8環(エイトカン)で懸垂下降。
■総まとめ
・グリセード
練習地点からさらに50mくらい上がり、ピッケルでバランスをとりながら両足で斜面をすべる。すぐに滑落停止の体勢を取れるようにピッケルを左側で持ち、斜面を滑った。吉○さんは、スキーの要領でブーツのエッジを利かせ右に左に曲がってた。
はじめての雪上訓練。今までに雪山に行ってましたが、ただ先輩達に引っ張り上げてもらってたようなモノ。ワカンやアイゼンを付けての歩行、ダブルアックスのムーブ、懸垂下降などを現場で教えてもらいいきなり雪山登攀をやってた、のですが、今回はビレイや滑落停止など”あたりまえ”のことの訓練してきました。
6月の谷川なので雪の状態はかため、二ノ沢の30度くらいの斜度で、キックステップで思いっきりけって深さ3~5cmくらい靴が雪に入る。午後になると雪が融けてやわらかくなりシャリシャリしてました。
備忘録
※内容については責任を持ちません。参考程度にしてください。
■歩行(のぼり)
基本的にキックステップ。
■歩行(くだり)
こちらもキックステップ。
■滑落停止
雪面で滑落した場合、ピッケルを雪面に挿すのと同時に身体の摩擦で停止する。ピッケルの尖ったほうを前に向けて右手で持ち、滑落した瞬間に腹ばいになってピッケルを両手で持つ。このときの姿勢は両足をまげて、雪面に対してべたっと身体全体をくっつける。この訓練して、くだりがちょっと怖くなくなった。
■確保技術訓練
器具を使わないボディビレイは、フォローなどが滑落した場合、いきなり止めると衝撃が大きくなるため、徐々に制動を利かす。
・腰がらみ
フォローの確保として足場を固め、ロープを腰にまわす。フォローが滑落した場合、左手を曲げ徐々に制動を利かせていく。
・スタンディングアックスビレイ
ピッケルを根本まで雪に挿し、アックスにカラビナをつける。この時、ヌンチャクみたいに長いとピッケルが抜ける方向に引っ張られるのでダメ。短いロープスリングなどでカラビナをかける。クライマー/フォローの方のロープを先ほどのカラビナにかける。片足でアックスを踏みつけ、肩がらみのビレイ体勢をとる。
・8環ビレイ(支点による)
・ハンドビレイ(支点による)
■懸垂下降
基本的に灌木や立ち木などがあればそこにロープをかけて懸垂下降するが、今回はボラードを作った。
・スノーボラード
アックス/ピッケルでこんな形→ () の線を掘る。深さは40~50cm。深さは雪の固さや斜度によっても適切な深さは変わると思う。その後、8環(エイトカン)で懸垂下降。
■総まとめ
・グリセード
練習地点からさらに50mくらい上がり、ピッケルでバランスをとりながら両足で斜面をすべる。すぐに滑落停止の体勢を取れるようにピッケルを左側で持ち、斜面を滑った。吉○さんは、スキーの要領でブーツのエッジを利かせ右に左に曲がってた。
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