5月24の記録です
今日はお遍路開始当初から計画していた沖ノ島訪問です。お遍路記事はありませんので読み飛ばしてください
なぜ沖ノ島なのかと言いますと思いっきりプライベートです
実は今は亡き父が太平洋戦争当時の赴任先が沖ノ島と聞いています。断片的な情報ですが
・敵機が上空を飛んだら無線で呉に連絡していた
・沖ノ島の方々は兵隊さんに対し大変暖かく接して下さった
だけです。お遍路のお礼と父が過ごした地を訪れる目的で訪問しました
沖ノ島に渡るには宿毛市市営定期船で行きます。1日2便のみ!
観光センター1Fが切符売り場です
この船に乗ります
前日が大雨でうねりが残っているか心配していましたが午前中は穏やかでした
最初は沖ノ島広瀬に到着
灯台付近、島の南側を歩きますが戦争遺構のような場所は見つかりません。地元のおじいさんに聞いても無さそうです
島の北側へ6km移動し母島(もしま)を目指します
下の写真は母島の旅館です
旅館おきのしまさんのご主人にお聞きし太平洋戦争当時の砲台跡が妹背山頂上にあることが判明しました。「沖ノ島は軍艦が呉軍港に入る際灯台が重要な拠点で、灯台を守るため砲台が設置されたと経緯を詳しく教えてくださりました。旅館おきのしまさんありがとうございます
妹背山は母島から登り1時間40分の行程と聞いたので11:20出発です。15:20最終船が到着するのでぎりぎり妹背山往復できると判断して山登りです
しかしながら山は植物が成長し非常に険しい道でした。昨日の雨で一部ぬかるんでいます
登山道にいのしし注意の表記あり
登山途中の山伏神社
道を間違え山伏神社奥の**杉の下に猛禽類の雛がピーピー鳴いています。
きっと巣から落ちてしまったと思います。こちらを見て「助けてください」と泣いているようで切なかったですが自然に人工の手を加えるのは良くないので「がんばって生きろよ!」とお祈りし後にしました。
更に上ると妹背山404mの375mまで登りましたが登山道にイノシシの掘り起こした穴が多数出てきたので登山中断です
登山地図も持たず方位磁石も無く登山道に結んであるピンクリボンだけの登山ではあまりにも危険です。
いのししの掘り起こした穴
戦争時代の遺構も判ったのでまた装備を整え出直しします
母島の港で船を待っていると港の中でウミガメを見ました。見えたと思えば一瞬で海中深く潜り見えなくなります。写真には撮れませんでしたが定期船切符売り場の方に聞くと「普通にウミガメが見える港」だそうです。一瞬見ただけですが甲羅の大きさは1.2m以上あります
母島に定期船が到着しました。
この船(すくも)はハイレベルな装備で横推進もあり90°回転も可能です
今回は目的を果たすことかないまんでしたが、ぜひもう一度訪ねたい島です。沖ノ島の皆さんありがとうございました
歩いた距離 船旅なので測定していません
歩数 36889歩(妹背山の登山が効いた!)
今日もマメ作ってしまった! マメつぶしの儀式開始です
以上