「ところで今年もあの企画、行こうと思っている。」と川端
「えっ、ほんとに?」と影田
「うん。今回間だいぶ空いちゃったしな。そのお詫びもあるから。」と川端
「ありがたいことですよ。」と影田
「実は去年、年末この企画でくたびれちゃった経緯がある。」と川端
「健康を害したとか。」と影田
「そこまではいかないけど、まあね。自分はもともとそんなに体力のあるほうではないからな。」
「浄書を、まだいいだろう、と先延ばしにしていたら、他にやることもあって、どんどん日数がなくなって
そういうわけでしんどい経験をしたよ。」と川端
「そういうことがありましたか。」と影田
「ええ。」と川端
「ではまた今度お話ししましょう。」と川端
「はい、お願いします。」と影田が返した。