きづがわ讃歌 

あらゆる神話が崩れ去った今、周縁の先を見るartな視点でコミュニティを捉え直すとき、何かが生まれるのかもしれない

emargence

2012-05-26 00:14:57 | 日記
実行委員に当てた報告を作る。リタさんからブログの名前をEMERGENCEはどうかという提案があったのは昨日書いた。ブログを作ってるYさんに報告。彼女からエマージェンスにしようとメールがあった。ともかく立ち上げてみよう。実行委員だけのパスワードで投稿できる。短い文ならコメントも出来る。さて、エマージェンスの意味。勝手にこんなふうに思っている。

Aさんの発言を受けて、Bさんがひらめいたことを言われる。それを受けて、Cさんが違う角度から思ったことを言われる。DさんFさん、アトランダムに話が続く。一瞬沈黙、一瞬沸き立つ。いつのまにか話題が飛んだり戻ったり、一見混沌としている。そこにふいにある考えが浮かぶ。今まで思いもされなかった感覚・・・。そのような状態、その状態から生まれたあるもの・・・。そのようなのをエマ-ジェンス(創発)というのだろうか。

確かにこの前の話し合いからブログを作るということになった。その結果よりも何かそれぞれ話し合いの中で触発されて考え込まされたり気付きがあったりしたかもしれない。私自身圧倒されながらも、自分の中の何かが崩れ何かが出来て行ってるような新しい細胞が出来て行ってるような感じがした。それをリタさんも感じたのだろう。いろんな立場の人がいる。ボランティアでイベントの企画をしている人、主婦、元小学校教師、大学の先生、環境保護主義者、絵描き、ピアノの先生、詩人、翻訳家、平和主義者、元議員、学術博士、農園主、元英語教師、コンサルタントなどなどてんでばらばらがいい。
創発(emergence) パソコンで調べてみた。

「創発」とは - 創発(emergence) 一般的な定義 部分の性質の単純な総和にとどまらない性質が、全体として現れること。 局所的な複数の相互作用がさらに組織化することで、大域的に個別の要素の振る舞いを凌駕する...

決めることは最低限にしたい。タゴールさんの詩をどのようにそれぞれが感じるか。それも面白いが、もうひとつ昨日引用したタゴールさんの詩の実際的なことを試みる。
タゴールさんについて資料を頂いた京都女子大の先生コペルニクスさんからのコメントをもらった。「emergence、創発。ですよね。私も好きな言葉。」
えらいことになってきた。失敗を恐れないこと。1パーセントにかける。

post by タヌー

emergent・・・創発・・・

2012-05-25 21:54:45 | 日記
こんにちは
メール転送いただいてありがとうございます。
英語音痴なのですが、娘に少し訳してもらって、大体の意味は分かった気がしています  笑

emergent
・・・・創発・・・ですか?

日本語で「創発」というのは定着してないですよね。
リタさんがおっしゃる意味では、「ネットワーク」なんて言葉が定着してるのかなぁ?

でも、一見カオス的に見えても、その実原子レベルでは単調な動きをしているというような・・・単調な動きなのだけれど、それらが伝達しあうことで、爆発的な新しい何かが、想像もつかないような何かが生まれる・・・という意味合いを内包しているとしたら
ネットワークでは哲学性にに欠けるのかな?

難しいですね。
一層のこと、日本語に訳さず 〝emergence"  をそのままブログ名にするのはどうですか?

あの日のリタさんのお話はとても深く魅力的で、東洋的なものの根源はやはりインドにあるのかも?と考えさせられました。

今回のメールも、とても面白く(といっても、本当に意味が分かっているかどうか自信ないのですが・・・)

みなさんのお蔭で、心が楽しんでいます。
    
                         by yukami



この変な報告書を作っている私

「この会をどう進めていくか」を考えつつ、急に沸いてきたブログを共有しようという発想を生み出したこの前の会、奥行きと広がりを誰しも感じられたとしたら、それをリタさんは"emergence" とブログ名をしようとの提案、納得できます。

Aさんの発言を受けて、Bさんがひらめいたことを言われる。それを受けて、Cさんが違う角度から思ったことを言われる。DさんFさん、アトランダムに話が続く。一瞬沈黙、一瞬沸き立つ。

いつのまにか話題が飛んだり戻ったり、一見混沌としている。そこにふいにある考えが浮かぶ。今まで思いもされなかった感覚・・・。そのような状態、その状態から生まれたあるもの・・・。そのようなのをエマ-ジェンス(創発)というのだろうか。

タゴールさんについて資料を頂いた京都女子大の先生コペルニクスさんからのコメント「emergence、創発。ですよね。私も好きな言葉。」

皆さんはどのようなこと思われましたか。

                       by okumura


リタさんからのメール

2012-05-25 21:50:21 | 日記
Dear Friends:



It was a wonderful opportunity Okumura san provided us to met his very enlightened group of friends and acquaintances. Each of us in our own way are doing important work. Our work though varied carries uniting features of sensitivity, tranquility, peace, good humor & celebration, all qualities relevant to the human future on this planet.



Indeed it was a pleasure to meet several like minded people in the same room with such delightful variety of talents yet sharing a commonality of purpose to work towards creative, joyful, healthy and sustainable communities. Thank you Okumura san to be so driven in what you do whether you do your koryu in Udaipur, Rajasthan or in Takanaohara, Japan.



Following the above line of contemplation about our meeting last Sunday this is a word that came to me: "Emergent" (Etymology: Latin - energens, emerging) definition: arising, often unexpectedly, or improving or modifying an existing thing. I wonder if the group would perhaps like to translate this word to Japanese Emergent/ or Emergence for use in the blog that was suggested.



I believe 'Emergent or emergence' would also fit with the visions of philosophers like Rabindra Nath Tagore and Mahatma Gandhi who were always creatively engaged in community and its process of transformation. (Kimiko san,perhaps that is what your guruji the late Eknath Easwaran was also doing work that is inherently transformative).



In philosophy, systems theory, science, and art, emergence is the way complex systems and patterns arise out of a multiplicity of relatively simple interactions. Emergence is central to the theories of integrative levels and of complex systems. (from wikipedia)



Jeffrey Goldstein in the School of Business at Adelphi University provides a current definition of emergence in the journal, Emergence(Goldstein 1999). Goldstein initially defined emergence as: "the arising of novel and coherent structures, patterns and properties during the process of self-organization in complex systems".



The common characteristics are: (1) radical novelty (features not previously observed in systems); (2) coherence or correlation (meaning integrated wholes that maintain themselves over some period of time); (3) A global or macro "level" (i.e. there is some property of "wholeness"); (4) it is the product of a dynamical process (it evolves); and (5) it is "ostensive" (it can be perceived). For good measure, Goldstein throws in supervenience -- downward causation. (Corning 2002)



Anyway, dear friends, i am sure each one of you have excellent suggestions as well for the blog name, either "emergent/or emergence " is my suggestion.



With Kind Regards,

Sincerely,

Rita Dixit-Kubiak


5月20日はじめてのミーティング

2012-05-25 21:39:37 | 日記
12時半、リタさんの友人、ゆり子さんと紀美子さん、私のインドのグル、リタさんと高の原で待ち合わせ。我が家へ・・・。1時に実行委員の集まりに来てもらうよう声をかけている。

1時半10人ほど集まったのではじめる。強力なメンバーだ。

自己紹介の後、今回のイベントの動機から説明をする。どのようなイベントをするか、それまでのおおよその予定、またただイベントは一回限りではなく、続ける。と同時にタゴール農園のイベントとも連動させる。そのような説明をした。納得してもらったと実感する。と同時に、参加者はそれぞれやろうとするものを持ってられる。木津川市の文化を高めるという意味では共通している。

ブログを作ることになった。パスワードでいつでもメンバーは自分のイベントを書き込める。お互い個別に活動していたのが、これで少しは一緒に思いを共有しながら進めるだろう。


実行委員のミーティング、ひらめくものがある。10人の方が集まった。一人ひとり、今度の企画に多少なりとも心に感じてもらっていたように思う。答えなくてはと思う気持ちがわく。そのせいでもないが、思うところがある。

『スローライフでいこう』スタイナー紀美子さんの翻訳の本を読んでいる。過去は過ぎ去ってしまったこと、未来はまだ来ていない。今このとき一瞬にしか生きていない。そのような内容だった。気づかせてもらった。今回の実行委員に集まってきた方それぞれに夢というか、したいことというか述べられた。みんなユートピアを描いている!と強く思った。そのような社会を作りたい。そのような自分になりたい。後ろは見ていない。前を見ている。そうだ!ひらめいた!この集まりこそユートピアにしようと・・・。タゴール生誕のイベントの実行委員、その仕事をなすことよりもそれをするその一瞬こそが大事なのだと・・・。十分言い切れていない。

タゴールの言葉を再録する。
 
 魂の永遠の自由は愛の中に
 偉大なものは小さなものの中に
 無限は有限の絆の中に
 見出される。


この詩の意味を確かめる。この詩をこの今ここに体現する。

ユートピアはここ、この今なのだ。そんなあつまりにする。

「無限は有限のキズナの中に・・・。」「偉大なものは無価値の中に・・・。」「永遠の愛は心の自由の中に・・・」

そう強く感じた。ホームページが出来ている。仮タイトル、グルの言葉から"edge of time"「時の周縁」詩人のYさんがなづける。リタさんがメールでサジェッション"emergence"なんだか難しくなってきた。ブログから

次回6月3日日曜日1時半から4時半まで梅皐庵でと決めて解散。多彩な顔ぶれで触発される。
次回までに、『タゴール詩集―ギータンジャリ』岩波文庫赤63-1の一部を読んでくることになった。
紀美子さんが自分の本を2冊寄付。翻訳家だ。今、翻訳しているのがガンジーの本らしい。
               
by okumura(私のブログから 5/20)