暴力団 と ゴッツァン

野球賭博に関与していた部屋付き親方として、週刊誌で実名報道された
大嶽親方は、警視庁の事情聴取を受け関与を認めた。

弟子を指導する立場の親方が野球賭博に関与していたことが、問題視されて
いるが、大嶽親方には封印された過去があった。

子供の頃、手の付けられないワルだったようだが、こんなことは相撲界では
珍しいことではない。

むしろ、相撲取りとして、出世するにはこれぐらいの闘争心は必要だろう。
大嶽親方の場合は、親の素性だ。

今回、琴光喜を恐喝した暴力団員が幕下力士の実兄だった、というように
力士の身内に暴力団関係者が少なからずいるようだ。

恐喝された琴光喜はその相談を大嶽親方にしている。
蛇の道は蛇、ということだったのだろうか？

ところで、大嶽親方は大鵬親方の娘と結婚して、大鵬部屋を継承している
訳だが、婿養子になっている。
過去を消したいために、あえて養子になったというのは邪推のしすぎか。

昔から相撲界と暴力団の関係は根が深い。
昔から地方巡業興行は暴力団が仕切り、暴力団と持ちつ持たれつだろう。

大嶽親方はスケープゴートで、今までも慣習的にやってた可能性大。
八百長試合も、何度もスクープされながら協会が必死にもみ消してきた。

協会も、ここまでくれば、朝青龍に品格云々を言える身分じゃないだろ。
朝青龍にならって全員辞めてもらおうか。

野球に賭けるのは悪で、取り組みに賭ける懸賞金はOKなのですね。
もう、「ごっつぁん」、「ごっつぁん」では済まないぜ。

相撲界だけを捜査しているが、警察は暴力団を捜査しないのは何故?
これだけの不祥事のあった相撲中継を、NHKがどう判断するか楽しみである。

相撲がなくなると、デブ少年とモンゴル人の夢が・・・ ・・・・。


相撲甚句