Der König Hat Eselsohren

カポディモンテ美術館展@国立西洋美術館



現地で写真取り忘れた…orz

ゼミ旅行の合間に行ってきました。
だって、何かあったときに、すぐに駆けつけられないとマズイし。


平日の午後だ、というのを割り引いても、意外と客が少なかった。
やはり、誰でも知ってるビッグネーム、みたいな画家の作品があまり来ていないせいか。
普通に世界史の教科書に載ってるような人は、エル・グレコぐらいで、他に有名どころといったら、グイド・レニとか、パルミジャニーノとか、ルカ・ジョルダーノとか、カラッチとか。
結構、好きな人じゃないとわからない名前が多いな。

でも、来ている作品の質は、めちゃくちゃ高い。
ルネサンスからバロックに掛けての名品揃いといった趣だ。
ティツィアーノの「マグダラのマリア」とか、ジェンティレスキの「ユーディトとホロフェルネス」と言った、どこかで見たことのある絵も混じっている。

今回のポスターにもなっている、パルミジャニーノの「貴婦人の肖像」も実に綺麗。
豪華な衣装、繊細な筆致、怜悧な表情。
向き合っていると、こんないい加減な格好で来て、ごめんなさい、といいたくなる(笑)

遠目に見て、ラ・トゥールか?!と思ったら、エル・グレコだったf(^_^;

確かに、近付けば近付くほど、筆致は間違いなくエル・グレコなんだけど、エル・グレコっぽくない題材と構図にびっくり。

グイド・レニも、日本ではなかなか実物を見る機会がないし、なかなかオススメです。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「文化・芸術」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事