Der König Hat Eselsohren

Dresden(2)

今泊まってる部屋は、古い建物(たぶん)の中庭に向いている部屋なのだが、その中庭が屋根がかけられ、アトリウムとなっているので、窓を開けてると話し声が聞こえるし、安全上もちと問題。
なので、ちゃんと空調がついている。
ので、ちゃんとゆっくり眠れるのかと思いきや、やっぱり4時過ぎくらいから、何度も目が覚めるんだな(笑)

暑いからではなく。
何か心配事があるからではなく。

老化?f(^_^;

さて、今日は朝食の後、午前中はアルテ・マイスター美術館、午後はゼンパーオーパー。
ホテル自体が旧市街の中なんで、10時過ぎまでのんびり。
現金なもんで、ライブが見られると確定しただけで、気分は余裕綽々(笑)
あくまでも主目的はライブであって、観光はついでなんだよね、みたいな。←ヤなヤツ。

実は、というか、別に暴露でも何でもないが、ドイツのガイドブックは今も2005年版を使っている。
2005年版の「地球の歩き方」と「わがまま歩き」。
たぶん、前回来たときには、わがまま歩きの方を持ってきたんだろう、と思い、今回は地球の歩き方のページをコピーして持参。
でも、他の場所はともかく、ドレスデンとベルリンだけは、古いガイドブックは当てにならないかも(笑)
もちろん、何がどこにある、という情報は、ある程度まではあってるのだが、細々したところが変更されている。
それどころか、今日のアルテ・マイスター美術館なんて、ガイドブックが出て間もないときに行ったのに、全然違ってたからね。
前回は2006年6月だったが、その時点で、美術館の半分は工事で閉鎖。
実は、見ていない作品も多い。

で。

8年経って、これまた相当違うんですけど!!f(^_^;
地階(日本でいう1階)の展示室に入ってすぐ、真向かいに、ラファエロの「システィーナの聖母」。
あの、天使が肘ついてるヤツですよ。
これ、見た記憶すらない。ここの目玉なのにf(^_^;

他に、フェルメールは、当時、探したけれど展示されてなかった。
2点あるうち、明らかにまだ見ていない作品の1つが「遣り手婆」だ。
つか、タイトルの日本語訳って、たいてい「遣り手婆」だが、その場で辞書で確認したら、やっぱ「売春斡旋婦」だった(笑)
もう一つ「手紙を読む女」の方は、展示室自体は確かに8年前にも来ているけれど、間違いなく、ここには展示されてなかったな。
で、これで一体全体、どれだけのフェルメールを見たんだ?
明らかにまだ見てないのは「デルフトの眺望」なんだけど。
もしかして、残りはそれと、盗難中の作品だけなのでは?f(^_^;

レンブラントやルーベンスは見たなぁ。
ティントレットも見たなぁ、と思いつつも、ジョルジョーネのビーナスも、見たかどうだか記憶にない。
この作品自体はめちゃくちゃ有名だけど、生で見た記憶はないぞ。
というか、実物を見ると、背景の風景画がとってつけたようなのがたまらん(笑)

逆に、ムリーリョやスルバランなど、スペイン絵画はもっとあった気がするんだが…。
あのときは疲れ果てていたこともあって、実に遠い記憶に…f(^_^;

前回は、有名な緑の丸天井が午前中しか見られない!というように、日程的にかなり制約があり、緑の丸天井と、陶器博物館以外は、どこを見るのも疲れ果てていたなぁ(笑)
ツヴィンガー宮殿の端にある、ここもその1つ。



ぐるっと回って降りてくると、12時半過ぎ。
そこそこしっかり朝食を食べてきたつもりだが、微妙に腹減った。
でも、あくまでも微妙なんで、あまりにもがっつりしたものは食べたくないなぁ。

ということで、そこら辺を歩き回って、立ち食いじゃなくカリーヴルストを出している店を発見!
ここにしよう!
ビールとカリーヴルストを注文すると。



なんだがお上品なカリーヴルスト(笑)
でも、結構お腹にたまる系だぜ!!orz
食べながら、カリーケチャップを買って帰りたい衝動に駆られつつ、以前、買って帰ってから、あまり使う機会がなく、使い切るのに苦労したことを思い出す…f(^_^;

かなりゆっくりした挙げ句に、トイレまで済ませて出てきたのが14時過ぎ。
ガイドツアーが14時30分からなので、微妙すぎる…。
なので、ゼンパーオーパーの周りをうろうろ(笑)
気温は日本に比べたら、嘘みたいに涼しいが、日が当たってるので結構暑い。
あぁ、明日がこういう、雨の心配もないような天気だったらいいのに…orz

14時半、ガイドツアー開始。
もちろん、他の参加者はみんなドイツ人(だと思う)。
なので、説明も容赦なく早い。
わかるところはわかるが、わからないところはわからないf(^_^;
というか、はっきりとわかるのが4割弱、何となくわかるのが2割くらい、ってな感じ?
これでも、以前よりは、ずいぶん進化したと思うんだが(笑)

内部の撮影は、3EURO払って許可をもらわないとできないので、どこも撮れず。

旧市街のガイドに移ってからも、特別写真を撮る気にはならず(笑)
で、説明を聞いていると、やたらと数字というか、再建にいくらかかったとか、何年かかったとか、やたらと数字の話が多い(笑)
でも、あまり細かいところまでは見ていなかった、ツヴィンガー宮殿の装飾とか、宮殿や教会以外の、この辺りの建物の再建の話とか、ガイドブックだけしか見ていない身には結構面白かった。

予定を少々過ぎて、17時過ぎにガイドツアー終了。

とりあえず、とてものどが渇いたんだが、どこかに座って飲むとなると、どうしてもビールやワインを注文したくなってしまうので、ぶらぶらしていた途中のアイス屋でペットボトルの水をゲット(笑)
生き返った~!!

で、朝のうちに検索していた店で、ずっと前から気になっていた、バーバラ・リールのバッグをゲット!!
実は、今回、ANAの機内販売にもあったのだが、どうもデザインが気に入らないというか、自分が持つには違うな!という感じで。
バーバラ・リールってかなりツボなんだけど、時々、好きじゃないなぁ、というデザインがあるんだよね。
でもって、日本でもたいていはセレクトショップにあるんで、どの店に行ったらどのデザインのものがあるのか、不確定。
ドイツでも、扱ってる店は、日本以上に少ないのでは?

でも、元々欲しかった上に、明日のライブに行くにあたり、ずっと肩から斜めがけをしておける、小さめのバッグが欲しいんだよ。
財布とスマホとビニールの雨合羽が入るくらいの(笑)

今回見つけたのは、かなり好みの図柄だったんで、即決!!

バッグも見つかったし、のどの渇きも癒えたし、かといって、まだ6時だし(笑)
ということで、ブリュールのテラスにある店まで行って、Proseccoを注文。
エルベ川を眺めながら、スパークリングワインを2杯飲みましたがなf(^_^;

その後、炭酸水の買い足しと、今日のつまみのサラダを調達。
昨日と同じ青果店で、パックのツナサラダを買いつつ、ドレッシングが別売りだったので、どれが一番美味しい?と無茶ぶり(笑)

部屋に帰ってきたのが、昨日より早いので、今日はこのある気疲れを癒やすために、風呂!!
わくわくしつつ、風呂に湯を張って、スイッチオン!

ぶお~~~~~!!

音とともに、湯船の底から泡が吹き出してます(笑)
照明のスイッチを押すと、脇の照明が照らし出すよ♪
でも。
湯船が大きすぎて、おぼれるのを防ぐのに必死で、疲れに効いているかどうかは不明…f(^_^;
これ、明日、ライブから帰ってきてから入るには、結構危険かもしれないなぁ(笑)
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